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倉田哲郎

2010年07月20日

緑のBOX?

萱野中央の土地区画整理事業が完了し、商業核visolaを擁する新たな“まち”がグランドオープンした2003年10月頃、僕は箕面市役所の一職員でした。
visolaの南側には市営駐車場があるんですが、その頃、僕はこんなことを聞いてました。

「市営駐車場は、今は灰色の無機質な箱。
 でも、周りの樹が育って、壁面にはツタが覆っていくので、
 将来は市営駐車場が丸ごと“緑のBOX”になるんだよ。」

実は、僕、けっこう楽しみにしていたのでした。それから1年が経ち、2年が経ち、なかなか“緑のBOX”になりません。・・・でもまあ、緑が育つには時間がかかるから、気長に待つしかないのかな・・・などと思いつつ。

それから2年ほど東京で仕事をした後、箕面市長に就任させていただいたのが2008年8月。
それでもまだまったく“緑のBOX”は出現していませんでした。さすがに5年近く待ったのだから、そろそろいいかなと思って、就任してすぐ職員に聞いてみました。

「萱野の市営駐車場って“緑のBOX”になるハズじゃありませんでした?
 実は、僕、5年越しで楽しみに待ってるんです。」

すると、当時をよく知る職員も少なからず同じ想いはあった様子で、なかなか緑が育たなかった原因究明と対策を快諾。もともとご商売柄、緑に造詣の深い市議会議員さん(神代議員・中井議員)のアドバイスもいただき、試行錯誤がはじまりました。

その結果、昨年の夏はなかなかうまくいきませんでした。
・・・でも、ようやく今年は!!!(↓)
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少しずつですが、それっぽくなってきました!いやー、嬉しいです。
“緑のBOX”を見てて、(当たり前ですけど)モノゴトってのは形になるのになかなか時間がかかるものだと改めて実感(笑)。

・・・早いもので、8月で市長に就任させていただいて2年を迎えます。
今年は、全小・中学校の一斉改修、箕面駅前〜滝道の再整備、桜井駅前の暫定ロータリー整備、止々呂美ふるさと自然館、第2総合運動場の保育所新設をはじめ、ハード・ソフト両面で、これまで2年の準備を経てきた多くのものが、ようやく実際に目に見えはじめるタイミング。
工事車両の行き来なども増えますので、今年は特に市内を動くときにはぜひご留意いただければ幸いです。

ところで、7〜8月の週末(金・土・日)は「箕面の川床」第2弾です!
ゴールデンウィーク時の川床(第1弾)の賑わいはこちらにレポートしていますが、なかでも今度は「夜の川床」。詳しくは箕面市「川床」特設サイトをご覧ください!(・・・ちなみにまったくの余談ですがチラシ(↓)に使われている夜の川床の景色・・・実は僕の写真です(笑)。)
ライトアップもされている瀧道をぜひ楽しんでいただきたいと思います。
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posted by 倉田哲郎 at 15:58 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年07月01日

北大阪急行の延伸(その10)〜市長に就任してから(下)

平成21年4月11日、新聞にデカデカと掲載された「関西鉄道網“環”の完成を」という記事。その内容は、関西の鉄道ネットワーク整備に向けて、JRや私鉄大手5社などを集めて“鉄道サミット”なるものを開くというもの。
・・・この記事、実はまったく嬉しくなかったのです。逆です。逆どころか、正直、アタマにきました。なぜなら、そこでメインターゲットとされているのは「なにわ筋線」。そして、主導しているのは、どうやら国土交通省(近畿運輸局)と大阪府なのです。

地元市が資金まで積み立てて準備し、鉄道事業者(阪急電鉄)とも協議を進めている北大阪急行線の延伸に対して、ほっっっとんど準備ゼロの「なにわ筋線」。そんな状態で、北急の頭ごなしに「なにわ筋線」が先行するというのは青天の霹靂。・・・そりゃユルシガタシでしょう!!!
そこで、報道が流れた直後から、大阪府の知事・副知事、国土交通省近畿運輸局は局長に対し、仮に「鉄道サミット」なるものを開くのであれば、箕面市を参加させるべし、そうでなくとも会議のなかで北急延伸をテーマにあげるべし、と(かなり)強力に(強引に?)アプローチ。阪急電鉄も同調し、水面下で非常に激しい動きを展開しました。

実は、その過程で(“対・なにわ筋線”という意味も含めて)強く主張したのが、「北大阪急行の延伸は、関西空港へのアクセスとしても不可欠」というロジック。なぜなら、“なにわ筋線”の話が突然浮上したのも、大阪府の関空戦略の一環だったから。
要望だけなら多数の鉄道整備計画を抱える大阪府にとって、大阪府なりに一つを選ぶ理由が必要というのも道理。それならば、大阪府が北急延伸を選択しやすい理由をインプットすることも僕たちの戦術でした。

結果として「鉄道サミット」への直接参加は叶いませんでしたが(さすがに(笑))、北急延伸は会議の説明テーマのなかに入りました。
この説明を受けて、会議のなかで「阪急さんは北急延伸に後ろ向きなのでは?」と発言したのが橋下知事
これにすかさず阪急電鉄が「法律が変わったので前向きです」とキッパリ即答
この阪急電鉄の前向きな反応に、橋下知事は「え?そうなんですか?」とあきらかに意外だった様子(・・・ということは、橋下知事に事前説明していた大阪府庁がそういう認識だったということ)。

鉄道関係者の面前で展開されたこのやりとりは、とっても地味ですが、大阪府庁をはじめとする関係者の認識を転換する意味で、実は転機の一つになったように感じています。

以後、これまで以上に阪急電鉄と箕面市は密な情報交換を重ねるようになりました。この時期は、特に、平成21年11月に取りまとめられた「北大阪急行線延伸整備計画深度化調査報告書(整備計画案)」の最終調整の時期とも重なっていたので、なおさら。

その後は、「北大阪急行の延伸(その5)〜知れば知るほど賛同してくれると信じて」に書いたようなPR活動へとつながっていきます。ちなみに、このすぐ後の平成22年1月には、毎日新聞が「千里中央駅から北へ2駅」と北急延伸を大きく取り上げてくれたりという追い風もありました。
このほかにも、良くも悪くも関西3空港問題と絡まったり、なにかと話題にあがるようになったのも、前述の橋下知事発言なども含めた状況変化ゆえと感じます。

また、平成21年11月27日には、地元選出の大谷信盛衆議院議員のご助力により、政権交代後の国土交通省にも協力要請に行きました。お会いしたのは国土交通副大臣の辻元清美副大臣。排気ガスの多い新御堂筋から、クリーンでエコな鉄道(公共交通)へのシフトは、どの政権であっても解決すべきテーマ。
支援を約束いただいて帰ってきましたが、改めて平成20年8月28日(谷垣禎一大臣)の協力要請のときの写真と一緒に眺めると、なんだか1年半足らずの間の時代の移ろい(政権交代)が微妙に感慨深い・・・。しかも、さらに連立離脱とかありましたし・・・。
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そんなこんなで現在に至ります。思えば、市長に就任させていただいた平成20年8月頃に比べると状況は雲泥の差。よくもまあここまで流れができてきたとも思いますが、むしろ、これからが勝負。まだ決定打には至っていません。

平成22年2月に公表した箕面市の新年度の施政方針は、箕面を100年間支え続けてきた阪急箕面線の100周年に思いを馳せつつ、新たに100年を支えるであろう北大阪急行の延伸を大きくクローズアップした(ちょっと異例の)施政方針に仕上げました。
この勢いをもって正念場に挑んでいこうと気合いれてます。そのためにも、ぜひとも多方面にご理解&ご支援をお願いしたいと思います。

(つづく)
posted by 倉田哲郎 at 10:45 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年06月23日

北大阪急行の延伸(その9)〜市長に就任してから(上)

ところで、北大阪急行の延伸について、僕が市長に就任させていただいてから、どんな状況だったか。せっかくですので、これも振り返って共有しておこうと思います。
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僕の市長就任日は(当たり前ですが忘れもしない)平成20年8月27日。そして、地元選出の原田憲治衆議院議員のご助力により、早速、その翌日8月28日、国土交通省に「ホンキで北大阪急行線の延伸を進めるのでよろしくです!」と協力要請に行ってきました。
お会いしたのは当時の国土交通大臣だった谷垣禎一大臣。併せて、国土交通省の要職の方々に、ご挨拶とともに協力をお願いしてまわりました。

ところが、政治職である谷垣大臣だけは別でしたが、このときの国土交通省(官僚さんたち)の反応のほとんどは「へぇ、そんな計画あるんですか?」「ホントですか?」「もう何十年も止まってるプロジェクトでしょ?」「たいていは地元市の意向がまとまらなくて頓挫するんですよ」などなど。・・・正直、悪すぎ。口調は丁寧な方ばかりでしたが、あまり相手にされてない感じ。

僕の率直な感想は「むー、ここまで(国にとって)マユツバ状態とは。まずは議論にのせるところからか。」といったところ。この日から、東京に行ったら(別の用事だろうがなんだろうが)必ず国土交通省に寄って進捗を伝える・・・という日々が始まりました。

そんな度重なる国土交通省行脚のなかで、風向きを変えるのに有効だった要素の一つは、箕面市が北急延伸のための基金(交通施設整備基金)を積み立てていたこと。十分とはいかずとも、少なからず準備資金を実際に積み立てているという事実は、箕面市の本気度を示すのに有効でした。
 (国)「鉄道計画ってのは、地元市が負担から逃げて頓挫するケースが多いんですよ。」
 (市)「いえ、すでに箕面市は26億円の基金を積み立ててるんですよ。覚悟してます。」
 (国)「えっ?そうなんですか?」

大阪府も同様の反応。大阪府内でも、ただ「鉄道を作ってくれ」と“求めるだけ”の要望は何ヶ所もありますが、地元市が準備資金まで積み立てて負担を覚悟しているところは箕面市を除いて皆無。おそらく国にとっても珍しいケースゆえに説得力があったんだろうと思います。

僕の就任時すでに(諸先輩が積み立てた)約26億円の基金があったので、平成20年12月補正予算で0.5億円を積み増ししました。・・・ただ、このとき調べてみたら、積み増ししたのは実に14年ぶりとのこと。たしかに、国から忘れられるのもムリはないかも、とも(ほんの少し)思いました。
将来の負担を減らすためにも、少しずつでも計画的に積み立てていくのは家計と同じ。さらに、平成21年4月当初予算で0.5億円、平成22年4月当初予算で1億円を積み増しして、現在の北急延伸基金は約28億円となっています。

また、以前から年一回の定例で秋頃に府議会議員を通じての各市町村から大阪府への要望活動というのがあります。市長就任後すぐの平成20年11月にもあったのですが、もちろん北急延伸をテーマの一つにあげた結果、ここでも大阪府の担当者と(大声で)かなりのやり合いになりました。「箕面市は本気だから、大阪府もちゃんと真剣にやれっ!」みたいな。
・・・終わってから、同席していた府議会議員に「毎年やってるけど、府市でこんな激しいやりあい初めて見た」と苦笑されたのをよく覚えています。

このほかにも、平成21年4月には、市役所に「北大阪鉄道延伸課」を発足させました。
常設の課の設置は、対外的な交渉がメインとなる北急延伸のような仕事には不可欠。こんな風にして着々と組織として腰を据えて物事を進められる体制を整えたり・・・。

さて、そんなこんなで就任から8ヶ月ほどが過ぎ、ようやく・・・本当に「やっと」といった感じですが・・・国にも大阪府にも相手にしてもらえてるかなぁ?と感じるようになってきた平成21年4月、転機の一つが訪れます。
それは、ある日の新聞にデカデカと掲載された「関西鉄道網“環”の完成を」という記事でした・・・。

北大阪急行の延伸(その10)〜市長に就任してから(下)”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 11:54 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年06月18日

続・「大阪“都”構想」をどう思う?〜大阪市長平松邦夫さま

いやぁ、ツイッターやブログというのはおもしろいものです。平松邦夫大阪市長から直々に宛名つきでコメントをいただくとはビックリ&光栄。
5月24日に書いた「『大阪“都”構想』をどう思う?」については、橋下知事にツイッターで紹介されたり、思わぬ広がりになりましたが、あるべき自治の姿をどう描くか?の議論の一貫と思いますので、平松市長の胸を借りるつもりで反応していこうと思います。
(平松市長、ありがとうございます!)

さて、平松市長のブログ「大阪"都”構想への思い…箕面市長倉田哲郎様」はコチラ。以下、ご指摘について考えを書きます。(※なお、僕の基本的な考え方については先に5月24日の「『大阪“都”構想』をどう思う?」を参照ください・・・お読みでない方は。)

まず、「周囲との協調をまったく考えない大阪市」「大阪市に手出しできない大阪府」については、(橋下知事がどういう意図で発言しているかは知りませんが)僕の場合、あくまで「仕組み」がそうなっていることを問題と感じています。したがって、繰り返しになりますが、平松市長や議員、職員個々が悪いとかそういうことではありません。

事実、日々の大阪府&大阪市の行政活動は、「大阪市は大阪市のことだけを考える」「大阪府は大阪市に手を出さない」という指向性で動いているとしか感じられません。少なくとも、2大パワーである大阪府・大阪市にとって「相互に協調&協力すること」が組織の本能として性格づけられているとは到底感じられません。・・・仕組み上、別々の組織として作られていますから、当然でもあり仕方なくもあるのですが。

そのことは、いみじくも平松市長が書かれている「府が大阪市域に投資してくれることを拒んではいません」という表現にも感じてしまいます。拒むとか拒まないとかではなく、当たり前のこととして一体的に動くべきでは?と、思ってしまうのです。
また、続けて平松市長が「少なくとも私の任期中は」と書かれているのも一つの証左。協調姿勢は「平松市長の個性」で成立しているのであって、2大パワーである大阪府・大阪市の「組織の仕組み」ではそうなっていない。僕は、それを問題視しています。

それと、たしかに東京特別区の廃止論を掲げている団体はあります。論調を読むと(個人的には)“特別区の起こり(経緯)に拘りすぎでは?”という感想を持ってしまいますが、この廃止論は同時に「基礎自治体連合」なるものの発足を提唱しています。
ここで連合長として想定されているのは、連合内の市長の1人。すなわち、実はここでも、1人のリーダーが、市を運営しつつ、同時に広域的な仕切りもする仕組みが描かれています。(・・・でも大阪はリーダーが2人)

なお、府と政令市に「細かい点」で相違があるのは(違う制度である以上)当然のこと。僕が「同格と捉えてよい」と書いたのは、現実に2つの権限が遠慮&ケンカしあっていることについて、仕組み上の原因を示しただけであって、「細かい点」まで一緒であるかどうかを論じたいわけではありません。

また、平松市長は、いくつかの大阪市が広域に貢献している事例を出されています。それを否定する気はまったくありませんし、パワーある大阪市の行動として歓迎し称えられるべきことです。
でもそれは「大阪市もがんばってるよ」という話であって、2人のリーダーが存在しなければならない理由にはなりません。シンプルに1人の方がもっと整合がとれるのではないかなぁと素直に感じてしまうのです。

なお、「東京都モデルの方が優れている」と思うのは、首都やら効率やら人口規模の問題ではありません。シンプルに、今の大阪にない「府・市2つの権限が張り合うのでなく、広域的な視点をもった1つの強い都市政策が必要」と思うからです。それが今の大阪には欠けている・・・。

ちなみにですが、僕は大阪版特別区の人口規模が何人であるべきか?といった点は、これから議論すればいいと思っています。
橋下知事の提唱する人口規模が正しいかどうかはよくわかりません。・・・というか、この点については個人的には、そもそも「一律にこの程度の人口規模であるべき」という答えが本当にあるのか自体を疑問にも思いますし、むしろそこは地域によってケースバイケースのような気もしています。

まさしく長い歴史があり、人々の暮らしを支えてきたコミュニティを守り、かつ、新たな息吹を注ぎ込むためにも、硬直化した仕組みは時代に応じて見直しを進めるべきと思います。仕組み(制度)はそれぞれの時代を生きる人のために設計されるべきものなのですから。
強い地域をつくり、自治を創造するためにも、古くからの府市制に固執して、大阪府・大阪市で張り合うのではなく、力を抜いて胸襟を開いて、制度論まで踏み込んで“あるべき姿”を求めてはどうか?と思うのです。そんな想いで、やっぱり僕は「ONE大阪」「1つの大阪」というコンセプトにエールを送ります。

まあ、「力を抜いて胸襟を開いて」という点については、橋下知事にも言わなきゃいけないかとは思いますが・・・。

今日、箕面市議会で設置条例を議決いただいた「箕面市止々呂美ふるさと自然館」
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↑↓その一部として“キャンプ場”を想定している「野外活動緑地」の姿
・・・実はココ、国と揉めた余野川ダム湖用地。発想を転換してこれを転用!
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posted by 倉田哲郎 at 18:04 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年06月07日

「箕面」の2文字

僕は「箕面」という字が好きです。読みにくいながらも、ちょっとゴツくて特徴のある文字の形、個性の強いビジュアルな2文字に、限りないアイデンティティを感じます。
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その昔、仕事でソニー本社に伺ったとき、お茶が出てきました。
白くて丸っこくて青い線の入った、どこの会社にもありそうな、なんの変哲もない陶磁器の湯のみ茶碗でした。一見、ヘタすると100円ショップでも売ってそうな・・・。ところが、口に近づけるときによく見ると、なんとフチのところに(線と同じ焼き模様の青色で)あの「SONY」のロゴが!!!
「え?茶碗までソニー製なんですか?」と聞くと、「いえ、もちろんソニー製品じゃありませんが(笑)、うちの社員は“SONY”のロゴが大好きなヤツばかりなもんで(笑)。」

・・・ああ、ソニーの強さってここにあるんだ。

嬉しそうに、かつ、自信をもって語る部長さんの、ちょっと照れくさそうな笑顔にそう感じたこと、今でも強く印象に残っています。

企業の社員のアイデンティティと、地域のアイデンティティが一緒とは思いません。でも、「好き」というのはすべての原動力なんだと感じます。僕は、市民の皆さんにも、もっと箕面のことを再認識して、もっと好きになってもらいたい。そう思います。

そのなかの小さな一つとして「箕面」っていうせっかくの個性的な文字も、もっと大事にしたいなぁと思ったりするのです。
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初めて見る人は「箕面」って読めません。関西以外の人は「箕面」って読めない人も多いです。
読めない人は、なにかの文中で「箕面」って目にしたとき、心の中で「なんて読むんだろう」と小さくともひっかかりを覚えます。恥ずかしくて声には出さずとも、頭の中で「キメン」「ミノモ」「ミノメン」とか、テキトーに音をあてはめて文章を読みます。
でも、僕は、正しく読めちゃって気にも留められずに読み流されるよりも、小さなひっかかりだけでも印象に残ったほうが良いと思うのです。心の中で「読めねーよ」って小さくツッコミまで入れてくれたら、それこそトクだと思うのです。
いつか、その人がTVで耳にしたり、フリガナつきの文章を見たときに、「ああ“ミノオ”って読むんだ」って思ってくれたら、通算2回、頭の中でひっかかるわけです。読めちゃってなんのひっかかりも印象にも残らず素通りしちゃう地名よりも、僕ははるかに良いと思うのです。

しかも「箕面」ですよ「箕面」。特に「箕」の字。なんかちょっとしたゴツゴツ感と凛とした古風さとが混ざったデザインの文字。人によっては書けなくとも、カタチの印象は頭に残る個性的な文字。いいじゃないですか!
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こういう読めなさ感も、デザイン的にも、僕はこの「箕面」って2文字が大好きです。

だから安易に「みのお」とかヒラガナ表記にしなくていいのに・・・っていつも思います。どうしても音読できなきゃいけない場面で使うときは「漢字+フリガナ」でって思います。

全国の人が「箕面」を読めるようになる。僕の夢の(小さな)一つでもあるんですが、そのためには、ヒラガナで書けば済むってものではありません。没個性なヒラガナは逆効果。むしろ漢字「箕面」のチカラにこだって積極的に活かさないと。
ぜひ、皆さんも「これなんて読むの?」って言われたときは、“知名度が低い・・・”とか寂しがらないでください。だって、わざわざ相手から「箕面」のことを話題にする機会を作ってくれたわけですよ!ここぞとばかりに箕面のことをバシバシ自慢してほしいと思います。

そんなこともできる全国に一つしかない個性的な「箕面」の文字を背負うことに、僕は限りない喜びとアイデンティティを感じるのです。
posted by 倉田哲郎 at 16:22 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年05月31日

新緑の箕面〜快晴の週末

ちょっと最近、小難しいトピックが続いてしまってますが、リアル箕面は、晴天の下、かわらず穏やかに元気に週末を迎えています。たまにはそんな箕面の景色を。

29日(土)は「箕面シニア塾」の開校式。「箕面シニア塾」は、これまで箕面市が文化振興事業団と一緒に展開していた「高齢者教養大学」や「箕面市民大学」を一本化したもの。
サンプラザ8Fの会場は満席だし、皆さん笑顔だし騒々しいし(失礼)、いやはや元気元気元気元気。ハンパじゃないです。気圧されるくらい。
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最近、採用説明会で大学に行く機会があるんですが、大学生よりも「箕面シニア塾」参加者の方がはるかに元気・・・大丈夫か?!若者たち!(まあ、就職説明会の雰囲気と比べちゃダメですよね・・・でももっと覇気がほしい!)

近年、地区福祉会・自治会・NPOなどなど、テーマ型の団体にせよ、地縁型の団体にせよ、活発に動かれているメンバー自身の高齢化が課題になっている印象があります。
ここで、新たな活動メンバーを拡大できるか否か。このことが、この先10年間の箕面の市民活動&地域活動のチカラを左右すると感じます。

そこで、特に(僕が勝手に)有望視させていただくのが、これまで企業戦士など第一線で活躍されてきた団塊の世代の方々。・・・もちろん、学生などの若年層、僕と近い30〜40代などにも強く期待するのですが、全世代に総花的に呼びかけても効果は薄い。
まずは重点をおくターゲット層として、まさに大量退職時期を迎える最中の新たなシニア世代に、退職後、いかに地域で活躍いただくか、いただけるか。この仕組みを考えていきたいと思っています。
今回の「箕面シニア塾」のスタートはその一環。また、そういう世代の方々の相談窓口「(仮)シニア・ナビ」も市役所に開設を準備しています。それと、人材バンクのようなものも考え中・・・。

ちなみに、職員から「市長、“塾長”やってください。」と言われたんですが、人生の大先輩方を前にして35歳で“塾長”はムリ。(「じゃ“塾頭”で・・・。」「いや、それは“魁!男塾”でしょ。そういう問題じゃなくて・・・。」)
丁重にお断りして、昨年まで「高齢者教養大学」を担ってきた文化振興事業団の理事長さんにお願いして快諾いただきました。(いえ、理事長がシニア世代だとか、そういう意味では・・・。)

ともかく力強くスタートした「箕面シニア塾」。いろんな方々にとって、それぞれの“きっかけ”となり、広がっていくことを期待しています。

さて、この週末は、NPOみのお山麓保全委員会の総会や、中途障害者作業所「いきがいワーク」のリニューアル開所式などなど、ほかにもたくさんの行事・会合がありました。せっかくなので、その一部を。

29日(土)には、東小学校の運動会。秋に開催する学校が多いですが、この新緑の季節も最高です。最高の運動会日和に恵まれ、子どもたちの笑顔に思わず和みました(笑)。
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30日(日)には、スカイアリーナで第35回箕面市空手道大会。
一番小さい子は、なんと4歳から大会参加。道着がムチャクチャかわいい!・・・でも、凛々しくキマってます。やはり、日本の武道が研ぎ澄ますのは、体力・技術だけでなくココロ!
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また、先般4月に市長表彰させていただいた「ラート」の練習会があったので行ってみました。市長表彰させていただいたのは西小学校5年生の田口成美さんで、なんと全日本大会ジュニア部門で第2位(女子直転種目)に進出!
・・・といいつつ申し訳ありません。僕、実は「ラート」って知りませんでした。なので百聞は一見にしかず。
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ドイツ発の競技で、これ、スポーツとしておもしろいです。それに演技を目の当たりにするとスゴい!
ちなみに、ちょっと体験させていただきましたが、ブザマな感じ・・・なので、小さな写真で・・・。
100531e.jpg競技人口は徐々に広がっている段階のようですが、練習会など体験できるところはまだまだ少ないとのこと。そんななかで箕面の西小学校で練習会があるというのは嬉しいです。これからも頑張ってください!

新緑の箕面、揺るぎなく元気です!
posted by 倉田哲郎 at 14:46 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年05月24日

「大阪“都”構想」をどう思う?

さて、大阪市議選(福島区補欠選挙)を「大阪維新の会」が制しました。
ホットな話題でもあり、ときどき尋ねられるテーマなので書いておきます。ちょっと長いですが・・・。

僕は、橋下知事の「大阪維新の会」には(もちろん)入りませんが(維新の会だけでなく、どこの政党にも入りませんが)、大阪府・大阪市を統合する「大阪“都”構想」には絶対的に大賛成、これは必ずやるべしという立場でいます。
一応、昨日の大阪市議選、大阪維新の会の“初陣”が圧勝を飾ったから勝ち馬に乗るとかではなく、このことは以前から表明してます・・・念のため(笑)。

東京に長く住んでいた僕にとって、たった1人の知事のリーダーシップにより都心エリア(23区)の大きなまちづくりが強く展開されるという構図は自然のこと。しかも、住民の暮らしに密着した行政分野は公選制の区長・区議会が担当するから、個々の地域特性にも民意が反映する仕組み。
その感覚からすると、大阪都心エリアのビジョンを描こうとするリーダーが2人いて(大阪府知事・大阪市長)、しかもその2人が対等に言い争ってモノゴトが進まない図というのは違和感ありありなのです。
掛け合い漫才(笑)のように言い争う知事&市長。見ていて(エンターテイメントとして)おもしろいですが、行政体としては壮大なロスとしか思えず、大阪に住むようになってから、いつも「なんじゃこりゃ」と感じてばかりでした。

制度上「政令指定都市」というカテゴリーに入る大阪市は、都道府県レベルの仕事のほとんどを独自に扱うことができるようになっており、多くの分野で大阪府の権限は及びません。その意味で、大阪府と同格と捉えてよいと思います。
その結果、大阪府は“大阪市を除いたエリア”だけを相手に仕事をする。大阪市は大阪市だけのことを考えて仕事をする。このため、都心部から緩やかに広がる「大阪」としての大きなまちづくりの視点は欠落する・・・今はそんな構造。

大阪府・大阪市の水道事業の統合が議論されたのは記憶に新しいですが、最終的な方向性が、当面は「大阪市」と「大阪市を除く市町村の連合体」の2つの水道事業でいくというモノワカレに終わったのは、一つの象徴的な事例。
ただでさえ都道府県のなかでも面積の狭い大阪府でありながら、「周囲との協調をまったく考えない大阪市」と「大阪市に手出しできない大阪府」。この両者が互いに遠慮&ケンカしするだけで並存し続ける大阪に、僕は、大都市圏としての明るい未来があるとは、正直、感じられません。

そこでモデルとなるのが東京23区の仕組み。
大阪維新の会も提唱する「大阪“都”構想」とは何か。

どちらも都心部に多くの「区」を抱える東京と大阪。行政に携わる仕事をしていなければ相違に気づかないかもしれませんが、この両者、実はまったく違う制度です。
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それぞれの都心部をグリップしているのは、東京は「都」(広域行政体)、大阪は「市」(狭域行政体)。・・・まずここが違う。広域の視点をもって都心エリアの都市政策ができるかどうかが異なります。
さらに「区」の性質ですが、大阪市の「区」は「大阪市役所の出先機関」(=区長は大阪市職員)、東京都の「区」は「一つ一つが独立の自治体」(=公選制の区長・区議会を擁する自治体)。・・・ここも違う。民意が身近な区政に反映するか否かが異なります。

東京の「区」は、基本的には市町村と変わりない自治体。ただし一部の権限が東京都に吸い上げられている、いわば「プチ市町村」といった存在です。
おそらく、都心エリアは東京都が強い権限を持つ代わりに、生活に密着した身近な行政は民意を反映する自治体「区」が担当し、地域特性を活かするという考え方。それが東京都モデル。
・・・これに対して、大阪の「区」は自治体でなく、実は、大阪市の行政エリアの“区切り”にすぎません。

僕は、人口集積地でありつつ面積の狭い狭い大阪には、府・市2つの権限が張り合うのでなく、広域的な視点をもった1つの強い都市政策が必要と感じます。そのためには、東京都モデルの方が優れている。だから「大阪“都”構想」に賛成します。
(ただ、自治体呼称としてのネーミングはやはり「大阪府」が好みですが。)

ただし、どこまでのエリアを大阪都が「区」として再編すべきか。これについては、僕はもうちょっと慎重に考えた方がいいと思っています。「大阪市」が都心であることは間違いないですが、それを超えて、どこまで大阪都がグリップすべきエリアか。
大阪維新の会の素案では、かなり広いエリアが「区」に再編されていますが、これは一つの案。各地域にはそれぞれ濃いアイデンティティがあるので、もうちょっと考えていいような気がしてます。

・・・個人的には、まずは大阪市を対象に東京都モデルを導入して、周辺については次のステップで考えてもいいのでは?と思ったり。・・・今日のブログで「大阪市」のことしか書かず、例えば、同じく政令指定都市の「堺市」について触れていないのは、実はそんな感想があるからです。

さて、ともかく「大阪府・大阪市の統合」は、橋下知事が初めて提唱したのでなく、実は、歴代大阪府知事が言い続けてきたことであり、かつ、実現してこなかった難易度の高いテーマであることも、忘れてはなりません。
だから諦める・・・というのでなく、諦めず理想は追求すべき。その第一歩として今回の大阪市議選を、「大阪維新の会」が“ONE大阪”を掲げて勝利したことに(前途多難なイバラの道であることを承知の上で)素直にエールを送りたいと思います。

【一応、今日の記事はここまで。ここから先は蛇足・・・。】

選挙期間中だったので書くのを控えていましたが、大阪市議選でいくつかの陣営が「橋下知事は福島区を解体する」と主張していましたが、これはハッキリいって誤り。
福島区には住民が選ぶ区長も区議会も存在しておらず、いわば大阪市役所の出張所が存在するだけで、福島区には独立した「自治」と呼べる機能はもともとありません。・・・したがって、そもそも解体の対象が存在しない。
大阪都がモデルとする東京都23区制が導入されるならば、そこで初めて住民が「区長」「区議会」を選ぶことになるので、むしろ解体ではなく「福島区の自治の“創造”」くらいに呼んだ方がいいくらいかもしれません。

それと、大阪市が大阪市のことしか考えないのは、箕面市長・市議会が箕面市のことしか考えないのと同じで、そこにいる人たち(市長・議員・職員)の役割としては当然だと思います。だから平松市長が悪いとか、大阪市議会・大阪市行政の人たちが悪いとか、そういうことではありません。
見直すべきは「仕組み(制度)」です。そこを誤解しない冷静な議論を期待します。

あと、知事が大阪市議選に介入するのはどうか?といった声もありますが、僕は、制度上は大阪府が大阪市に手を出すことができない以上、制度そのものを左右する「政治」の世界で手を出そうとするその手法は正しいと感じます。・・・まあ橋下知事らしい(笑)とは思いますが。
なお、府・市統合後の知事(大阪都知事?)は、橋下知事でなくてもいい。平松市長が就任されてもいいと思いますし、そこは選挙の民意で決まればOK。重要なのは1人のリーダーを中心に大阪全体のことを考えていく「仕組み」だと思っています。

以上、蛇足でした。

【・・・と思ったら、平松市長とのキャッチボール?!】

 ・平松邦夫大阪市長ブログ(6月17日) : 大阪"都”構想への思い…箕面市長倉田哲郎様
 ・倉田哲郎箕面市長ブログ(6月18日) : 続・『大阪“都”構想』をどう思う?〜大阪市長平松邦夫さま
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2010年05月18日

北大阪急行の延伸(その8)〜歴代市長が繋ぐリレーのバトン(下)

さて、北急延伸という着想があっても、新御堂筋という基幹道路があっても、国の計画に位置づいたとしても、それでも当時(平成の初頭)の萱野エリアにあったのは、ただただ広がる田んぼと畑。
いくら安定成長の時代だったとはいえ、乗降ニーズのないところに駅ができるわけはありません。その一方で、この地域は「新御堂筋(R423)」「国道171号線」という強力なアクセス道路の交点ゆえに、広大な田畑に“虫食い状のミニ開発の乱発”を招きかねない危険もはらんでいました。
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平成初期の景色。長閑に見える田園風景も、人が手をつけなければいつまでも保存される・・・というわけではなく、実は、努力しなければグチャグチャに入り組んだ街になるリスクを内包していたというのが当時の現実でした。

この田んぼや畑が無秩序に乱開発されることなく、整然とした都市核(visolaと周辺地域)を形成することができたのは、平成8年度、故・橋本卓市長の時代に事業化された萱野中央特定土地区画整理事業があったからです。そして、この萱野中央特定土地区画整理事業は、これを引き継いだ梶田功市長の時代、平成15年10月に完成を迎えます。

実際、当時の運輸省(現・国土交通省)からは「需要のない田畑地域に鉄道を早期に延伸する大儀がない。需要があってこそ延伸計画は進んでいく。受け皿づくりを考えてください。」と厳しく指摘されたという話も残っています。
こうした指摘を受けた故・橋本卓市長・梶田功市長は、地元の方々に理解を求めます。これに地元も呼応してくれました。
その結果、例えば、地権者の側(箕面新都心まちづくり協議会)が自ら地権者版「箕面新都心まちづくり基本計画」を作成して、「集客力のある商業施設を誘致する」といった枠組みをつくる努力も重ねられています。

こうして地権者が共同して“集客力のある商業施設”として誘致し完成したのが、カルフール(現・イオン)を含む「箕面マーケットパーク『visola』」
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ハコ型のショッピングセンターではなく、広々としたオープンエアーで緑豊かな都市核。オープン以来、平成16年:870万人→平成21年:960万人と、順調に来場者数を伸ばしています。
まさしく、住民参加の「箕面新都心まちづくり協議会」「箕面新都心生活デザイン検討委員会」などを中核に、故・橋本卓市長・梶田功市長の2代にわたって取り組まれてきたまちづくりのコンセプトが、色あせず今でも受け入れられている証と感じます。
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なお、同じく故・橋本卓市長時代の終わりに作成され、梶田功市長に引き継がれて発行となったのが「第4次箕面市総合計画」
このなかのリーディングプラン(重点項目)の1つが「箕面新都心の整備」(←萱野中央のこと)なのですが、同ページには関連プロジェクトとしてハッキリと「北大阪急行線の延伸構想」と明記されています。

そして、実際、この萱野中央特定土地区画整理事業のなかで、故・橋本卓市長・梶田功市長は、(visolaの民営駐車場も十分あるのに)わざわざ市営駐車場&かやの広場を、箕面市の所有地として確保します。
この土地(市営駐車場&広場)は、まさしく北急延伸のときに新設する「(仮)新箕面駅」と駅前ロータリーの予定地。・・・もちろん、この約10000平米の用地確保も地権者の協力あってこそ。
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10年後か20年後かわからずとも必ず実現させる鉄道延伸に備えて、広大な駅用地を確保する。このあたりからも、鉄道延伸計画に備え続けてきた歴代市長の一貫した姿勢をビンビン感じます。

その後を引き継いだのが藤沢純一市長の時代。前市政までに完了したハード整備を前提として、関係者との協議が進められます。そして、平成20年4月には、大阪府・箕面市・阪急電鉄・北大阪急行電鉄の4者で、鉄道延伸の事業化に向けて、国などの関係機関に対する調整を協力していく旨の覚書が締結され、ようやく今に至っています。

現在の僕は、こうした歴代市長の流れを引き継いで存在しています。まさしくリレーでバトンを渡していくが如く、着想から現実のまちづくりへ、それぞれの時代で役割を果たし、一つずつ積み重ねられて、やっと条件が整ってきたのが今です。
歴代市長へのリスペクトを胸に、これらの努力を引き継いだ身として、一気呵成に実現へのステップを踏んでいくこと。自分なりに納得した今となっては、この行動こそが、僕が諸先輩に対してお返しすることのできるすべてだと感じています。

北大阪急行の延伸(その9)〜市長に就任してから(上)”に・・・つづく
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2010年05月11日

北大阪急行の延伸(その7)〜歴代市長が繋ぐリレーのバトン(上)

さて、北大阪急行線の延伸。関われば関わるほど、これは歴代市長がリレーのようにつないできたプロジェクトだと実感します。

北急延伸については、最近になって急速に露出が増え、僕も声を大にしているせいか(稀にですが)僕が発案したプロジェクトかのように誤解してる人すらいます・・・が、もちろんそんなことはありません。
僕が、今、全力で勝負をかけることができているのは、歴代市長のそれぞれの時代での努力の積み重ねがあり、ちょうどそれらの“機”が熟してきたからです。せっかくですので、そんな振り返りもここでまとめておきたいと思います。

まず、いきなり遡りますが、僕が驚くのはなによりも国道423号「新御堂筋」。
今でこそ当たり前のように走ってますが、大阪万博に間に合うように開通したこの道は、当時のことを考えれば、常識的には千里中央あたりまでで十分だったはず。野山・田畑以外になにもなかった萱野の地まで、(たぶん当時にしてみれば)無茶苦茶な幅広さのあの道路をブチ抜くという発想。・・・聞けば、かつての大阪市長(関一さん)が都市計画の専門家(大学教授)であったことが、すべての始まり。
「都市計画」とは“100年先を見通してつくる計画”といいますが、この道が箕面の中東部のすべての発展の礎となったことは疑いようもありません。都市計画恐るべし・・・北急延伸の発想も、この新御堂筋がなければ絶対に生まれてこなかったことと思います。

この新御堂筋の存在を前提として、北急を(新御堂筋と同様に)萱野まで延伸しようと着想して方向づけたのは、故・黒山宣雄市長の時代。
昭和43年9月に策定された「箕面市総合計画」(箕面市にとって初めての“総合計画”)に、すでに「特に軌道の市域内延伸は、本市将来の発展に不可欠な要件」「北大阪急行電鉄株式会社・高速鉄道1号線榎阪駅から府道御堂筋線に沿って国道171号線との交点までの新設路線の延伸」との記述が。
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ちなみに、この昭和43年に策定された総合計画。先日、初めて目にしたのですが、驚くべきことに、現在の箕面市の都市構造の青写真がほとんど網羅され描かれています。40年以上の時を経て読んでもまったく古さを感じさせない計画。当時の箕面市政の先見性を感じ、改めて箕面市のスゴさを見せつけられた気がしました。

そして・・・まだこの頃は箕面市(だけ)が求めているにすぎなかった北急延伸構想を、正式に国の政策として位置づけ、“構想”から“計画”へと転化させて現実路線へ道をひいたのが故・中井武兵衞市長の時代。
昭和50年11月に策定された「新箕面市総合計画基本計画(原案)」(=第2次箕面市総合計画)には、「本市の将来の発展を考えるとき、北大阪急行及び阪急千里山線の延伸は不可欠」との記述が。ただ、この時点ではまだ「将来の課題」という構想レベルの扱い。
それが、この10年後、昭和61年に策定された「第3次箕面市総合計画」に、ついに「北大阪急行線や国道423号線(新御堂筋線)の延伸を促進する」と意思をもってハッキリ盛り込まれます。これが、おそらく正式な行政“計画”として鉄道延伸が掲載された一発目。
さらにその直後、平成元年、北急延伸が、初めて正式な運輸省(現:国土交通省)の運輸政策審議会答申に「整備に着手することが適当である区間」と位置づけられることとなりました。

ちなみにですが、今、箕面市が保有している貯金(基金)のほとんどは、この故・中井武兵衞市長の時代に積み立てられたもの。
北急延伸だけでなく、福祉施設・図書館・小中学校など、ときどきに必要とされた財政出動に箕面が対応してこれたのも、そして(本来あるべき姿ではありませんが)ここ数年の経常赤字に箕面市が(貯金を取り崩すことで)耐えてこられたのも、ひとえに故・中井武兵衞市長のおかげ・・・これを否定できる人は誰もいないと僕は思います。

ここから今の僕にバトンが渡ってくる間には、まだ3人の市長がいます。まだまだリレーは続きます・・・。

北急延伸その8“歴代市長が繋ぐリレーのバトン(下)”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 01:30 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月30日

箕面大瀧への滝道に「川床」が復活!

昨日、箕面大瀧へ続く滝道に「川床」が復活
まずは5月16日までの期間限定で5ヶ所の川床が展開しています。
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箕面には大昔に川床があったみたいです・・・白黒の写真しか残っていなくて、いつ頃だったのかよくわからないんですが(笑)、ともかくあったらしく記録が残ってます。
そのこともあってか、過去に何度も「川床やれないか?」という声がありました。ただ、そのたびに規制の壁に阻まれて実現には至らず・・・という繰り返し。以前、僕も料理屋のおっちゃんに「川床やりたいって昔から言ってるんだけど実現しないんだよー。」って話をされたことがありました。

そのハードル高かった川床が、ようやく実現できたのは、商業者・地元の皆さんの熱意と、国の規制緩和と、橋下徹知事率いる大阪府(本庁&池田土木事務所)の全面支援。そしてなにより箕面市役所職員の気合!・・・長時間にわたる関係者調整の奮闘はもとより、初日の昨日は市役所の地域創造部の職員は総出。本当におつかれさまでした。
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そのおかげもあってか、昨日のオープニングは最高の晴天で迎えることができました。朝方の雷雨にヒヤヒヤしましたが、10時過ぎにはウソのような晴れ。どうやら関係者のなかに強力な晴れオトコ・晴れオンナがいた模様。

昨日は、川床のオープニングにあわせて、箕面有馬電気軌道(阪急電鉄)開通100周年記念の鉄道ジオラマやヘッドマーク展示など、箕面駅前はたくさんの人出で賑わいました。
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橋下徹知事も登場し、箕面駅前でひとしきり吼えた(?)あと、滝道を歩いてあがって5ヶ所の川床を見てまわり、お昼も一緒に川床で食べました。
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いざ、川床に座ってくつろいでみると、「川のせせらぎって、こんなに大きかったっけ?」「箕面川ってこんなに広かったんだ」「お茶が美味しい」「これはビール飲まずにはいられない」と、最高の雰囲気、最高の出来栄えでした。
運営しているそれぞれのお店も腕によりをかけてサービスしてます。これはぜひたくさんの方に体験してほしい!
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お昼のあと、記者団に対して、知事いわく「打倒、貴船でいく!圧勝をめざす!」と。
ちなみに上機嫌だった知事は「箕面の滝道、予算つけますよ!」とも。こっちは話半分に聞いておきます(笑)。

ちなみに、(まだちょっと寒いので)すべてのお店がやっているわけではありませんが、昨日の僕は、実はこっそり晩も川床で。夜の雰囲気はこんな感じ(↓)。
新緑も素晴らしいですが、夜の澄んだ空気も最高でした。
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箕面の川床のご案内ページはコチラ
チラシや各店舗の予約案内・メニューなどもありますので、ぜひどうぞ。
期間限定ですので、たくさんの方に箕面を楽しんでいただければ幸いです!
posted by 倉田哲郎 at 23:53 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月27日

北大阪急行の延伸(その6)〜行財政改革と北急延伸は両立する?

ところで、北急延伸の財政負担が、たとえ学校1つ分という(現実的な)規模だといっても、「箕面市は財政キビシイんじゃないの?」という疑問もあろうかと思います。
この点については、まず、こちらを読んでいただきたいのです。

 ・箕面市の台所事情(H20決算を受けて)
 ・続・箕面市の台所事情(メタボ改善に向けて)


ここに書いたとおり、箕面市の最大にして唯一の財政課題は「経常赤字」。家庭でいえば「毎月の給料」よりも「毎月かかる生活費」がオーバーしてしまっていて、暮らしていくだけで赤字が出ている状態(ただし貯金があるので食いつないでいる)。
なお、この「毎月かかる生活費」のなかには、家庭に例えると、エアコンを買う、車を買う、家を買うなどの“特別の買い物”をするための臨時の支出は含まれていません。
つまり、なにか特別な買い物をするためでもなく、ただ単に「毎月かかる生活費」を賄うためだけに貯金を崩し、借金をする。・・・これが箕面市の財政課題です。まだ多少の貯金はありますが、毎年続くこの状態から脱却できなければ、5年後か、10年後か、いずれは貯金が尽き、借金は返済不能な規模となる。

本来あるべき姿は、(そもそも当たり前の話なんですが)「毎月かかる生活費」を「毎月の給料」の範囲に収めること。そして、その毎月の収支とは別に、将来にわたって役に立つような特別の買い物をするとき(臨時の支出)にだけ、基金(貯金)と借金(ローン)を含めて現実感を考えて(値段と効用をにらんで)判断するという姿。
(家庭では普通に行われているはずの)その当たり前の姿を取り戻そうと、各方面にお願いしながら急速に進めているのが「緊急プラン“ゼロ試案”」による行財政改革です。

なお、この「緊急プラン“ゼロ試案”」で多くの方にご協力をお願いした結果の最新のH22予算
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6年ぶりに経常赤字を脱して、ひとまず2年連続の経常黒字を達成&維持してます(詳しくはコチラ


つまり、「なぜ住民票の交付手数料までセコく見直す(200円→300円)くらいなのに、北急延伸の財政支出が可能なのか?」・・・それは、前者が「“毎月の生活費”を“毎月の給料”の範囲に収める話」であって、後者が「臨時の特別な買い物をするときに貯金と借金をみて現実感をにらんで判断する話」であって、判断のモノサシが違うからです。

もちろん、「臨時の買い物をしなければ、その分、貯金も残るし、借金する余裕もできるから、生活費を見直さなくても延命できるじゃないか!」・・・と言う人もいるかもしれません。でも、それはまさしく「延命」に過ぎません。その「延命」の原資は、先人がためた貯金と子どもたちの世代への借金。今を食いつなぐだけの「延命」は、今の世代の責任放棄にほかなりません。僕はそうすべきでないと思う。

やはり「生活費と給料のバランス」は当然のこととして均衡させる。それとは別に、臨時の支出は規模・将来への効用を考えて個別に判断する。この両者はそれぞれ峻別しなければいけないと考えます。
だから僕は、行財政改革と北急延伸の両方を、それぞれに(現実感を)判断したうえで、同時に進めています。

・・・一応、さらに言えばですが、仮に(逆に)北急延伸が頓挫して、その分の財政支出が不要になったとしても、行財政改革を止めて放置することは僕にはできません。大きな買い物をせず、貯金と借金に余裕ができるからといって、それで今を食いつなげばいいということではないからです。
今の世代の暮らしのツケは、今の世代で収める・・・それが子どもたちへの当たり前の責任と僕は考えます。

もっと言ってしまえばですが、今の世代が苦しいからといって、安易に、子どもたちの世代が活用する重要ツールへの投資を止めるというのもどうかと思います。
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今年100周年を迎える阪急箕面線。・・・100年前には野山&田畑だった箕面が、僕たちが住み、便利&心地よいと感じ、愛してやまない今の姿に至ったのは、1世紀にわたって箕面の街をカタチづくり、支えてきた阪急箕面線があったから。
道路とは比較にならないほど強力なスーパーインフラ「鉄道」・・・僕は、歯を食いしばってでも将来に残すに値するものだと感じます。

行財政改革も、北急延伸も、未来のための努力という意味では同じ。
どちらに対しても、今を生きる世代の責任を果たしたいと考えています。

北急延伸その7“歴代市長が繋ぐリレーのバトン(上)”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 00:12 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月20日

北大阪急行の延伸(その5)〜知れば知るほど賛同してくれると信じて

実は、平成19年のアンケート結果を見ると、延伸計画を知っている人ほど賛成率が高く、知らない人ほど賛成率が低くなるという傾向が、地域に関わらず出ています。・・・当たり前ですが「ナニゴトもオマカセではなく、ちゃんと自分で知って考えた上で判断する」という箕面市民の意識の高さの表れとも感じます。

行政が勝手に計画を進めるというのは許されませんし、市民の皆さんの納得のもとに進めるのは当然のこと。そして、このアンケート結果から「計画を知り理解する人が増えれば、賛同し応援してくれる人も増えるはず」と僕たちは信じて、最新の整備計画案がまとまった平成21年11月(=僕にとっても前述の3つの疑問が解消した時期)以降、市役所として急激に宣伝&説明会に力を入れはじめました。

平成21年12月にはvisolaと新御堂筋上(新船場北橋)に「平成30年に鉄道延伸を目指しています。もっと便利に快適に!『新駅予定地』」という横断幕を掲げ、平成22年2月の広報誌「もみじだより」では見開きで特集を打ちました。また、同月から市内各地で説明会もスタートしています。
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なお、説明会はひとまず2月に市内5ヶ所でやりましたが、それで終わりではありません。だいたい10人くらい集まっていただく機会があれば、いつでも職員が出向く形で、随時、出前説明会もさせていただいています。たくさんの方々にご理解いただき、ご意見もいただきたいと考えていますので、そんな機会がありましたら、ぜひ、担当課(北大阪鉄道延伸課)にご一報お願いします。

さて、市内5ヶ所の説明会には計178名の方にご参加いただきました。いろいろとご質疑もいただいたうえで、説明会終了後のアンケート調査(回収率65%)は「賛成:78%、反対14%」との結果。
わざわざ足を運んでいただいた方々ですから、もともと関心の高い層であろうことは想像できますが、それにしても平成19年のアンケート調査に比べて、賛成が増え、反対が減り、さらに「わからない」という回答は大幅減しています。やはり説明を繰り返していくことの重要さを強く感じます。
「ああ、こういう解説がもっと必要なんだ」といった説明会の反省&経験も活かして、少数の反対の方々についても、もっとご理解をいただけるよう、まちの将来像や財政見通しなど、判断材料を提供していこうと考えています。

北急延伸その6“行財政改革と北急延伸は両立する?”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 00:32 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月12日

北大阪急行の延伸(その4)〜財政的に耐えうるのか?

財政負担について、「なんとかなるといいが・・・」から「これなら現実的な範囲だ」との確信に変わったのは、実は、僕が市長に就任させていただいて1年以上たってから。・・・ターニングポイント(転機)となったのは、平成21年11月「北大阪急行線延伸整備計画深度化調査報告書(整備計画案)」で再試算された420億円という最新の建設事業費。
これは、2年前の試算から40%近い大幅圧縮。この最新の試算でいけば大阪府・箕面市の負担は146.5億円。仮に通常どおり府・市の折半とすれば、箕面市の負担額は約73億円。ここから鉄道延伸のために積み立ててきた基金(箕面市交通施設整備基金)を差し引くと、残るは約45億円

この45億円という規模は、平成23年4月に開校予定で(現在)建設中の彩都の市立小中一貫校の費用(約44億円)とほぼ同じ
もちろん、絶対額として決して小さい額ではありません。でも、つい先月に100周年を迎えた(たった3駅の)阪急箕面線が、100年以上もかけて箕面のまちをつくり、支えてきたように、「鉄道」は世紀を超えて桁違いのチカラを持つスーパー都市骨格。
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100年の時を越えるその長期的な効果を考えれば、学校1つ分という金額の規模感は、都市骨格となるインフラ整備としては妥当な範囲。・・・そして、学校1つ分ならば、箕面市の財政支出規模としても現実的に手の届く範囲

さらに、箕面市の支出の責任範囲を確認してみると、箕面市は、整備主体となる法人(←線路を所有することになる会社)への出資金・補助金のみの一発払い切りであって、それ以降のランニング費用などの負担は、箕面市には一切なし。開通後は鉄道事業者が責任をもってコストを負担しながら運行していく制度(償還型上下分離方式)とのこと。

この負担規模ならば、そして未来の箕面市財政に禍根を残さないこの仕組みならば、財政面でもいける。・・・これが、僕のなかで前述の3つの判断要素(A:市民の意向、B:地域のメリット、C:財政負担の現実性)すべてが解消され、ようやく「腹を括って進めていくべき!」との確信に至った瞬間。
・・・平成21年11月。最初は懐疑的だった僕が、北急延伸の構想に出会ってから実に6年以上、市長就任してからも1年以上の時間が経っていました。

以来、今の僕は憂いなく納得して北急延伸に取り組んでいます。もちろん、ズルズル、ダラダラは性にあわないので、平成30年開通という目標年次に向けて、一歩一歩、転んでも少しは前に進むようなアクションを繰り返しています。
関係者(国・府・市・北急・阪急)が合意し、本当に事業化に持ち込めるかどうかは、僕の見立てではここ1〜2年が勝負。超気合いれてます。

なお、僕“だけ”が納得して勝手に進めてもダメなのはもちろんです。
このブログもそのためですし、なくてはなにもならず、あればあるほどありがたいのが市民の意向&合意(=前述A)・・・そこで、半年ほど前から、市役所として急激に説明に力を入れています。実は、これは説明すればするほど応援してくれる人が増えるだろうと信じてのことであったりもします。

北急延伸その5“知れば知るほど賛同してくれると信じて”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 10:43 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月08日

北大阪急行の延伸(その3)〜鉄道延伸のメリットは?

「(A)市民の意向はどうか?」の感触はある程度つかんだとして、前述の3つの判断要素のうちのもう一つ「(B)箕面のまちへのメリットは?」はどうか。・・・これは「駅ができるだけ」という次元ではなく、考えてみればみるほど実はかなり出てきます。
なお、北急延伸のメリットや、延伸後にイメージする街の姿は、今回の施政方針の後半(終わりの方)にかなり書き綴りました・・・なので、ブログでは少しサボって概略だけにとどめます。また時間のあるときにでも、ぜひ平成22年度施政方針の方もご参照ください。

・・・というわけで、概略ですが、箕面のまちへのメリットはどうか。

誰が考えても思いつくのは、新駅周辺のアクセス性や地域の価値向上。・・・これはいうまでもありませんが、都心部への強力なアクセス性という鉄道のメリットは駅周辺にとどまらず、箕面市全域において住宅都市の価値を大きく高めることは間違いありません。
また、直接的な交通利便性という観点でいうならば、僕が大きいと感じるのは、新駅に引きずられて市内バス交通網がガラッと再編されること。なぜならバス網の起点は駅だから。
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大阪のなかでも箕面の中部・東部は公共交通網の希薄な地域・・・この課題の抜本解消も、駅周辺のみならず箕面市全域の利便性と「住宅都市としての価値」を広範囲に底上げする大きな要因になることは確実です。

ただし、僕は、「鉄道が来たらどうなるか?」もさることながら、「鉄道が来るのにあわせてどうするか?どういう街を描くか?」が、鉄道延伸のメリットを活かせるか否かの重要な分かれ目になるとも考えています。
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例えば、「(仮)新箕面駅」のオープンは、放っておけば間違いなく、両サイドに広がる農地・緑地をビル・建物群に替えてしまうだけ。でも、そんな大阪市内と同じ景色なら、箕面である意味がないと、僕は感じてしまいます。そうじゃなくて、僕は、都心部への強力なアクセス性と、北部の山・東西の田園風景を維持・共存させたい!・・・それでこそ、箕面の稀少価値を高め、市外からも羨ましがられる象徴的なエリアになると思います。
また、「(仮)箕面船場駅」についても、「特別業務地区」に指定されている地域特性ゆえに、ビジネス面での潜在力は(むしろ「(仮)新箕面駅」より遥かに)大きい・・・でも、それも従来の物流に特化したビジネス形態&まちの特性から脱却できるか否か次第。次の姿をいかに描くかにかかっています。

・・・この新駅2つの周辺の話は、また別に書くつもりなので、今日はここまでの概略で。

加えて、これは施政方針には書かなかったんですが、意外に意識にない人もいるようなので念のため。・・・延伸しようという鉄道は、そんじょそこらの路線ではないということも忘れてはならない要素です。

箕面市が延伸しようとしているのは、大阪初の地下鉄、かつ、日本初の公営地下鉄として開業し、日本の地下鉄で最も利用者が多い区間を擁する大阪都心部の大動脈「地下鉄御堂筋線」です。ちなみに、この路線、公営地下鉄として全国で最も黒字をたたき出し、大阪市営地下鉄の収益の4割以上を占めるというバケモノ路線。
このスーパー路線へのダイレクトアクセスを箕面が得るメリットは、価値としても利便性としても地域全域にとって計り知れません。
北大阪急行線の延伸は、ニーズのない田舎に、ただ鉄道を強引に引っぱるような、無茶な計画ではありません。それなりの価値をもった地域に、パワーのある力強い鉄道路線をアクセスさせて、両者をかけあわせるプロジェクト・・・北急延伸は、そんな極めて前向きで有意義な計画だと僕は捉えています。

さて、ここまでの経過から、僕のなかでは、前述した3つの判断要素のうち2つ「(A)市民の意向」「(B)箕面へのメリット」については、マニフェストをもって市長選挙に臨んだ頃までに、ある程度の感触をもつことができていました。
残るポイントは「(C)箕面市が財政的に耐えうるか?」です。この点を僕のなかで納得できるまでには、実は、市長就任後なお1年以上を要したのでした。

北急延伸その4“財政的に耐えうるのか?”に・・・つづく
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2010年04月05日

北大阪急行の延伸(その2)〜市民の意向はどうなのか?

僕は当時から(今もですが)、結論を出さずにズルズルと計画だけもち続ける「行政の惰性」ともいうべきダラダラ感、これが大嫌いでした。判断を先送りして「検討してます」と言い続け、時間だけが過ぎていく・・・そんな行政スタイルは納税者への背信行為。

毎年、毎年、「実現可能性を検討する」などと称して数百万円の調査費を予算化し、延々と「検討会」なるものを繰り返す。そんな当時の北急延伸の取り組みは、(少なくとも表面的には)まさしく僕の嫌う惰性そのもの。
担当者は真面目に細かい調査をこなしているので、無駄だとは言いませんが、これではいくら調査を繰り返しても、現実は前にも後ろにも進まない。

そこで、行財政改革の担当として、前述の判断要素3つのうち根底の一つ、まず「(A)市民の意向はどうか?」をホンキで調べるよう強く求めました。その際、多額の費用がかかり財政負担が発生することを示すことを必須条件として・・・そう、それでも市民がこの計画にOKを出すのか、結果次第では長きにわたる延伸構想に引導をわたすことも視野に入れての一手でした。

この意向調査の実現をみることなく、平成18年1月に僕の箕面市役所への出向期間が終わり、僕は総務省に戻りました。・・・でも、平成18年度に最新の概算建設費の試算が完了した後、箕面市役所は、平成19年度に(僕の求めていた)意向調査を実施してくれました。アンケート調査として実施されたのは平成19年10月、集計結果がまとまったのが平成20年1月。

ちなみに僕が箕面市長選挙に出る覚悟を決めたのは、そのすぐ後の平成20年3月頃。マニフェストの作成や自分の箕面市政へのスタンスを定めていく上で、このアンケート調査結果は大きな判断材料となりました。・・・市役所の職員だったときには、こんな形で自分に跳ね返ってくるとは夢にも思っていませんでしたが。(出馬した頃に「我ながら真面目に仕事しててよかった」と思ったことの一つ(笑)だったりします。)
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さて、職員だった頃から2年の歳月を経て、久しぶりに目にしたアンケート調査の結果は、「引導をわたすか?」とすら思ったことのある僕にとって、正直、ちょっと意外なものでした。

無作為抽出のアンケート調査で2000件を発送、回答数が1226件。
全体結果は「延伸させるべき:62.5%、延伸すべきでない:20.4%」。地域によってバラつきはあるものの、すでに阪急箕面線があり、賛成の最も少ない西部地域でも「延伸させるべき:53.2%、延伸すべきでない:24.4%」と、過半数が賛成し、反対はその半分以下。

多額の建設費用がかかることがちゃんと明示されていなかったのでは?と、一瞬疑いましたが、反対した20.4%の回答者の1/3(37.2%)が「市が多額の負担をしてまで延伸する必要はない」と回答理由を答えているのを見ると、ちゃんと建設費用が示された上でアンケート結果が出ていることがわかります。
実際、アンケートに同封された計画概要資料という一枚モノには、けっこうなスペースに「どれくらいお金がかかるの?」という項目が割かれ、大きな金額がわかりやすく示されています。

前述した3つの判断要素の一つ「(A)市民の意向はどうか?」。・・・どうやら箕面市民の多くは鉄道延伸に賛同している(少なくとも反対はしていない)。
これがわかったことで、僕のスタンスの方向性は定まりました。・・・マニフェストには「北大阪急行線の延伸に向けた具体的な交渉を進めます。」と書きました。なにせ当時はまだ「交渉」といえるレベルではありませんでしたから。

北急延伸その3“鉄道延伸のメリットは?”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 01:20 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月02日

北大阪急行の延伸(その1)〜なぜ突き進めるのか?

今、僕は北大阪急行線の延伸を実現すべく全力をあげています。
アンケート結果などを見ると、多くの方々は北急延伸に賛同されていますが、なかにはまちづくりや財政負担などの疑問を呈する方もいるようです。なぜ、僕がこんなに確信をもって進めることができているのか、たぶん長くなるので何回かに分けて、まとめておきたいと思います。

・・・なお、この連載(?)は、あくまで僕の視点から見聞きしてきた経過や理解で書くつもりです。古くからの関係者や職員にとって「何を今さら」と感じる(癇に障る)部分も出てくるかもしれませんが、そこは“僕にとっての経過”ということでご容赦を。
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さて、そもそも、なぜ、僕が北急延伸について、自信と確信をもって「進めるべきだ」と言い切り、「絶対にやる」と全力をあげることができているのか?
それは、実は、かつて僕自身が懐疑的だったことがあるから。そして、その疑問を一つ一つ解消して今に至る経験をしてきたからです。
できればこの経過をより多くの方に共有していただき、理解の一助としていただければ・・・と思います。

遡るのは平成15年8月頃。この時期から平成18年1月までの2年半、僕は箕面市役所で仕事をしていました。総務省からの出向という形で箕面市役所の職員となり、担当していたのは行財政改革。お金のかかる市の事業すべてが、いわば僕の仕事相手(ケンカ相手?)でした。

当時の北急延伸の総事業費(試算)は700億円弱。国・地方・鉄道事業者が概ね1/3ずつの負担とのことで、大阪府・箕面市あわせて概ね200億円超の負担という数字。これだけ大きなプロジェクトをどこまでホンキで進めるのか・・・「はぁ?ホンキですか?!」というのが僕の第一印象でした。

聞けば、構想の起こりは40年以上前。行政計画にハッキリ位置づいたのが確認できるのが約25年前(昭和61年)の「第3次箕面市総合計画」。運輸省(現:国土交通省)の運輸政策審議会答申に正式に位置づけられたのが約20年前(平成元年)。
歴史があるのはいいけれど、今の時代、これを本当にやるのかどうか、改めて真面目に考えてみないといけない・・・と思ったのをよく覚えています。

こうした大きなプロジェクトを、今の時代、進めるのか、進められるのか。
これを判断するためには、まず真っ先に「(A)市民の意向はどうか?合意が得られるのか?」が一つ。そして、「(B)本当に箕面のまちにメリットがもたらされるのか?どんなメリットがあるのか?」が一つ。そして、「(C)そもそも財政的に耐えうるのか?現実的な規模なのか?」が一つ。

判断要素として、大きくこの3点(A・B・C)を確実に押さえなおす必要がある・・・それができてこそ、前へ進めることができる。一つでも欠ければ実現はない。実際のところ、僕がこの3つの判断要素を確認し終えるには、5年以上の時間がかかったのでした。

北急延伸その2“市民の意向はどうなのか?”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 13:28 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年03月25日

箕面市議会が伊丹空港の廃港決議?

箕面市議会が空港問題についての決議をしました。
新聞報道だけを見てしまうと、おそらく箕面市民はもちろん、北大阪の多くの方々は「なんで伊丹廃港の決議なんてするのか?」というのが第一印象ではないかな、と思います。

市長と市議会はいわば“別のイキモノ”なので、今回の件、実は僕は外から眺めている感じ。ただ、すぐ近くで見聞きしてる立場として、今回の箕面市議会の主張の本質はそこ(伊丹廃港)ではないと受け止めているので、そのあたりのことを少しだけ。

今回の決議に至るキッカケは、もちろん橋下知事と箕面市議会の意見交換会(2月22日)でした。傍聴に来られた方は印象に残ってるだろうと思いますが、橋下知事は、関西圏・大阪圏広域の再生のための空港問題であることを激しく主張し、箕面市議会にも決意を示してほしいと強く要請。
橋下知事が「北大阪急行線の延伸」と「空港問題」の関係を示唆したことが、箕面市議会の悩みを増やしたのも事実だとは思います。・・・ただ、この件については、僕も「“関西3空港問題”と“北大阪急行の延伸”と?」で書いたとおりなので、あくまで附随するサブテーマにすぎません(だから決議文にも載ってません)。
意見交換会には僕も同席していましたが、結局、本質的な問いかけは「空港とはなんなのか?」「単なる便利な交通手段にすぎないのか?」「都市の経済機能を形づくる重要な構成要素ではないのか?」ということだったのだろうと思います。
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やはり、大ホール500人の公衆の面前で、知事からボーンとタマを投げ(つけ)られると、さすがにナカッタことにもできないし、放っておけないのは、政治に携わる人間のサガかもしれません。箕面市議会は、この意見交換会の直後から「大きな問いを投げかけられた以上、箕面市議会のスタンスを表明すべきではないか?」と真面目に悩みはじめました。
そんななか、3月11日に報じられた茨城空港の開港ニュースも背中を押す要因になったのではないかと思います。国内98番目の空港、それも首都圏の空港にして、開港時に国内定期便が1便も飛ばない空港が誕生するという異常事態。

結局、箕面市議会の1ヶ月にわたる実直な悩みの末、最終的に決議に至った文章。こちらに掲載されていますので、一度目を通していただければと思います。

僕なりに受け止めた最大のポイントは、「現在、大阪国際空港(伊丹空港)の廃港が選択肢の一つとして語られていることは、多くの箕面市民にとって遺憾である。」とストレートに地域の気持ちを伝えながらも、「都市経済政策としての空港問題を決するにあたっては、箕面市単独の利便性を主張し続けるよりも、関西圏・大阪圏全体が浮上し、結果として箕面市も大きな恩恵を受けるという将来像を目指すことこそが、箕面市議会の将来世代に対する政治責任であると自覚する」地域エゴからの脱却を表明している点。

「国の航空行政の失敗の要因は、それを求め続けた地方のエゴにある。」・・・よく言われる論調ですが、ならばその地域エゴを捨てよう。捨てるから、改めてちゃんとこの国のこと全体を考えてくれ。
つまりは現在の異常事態を招いた国の航空行政への問題提起。それが、今回の箕面市議会の決議の本質だったと僕は理解しています。

今日の議会審議は(想像どおり)かなり激しいものになりました。印象的だったのは、かつて伊丹空港反対の旗をふっていた共産党が「伊丹空港存続」を強く主張したこと。それと、決議には反対した他の(共産党以外の)議員が、議会の調整手続への不満を主張していたものの、伊丹空港存続とは主張しなかったこと。これは少し意外でしたが、地域エゴを捨てるというのは正論なので、ホントに答えに悩んでるんだぁ・・・とも感じました。やはりこの問題、複雑でわかりにくくてムズかしいです。

ちなみに、僕は従来から関空・伊丹の経営一体化論者で、それは変わっていませんが、選択肢があるならいくらでも真剣に議論してみるべきとの立場。池田市長も同様に「座して死を待つくらいなら、廃港リスクと引き換えに活性化という議論は否定しない」とのスタンス。

箕面市にも池田市にも「廃港」「存続」の決定権はまったくありません。もっと言えば、実は、大阪府にも知事にもなんの決定権もありません。ただ、国に対して真摯に議論を求めていくこと、結果はどうあれ、その努力をするのはバチが当たるものではないと信じます。
国にしてみたらちっぽけな箕面市議会のメッセージ、吹けば飛ぶようなものかもしれません。それでも実直にメッセージを発した覚悟が、一つの問題提起として受け止められんことを。
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posted by 倉田哲郎 at 20:43 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年03月17日

滋賀県の嘉田由紀子知事と〜国の障害者制度改革への提案

昨日、滋賀県の嘉田知事のところに行ってきました。
目的は、箕面市が国に提案している障害者の支援制度について、滋賀県も一緒に働きかけをしてほしい旨の応援要請。

政府が全面見直しに着手した障害者福祉分野の諸制度について、古くから独自制度を擁してきた箕面市が制度提案を行っている経過&概要については、以前「国の障害者制度改革にあわせて〜箕面市から制度提案」でご紹介したとおり。
ちなみに、その後、3月初旬に箕面市から政府(内閣総理大臣・厚生労働大臣)・民主党(代表)あてに正式に検討要請も提出しました。

実は、滋賀県も、箕面市と同様の独自制度を実施しています。このため、ぜひ一緒に国への働きかけをお願いできれば・・・と考えて嘉田知事を訪問。箕面市の単騎突撃でもいいのですが、県と共同歩調をとることができたらより大きな支えになるので。
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結果、嘉田知事からは快諾をいただきました。あわせて滋賀県の政府提案に盛り込むことや、政府・有識者への働きかけなど、積極的な動きをしていただけることに。

嘉田知事、柔らかい物腰ながら、よく話します(笑)。当初30分の予定が、盛り上がったため45分にオーバーしてしまい、秘書課の皆さんがヤキモキしてました・・・すみません。
嘉田知事と強く一致したのは、これからの国と地方の関係は「陳情」ではなく「提案」であるべきという点。まさしく今回の件は、滋賀県でも箕面市でも実績があり、国の制度改革のタイミングに合致。共に関西から声をあげることを確約して帰ってきました。

・・・余談ですが、言い得て妙だったのは「橋下知事は劇薬、私は漢方薬」という嘉田知事の言葉。思わず笑ってしまいました。治水問題にしても方向性は一致してるのだけど、薬の効き方が違う。たしかにそのとおり(笑)。

障害福祉分野に限らず、今後、いろいろな面で連携できそうな気も。有意義なお時間と前向きなお返事をいただいた嘉田知事に心から感謝です。
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posted by 倉田哲郎 at 10:08 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年03月12日

中学校の卒業式2010

今日は市内一斉に中学校の卒業式。今年は、第5中学校の卒業式に列席させていただきました。
昨年、PTAの方からのお声がけで初めて出席させていただいたんですが・・・本当に本当に卒業式って素晴らしいです。
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特に、卒業生による「翼をください」の綺麗な合唱には感動!
この曲、僕が小さい小さい頃から大好きだった曲だけに、なおさらでした。そして「仰げば尊し」「蛍の光」も。
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卒業生も泣いたり笑ったりいろいろ。でも、その表情にはたくさんの思い出がつまってるんだろうなって思います。
改めて、5中だけでなく、中学校を卒業したすべてのみなさんに、心から、卒業おめでとう!!!
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・・・さて、昨日、箕面市議会のすべての常任委員会(文教・民生・建設水道・総務の4つ)が終了しました。すべての提出議案について委員会の了承をいただきました。ありがとうございました。残るは本会議の本番の議決です。
子どもたちに自信をもって引き継げる社会を築くのは大人の責務。気を抜かず、丁寧な説明で臨みたいと思います。
posted by 倉田哲郎 at 18:01 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年03月04日

“住民情報安全度”で箕面市が全国6位にランクイン!

3月1日の日経新聞に、情報セキュリティに関する調査結果が掲載されました。
テーマは「住民情報安全度」で、なんと箕面市は全国6位にランクイン!これは嬉しい。
日本経済新聞社の調査で、対象は全国人口10万人以上の262市+東京23区。

 【住民情報安全度】
 1位 藤沢市(神奈川県)
 2位 流山市(千葉県)、足立区(東京都)、広島市(広島県)
 5位 新宿区(東京都)
 6位 箕面市(大阪府)
 7位 市川市(千葉県)、渋谷区(東京都)、高槻市(大阪府)

ちなみに大阪府内をピックアップすると、寝屋川市(34位)、豊中市(54位)、池田市(62位)、松原市(62位)、枚方市(81位)、東大阪市(96位)・・・と続いていきます。

技術の進展により情報の流通・加工が簡便になればなるほど、大切な情報を守るためには、それに倍する技術と努力を投じなければならなくなってます。・・・これって、けっこう地味でしんどい努力。
市役所というのは個人情報だけでなく法人・土地などなど社会的な重要情報のカタマリのような場所。その規模でいえば、おそらく企業などよりもはるかに。セキュリティの世界は“いたちごっこ”ですから、箕面市民の情報を危険にさらさないためにも、今回の結果に満足しちゃいけないと自戒もするところ。・・・でも、もちろん評価されたのは嬉しいです。

箕面市役所の情報政策担当は、例えば、昨年10月に紹介した「Linuxで大量の中古PCを再利用にトライ!」のとおり、かなりアクティブ。(ちなみにかなり難解でテクニカルで僕にもよくわからない単語が頻発するので、よほど興味ある方にしかオススメしませんが、その後の経過を『箕面市役所Edubuntu日記』でレポートし続けています。)

今回の結果は、その情報政策担当の努力の積み重ねによるものと心から感謝です。
普段、僕は情報政策担当にはキツイことばかり言ってるので、彼らが信じるかどうかわかりませんが(笑)、いつもそのオーダーに応えてくれていて心の底では本当に感謝しています。ありがとうございます。

さて、まったく話は変わりますが、“阪急電鉄”は1910年3月10に“箕面有馬電気軌道”として開業しました・・・そう、現在の“阪急箕面線”です。今年はこの阪急電鉄開業100周年を記念して、箕面でもいくつかのイベントが開催されます。
今週末3月7日(日)もその一つ。箕面大瀧への滝道に“ミニ阪急電車”がやってきます。
ちびっこを乗せて走るミニ阪急電車だけでなく、ちびっこ運転士撮影会や、阪急100周年記念グッズの販売などもあります。もちろん“ゆずる”も登場。週末はぜひ箕面の滝道にどうぞ!
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posted by 倉田哲郎 at 18:32 | TrackBack(0) | 活動日誌
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こんにちは。箕面市長の倉田哲郎です。大阪府箕面市で地方自治を全力でドライブ。どうぞよろしくお願いいたします。

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