昨日(29日)の晩、市の福祉施設である光明の郷ケアセンターの運営を委託(指定管理)している事業者から、平成18年に使用した食材の一部に事故米が混入していた可能性があるとの報告が入りました。市としては、今日の昼に報道機関に公表しました。経過については、コチラ(箕面市ホームページ)にも報告しています。
幸い、健康被害は報告されていないとのことですが、事故米混入の可能性については本当に残念です。ご心配をおかけいたしました関係者の方には、市を代表して心からお詫びを申し上げます。
ただし、それ以上に残念なことは、事業者がこの件を把握(19日)してから昨晩まで、10日間も市に情報が入らなかったこと。
事故米混入については、最初の新聞報道があった即日のうちに、担当課(市民安全政策課)に指示をして、市の施設や学校では使用されていないことを確認していました(←その時点では)。にもかかわらず、今になってこうした情報が出てきたことは残念ですし、憤りすら感じます。
情報を把握しながら委託者(指定者)である市に報告せず、10日間も情報を寝かせていた事業者に対しては、二度とこうしたことが起こらないよう、即座に口頭と書面で厳重抗議をしました。
それだけでなく、市としての情報収集の一層の徹底についても、自戒する必要があると考えています。特に、安全については、しつこく、しつこく、しつこく、しつこく、徹底したい。
また、少なくとも、市としては、情報を隠さない、抱えない。
不都合だろうとなんだろうと、情報を澱ませないこと。このポリシーは今の行政に不可欠です。
今回、報道機関には、報告が入るごとに逐次、速やかな情報提供を行いましたが、今後も、そのポリシーで臨みたいと思います。
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2008年09月30日
事故米
posted by 倉田哲郎 at 22:21
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2008年09月29日
箕面大滝の切手シート

郵便局が、箕面大滝を大きくあしらった地域限定の切手シートを発売します。タイトルは「豊能」。
豊能地域の特徴ある各地の風物をデザインした10枚の切手の上に、豊能地域の代表として、紅葉時の箕面大滝の美しい写真がデカデカとデザインされた切手シート。ご覧のとおり、箕面にとって嬉しい限りです!
箕面、池田、豊中、豊能郡の郵便局(76局)で、10月1日から年末にかけて限定発売されるとのこと。興味のある方は、こちらがプレスリリース(日本郵政グループ)です。
郵便局は、古くから地域や暮らしを支えるプレーヤーの一つ。
今回のような箕面のPRだけでなく、暮らしや安全など、いろんな分野で地域の郵便局ともしっかり連携していきたいと思います。
posted by 倉田哲郎 at 23:36
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2008年09月28日
止々呂美の合同運動会、箕面川の清掃活動など
今朝は、今年4月に開校したばかりの「とどろみの森学園」のグラウンドで、初めての運動会でした。
幼稚園・小学校・中学校の合同運動会で、昨年の運動会では30名余りだった児童数も、箕面森町の順調な滑り出しによって、今年は約3倍の90名を超えました。


小学校の高学年や中学生の子どもたちが、幼稚園や小学校の低学年の子どもたちにいつも気を配り、面倒を見る姿が目立つのは、他の学校にはない大きな特色です。大阪府で唯一の小中一貫校(施設一体型)という特色でもありますし、昔からの止々呂美の幼稚園・小学校・中学校の文化でもあります。この調子だと今後も児童数が増えていきますが、この特色・文化が大切に残っていってほしいと思います。
午後は、豊川北小学校区の敬老会を覗かせていただきました。どこの敬老会も地区福祉会の方々のご尽力で創意工夫の凝らされたものになっていますが、豊川北小学校で特に印象深かったのは、多彩な催しもさることながら、小学生が一生懸命に会場の案内などの手伝いをしていたこと。こういう暖かさも嬉しいですね。
その後、箕面ロータリークラブ主催の箕面川の清掃活動に参加しました。
ホタルが飛び交う水辺環境を守るべく「清流箕面川 輝きウォーク」と題して、ロータリークラブ、ボーイスカウト、ガールスカウトなどによる清掃活動のイベントです。大阪府池田土木事務所や箕面市役所からも応援部隊が入っています。
この4月から河川の清掃活動に参加するのは3度目ですが、心痛いことに、その都度、たくさんのゴミがあがります。
それでも、今日、川の中を歩いていると、橋の上から、「なんていう団体さんですか?河川の清掃活動に興味があるのですが、参加できるんでしょうか?」と声をかけられました。こういうお一人お一人の気持ちがあればこそ、美しい川や街が保たれるんだと実感。これからもこういう地道な活動の輪が広がっていくといいなと思います。


さて、夜はお隣の豊能町長選挙の開票。新たに池田勇夫町長が誕生することになりました。新人5候補という激戦を制しての当選です。おめでとうございます!
箕面森町とトンネル開通により、箕面市と豊能町はさらに緊密になりました。今日は当選直後の慌しいなかでしたが、政策効果の面でも、財政面でも、双方にメリットのある連携策を一緒に進めていきましょうという話をさせていただきました。今後、ガッチリ協力を深めていきたいと思います。
幼稚園・小学校・中学校の合同運動会で、昨年の運動会では30名余りだった児童数も、箕面森町の順調な滑り出しによって、今年は約3倍の90名を超えました。


小学校の高学年や中学生の子どもたちが、幼稚園や小学校の低学年の子どもたちにいつも気を配り、面倒を見る姿が目立つのは、他の学校にはない大きな特色です。大阪府で唯一の小中一貫校(施設一体型)という特色でもありますし、昔からの止々呂美の幼稚園・小学校・中学校の文化でもあります。この調子だと今後も児童数が増えていきますが、この特色・文化が大切に残っていってほしいと思います。
午後は、豊川北小学校区の敬老会を覗かせていただきました。どこの敬老会も地区福祉会の方々のご尽力で創意工夫の凝らされたものになっていますが、豊川北小学校で特に印象深かったのは、多彩な催しもさることながら、小学生が一生懸命に会場の案内などの手伝いをしていたこと。こういう暖かさも嬉しいですね。
その後、箕面ロータリークラブ主催の箕面川の清掃活動に参加しました。
ホタルが飛び交う水辺環境を守るべく「清流箕面川 輝きウォーク」と題して、ロータリークラブ、ボーイスカウト、ガールスカウトなどによる清掃活動のイベントです。大阪府池田土木事務所や箕面市役所からも応援部隊が入っています。
この4月から河川の清掃活動に参加するのは3度目ですが、心痛いことに、その都度、たくさんのゴミがあがります。
それでも、今日、川の中を歩いていると、橋の上から、「なんていう団体さんですか?河川の清掃活動に興味があるのですが、参加できるんでしょうか?」と声をかけられました。こういうお一人お一人の気持ちがあればこそ、美しい川や街が保たれるんだと実感。これからもこういう地道な活動の輪が広がっていくといいなと思います。


さて、夜はお隣の豊能町長選挙の開票。新たに池田勇夫町長が誕生することになりました。新人5候補という激戦を制しての当選です。おめでとうございます!
箕面森町とトンネル開通により、箕面市と豊能町はさらに緊密になりました。今日は当選直後の慌しいなかでしたが、政策効果の面でも、財政面でも、双方にメリットのある連携策を一緒に進めていきましょうという話をさせていただきました。今後、ガッチリ協力を深めていきたいと思います。
posted by 倉田哲郎 at 23:03
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2008年09月27日
小学校の運動会、午後は住之江競艇場へ
今日は、箕面市内各地の小学校で運動会が行われました。
どこの学校も、子どもたちが元気いっぱい!晴れてよかったです。
それぞれの学校ごとに、保護者の方や地域の方も巻き込んで、創意工夫を凝らした運動会になっていました。





考えてみると、小学校の運動会を見たのは、自分が小学生のとき以来でした。小学生の親か、学校の先生か、こういう仕事でもない限り、なかなか小学校の運動会に行く機会ってありません。
大玉ころがしの大玉って、こんな小ぶりなサイズだったっけ?とか(小学生にとっては大きかった・・・)、コマゴマとしたことにも感動しながら見せていただきました(笑)。
午後からは住之江競艇場へ。
箕面市の財政収入の特徴は、個人市民税が大きく、法人市民税が小さいこと。すなわち、「企業が少ない住宅地」だということです。
市町村によっては、大手企業の存在が大きく財政を支えているような地域もあります。例えば、池田市のダイハツ、門真市の松下など。
箕面市の場合は、企業が少ない分、それに代わって競艇事業が収入を支えてきたと言ってもいいと思います。
今日から、箕面市主催の「高松宮記念特別競走」がスタートです。
初日の今日は、選手紹介などの開会式で主催者としてご挨拶をさせていただきました。
こうした一つ一つのレースの収益が、箕面市の財政を支えています。レースの成功如何によって、箕面市の財政は少なからず影響を受けます。期間中、事故を起こさず、レースが盛り上がってくれることを期待します。


どこの学校も、子どもたちが元気いっぱい!晴れてよかったです。
それぞれの学校ごとに、保護者の方や地域の方も巻き込んで、創意工夫を凝らした運動会になっていました。





考えてみると、小学校の運動会を見たのは、自分が小学生のとき以来でした。小学生の親か、学校の先生か、こういう仕事でもない限り、なかなか小学校の運動会に行く機会ってありません。
大玉ころがしの大玉って、こんな小ぶりなサイズだったっけ?とか(小学生にとっては大きかった・・・)、コマゴマとしたことにも感動しながら見せていただきました(笑)。
午後からは住之江競艇場へ。
箕面市の財政収入の特徴は、個人市民税が大きく、法人市民税が小さいこと。すなわち、「企業が少ない住宅地」だということです。
市町村によっては、大手企業の存在が大きく財政を支えているような地域もあります。例えば、池田市のダイハツ、門真市の松下など。
箕面市の場合は、企業が少ない分、それに代わって競艇事業が収入を支えてきたと言ってもいいと思います。
今日から、箕面市主催の「高松宮記念特別競走」がスタートです。
初日の今日は、選手紹介などの開会式で主催者としてご挨拶をさせていただきました。
こうした一つ一つのレースの収益が、箕面市の財政を支えています。レースの成功如何によって、箕面市の財政は少なからず影響を受けます。期間中、事故を起こさず、レースが盛り上がってくれることを期待します。



posted by 倉田哲郎 at 22:04
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2008年09月26日
乳幼児医療費の助成拡大を巡って
昨日は民生常任委員会。今日は総務常任委員会が開催されました。
民生常任委員会では、日本共産党箕面市会議員団が提出した「乳幼児医療費の助成に関する条例改正」が主な争点となりました。現在は、4歳未満までしか対象となっていない乳幼児の医療費助成を、小学校入学前まで拡大する提案です。
この件については、私も公約に掲げていたとおりで、スタンスは同じです。すでに市役所内での検討作業を開始しており、子どもたちの医療費の新しい助成制度について、来年4月からスタートすることを目標にしています。
実際の制度設計を考えようとすると、いくつものパターンがありえます。
例えば、対象年齢をどこまで拡大できるか(場合によっては小学校入学前を超えて拡大できないか?)、診療・入院のそれぞれについてどう扱うか、所得条件を組み込むか否かなど。そして、それぞれのパターンによって市の財政支出は大きく変わることになります。
このため、新年度の予算編成作業と並行して、効果と財政支出のバランスを考えながら、最終的にパターンを確定していくことが必要です。
今回の日本共産党箕面市会議員団の提案は、今の乳幼児医療費助成制度の単純延長です。もちろん、このパターンもありえますが、現段階では、このパターンに確定するだけの十分な判断材料(財政支出の比較など)もありません。
早く提案したからスタート時期が早まるというわけでもなく(今回の提案もスタートは来年4月からです)、現実の検討作業をほとんど経ないこのタイミングでの提案という点では、正直、拙速感は否めません(気持ちはわからなくはないですが)。
民生常任委員会の質疑では、複数のパターンを検討している旨の説明をさせていただき、最終的には委員会の判断として継続審議の取り扱いとなりました。並行して、制度設計を進めて、来年4月のスタートを目指したいと思います。
民生常任委員会では、日本共産党箕面市会議員団が提出した「乳幼児医療費の助成に関する条例改正」が主な争点となりました。現在は、4歳未満までしか対象となっていない乳幼児の医療費助成を、小学校入学前まで拡大する提案です。
この件については、私も公約に掲げていたとおりで、スタンスは同じです。すでに市役所内での検討作業を開始しており、子どもたちの医療費の新しい助成制度について、来年4月からスタートすることを目標にしています。
実際の制度設計を考えようとすると、いくつものパターンがありえます。
例えば、対象年齢をどこまで拡大できるか(場合によっては小学校入学前を超えて拡大できないか?)、診療・入院のそれぞれについてどう扱うか、所得条件を組み込むか否かなど。そして、それぞれのパターンによって市の財政支出は大きく変わることになります。
このため、新年度の予算編成作業と並行して、効果と財政支出のバランスを考えながら、最終的にパターンを確定していくことが必要です。
今回の日本共産党箕面市会議員団の提案は、今の乳幼児医療費助成制度の単純延長です。もちろん、このパターンもありえますが、現段階では、このパターンに確定するだけの十分な判断材料(財政支出の比較など)もありません。
早く提案したからスタート時期が早まるというわけでもなく(今回の提案もスタートは来年4月からです)、現実の検討作業をほとんど経ないこのタイミングでの提案という点では、正直、拙速感は否めません(気持ちはわからなくはないですが)。
民生常任委員会の質疑では、複数のパターンを検討している旨の説明をさせていただき、最終的には委員会の判断として継続審議の取り扱いとなりました。並行して、制度設計を進めて、来年4月のスタートを目指したいと思います。
posted by 倉田哲郎 at 21:34
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2008年09月24日
市議会の常任委員会
一昨日(22日)の月曜日から、市議会の常任委員会が開催されています。
22日は文教常任委員会。先般の箕面市教育委員会の全国学力テストの箕面市平均の公表についての質疑が交わされました。
今日は建設水道常任委員会。消防についての議論から、街路樹の剪定方法まで、多岐にわたるテーマが出ましたが、なかでも、新御堂筋のつきあたりの建設計画が大きく取り上げられました。
建設計画について、市議会からは「なんとかならないのか?」との厳しい意見が出され、こちらとしても(先日のブログに書いたとおり)「なんとか止めたい」という姿勢で質疑に臨みました。最終的に、市議会・行政で一緒にこの問題に取り組んでいくことを確認しつつ、本日の議論は幕を閉じました。
明日は、民生常任委員会。明後日は、総務常任委員会と続くことになります。
また、今晩は、総合計画策定に向けた「市民会議」が開かれており、短時間ですが参加させていただき、「提言書」を受け取りました。
「総合計画」というのは、地方自治法に定められているもので、各市町村の行政運営の基本を定める根幹的な計画です。箕面市は、およそ10年程度を単位として計画策定をしてきており、現在(2001〜2010年度)は「第4次」の総合計画に基づいて行政運営を進めています。再来年の2010年度には、次の10年を定める「第5次」の総合計画策定を控えており、今日いただいた「提言書」は、その礎とすべく市民の方々がまとめてくださったものです(ありがとうございます!)。
内容・まとめ方ともにしっかりとしたもので、これから本格化する策定作業に反映していけるものと思っています。
22日は文教常任委員会。先般の箕面市教育委員会の全国学力テストの箕面市平均の公表についての質疑が交わされました。
今日は建設水道常任委員会。消防についての議論から、街路樹の剪定方法まで、多岐にわたるテーマが出ましたが、なかでも、新御堂筋のつきあたりの建設計画が大きく取り上げられました。
建設計画について、市議会からは「なんとかならないのか?」との厳しい意見が出され、こちらとしても(先日のブログに書いたとおり)「なんとか止めたい」という姿勢で質疑に臨みました。最終的に、市議会・行政で一緒にこの問題に取り組んでいくことを確認しつつ、本日の議論は幕を閉じました。
明日は、民生常任委員会。明後日は、総務常任委員会と続くことになります。
また、今晩は、総合計画策定に向けた「市民会議」が開かれており、短時間ですが参加させていただき、「提言書」を受け取りました。
「総合計画」というのは、地方自治法に定められているもので、各市町村の行政運営の基本を定める根幹的な計画です。箕面市は、およそ10年程度を単位として計画策定をしてきており、現在(2001〜2010年度)は「第4次」の総合計画に基づいて行政運営を進めています。再来年の2010年度には、次の10年を定める「第5次」の総合計画策定を控えており、今日いただいた「提言書」は、その礎とすべく市民の方々がまとめてくださったものです(ありがとうございます!)。
内容・まとめ方ともにしっかりとしたもので、これから本格化する策定作業に反映していけるものと思っています。
posted by 倉田哲郎 at 22:50
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2008年09月21日
新御堂筋つきあたりの建設計画
実は、市長に就任してすぐに担当部門から相談を受けた課題で、大きな悩みが一つあります。新御堂筋の突き当たり、トンネルの入り口の真上の山麓で、老人ホームの建設計画が進められようとしていることです。
8月末の市長就任の時点で、すでに事業者から市役所への開発の協議手続は完了間近の状態になっていました。前市政では「仕方ない」との判断がされ、ここまで粛々と手続が進んできた模様。現地には、すでに今年の4月頃から計画図面の看板が立てられています。
しかしながら、この場所は、もともと公園用地として計画されているエリア。
しかも、ここは、新御堂筋を北上してくるたくさんの車にとっては、いわば「箕面の顔」といえる場所と言ってもいいと思います。
実際の着工シーンを想像してみると、トンネル入り口の真上から、山の中腹に向かって、縦長に大きく緑が剥がされ、山肌が露出することになります。
さらに、できあがりの建造物は、下から中腹まで伸びる斜面モノレールと、その上の建物。建物そのものの高さは3〜5F程度とのことですが、場所が山の中腹に立ち上がるため、下から見るとかなりそそり立つ感じだろうと想像されます。
車で新御堂筋を走り、箕面市内に入り、171にかかる高架を上ってくると、真正面の視界に、大きな緑のハゲ、または、かなりの規模の建造物・・・。
そんなことで本当にいいのか?と。
ここまでの市役所の手続は、(まだ、いくつか残っていますが)紆余曲折を経ながらも、ルールに則って進められてきています。
ルールに公平であるべき行政が、ルールに則っている事象に対して、抵抗すること。これは、実は、極めて難しいことです。そうは言いながらも、それで本当にいいのか?進んでしまっていいのか?
なんとかならないものか・・・と、悩んでいます。
市長就任直後の9月1日、担当部門から最初に判断を求められた時点で、まずは市役所の開発協議の手続について、もっと慎重にするようにとの指示を出しました。
並行して、なんとか止まらないものか、各方面へアプローチをしてきているところです。
無責任なことを書きたくはありませんので、正直、まだどうなっていくのか見通しは不明瞭としか言えません。それでも、ハードルが高いことは承知の上で、なんとか道を探したいと思っています。
8月末の市長就任の時点で、すでに事業者から市役所への開発の協議手続は完了間近の状態になっていました。前市政では「仕方ない」との判断がされ、ここまで粛々と手続が進んできた模様。現地には、すでに今年の4月頃から計画図面の看板が立てられています。
しかしながら、この場所は、もともと公園用地として計画されているエリア。
しかも、ここは、新御堂筋を北上してくるたくさんの車にとっては、いわば「箕面の顔」といえる場所と言ってもいいと思います。
実際の着工シーンを想像してみると、トンネル入り口の真上から、山の中腹に向かって、縦長に大きく緑が剥がされ、山肌が露出することになります。
さらに、できあがりの建造物は、下から中腹まで伸びる斜面モノレールと、その上の建物。建物そのものの高さは3〜5F程度とのことですが、場所が山の中腹に立ち上がるため、下から見るとかなりそそり立つ感じだろうと想像されます。
車で新御堂筋を走り、箕面市内に入り、171にかかる高架を上ってくると、真正面の視界に、大きな緑のハゲ、または、かなりの規模の建造物・・・。
そんなことで本当にいいのか?と。
ここまでの市役所の手続は、(まだ、いくつか残っていますが)紆余曲折を経ながらも、ルールに則って進められてきています。
ルールに公平であるべき行政が、ルールに則っている事象に対して、抵抗すること。これは、実は、極めて難しいことです。そうは言いながらも、それで本当にいいのか?進んでしまっていいのか?
なんとかならないものか・・・と、悩んでいます。
市長就任直後の9月1日、担当部門から最初に判断を求められた時点で、まずは市役所の開発協議の手続について、もっと慎重にするようにとの指示を出しました。
並行して、なんとか止まらないものか、各方面へアプローチをしてきているところです。
無責任なことを書きたくはありませんので、正直、まだどうなっていくのか見通しは不明瞭としか言えません。それでも、ハードルが高いことは承知の上で、なんとか道を探したいと思っています。
posted by 倉田哲郎 at 08:19
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2008年09月18日
全国学力テストの箕面市の結果公表
今日の箕面市教育委員会議で、全国学力テストの箕面市の平均正答率の公表が決定され、即日、数値を含む資料が公表されました(公表資料はこちら)。
ここ数日、いくつかの市で公表決定はされたようですが、決定のみで公表は10月予定。実際の平均正答率の公表に踏み切ったのは、箕面市教育委員会が府内で第一号となりました。
今月5日に教育委員会に対して公表要請をさせていただきましたが、これを正面から受け止めて真摯に検討していただいた教育委員会に感謝です。
特に、橋下知事と大阪府教委の間で繰り広げられる大きな雑音が大きいなか、これに惑わされず“箕面市として”どうすべきかの視点で、公表するならどのような資料となるのか、実際の資料の案まで作って、急ピッチ、かつ、地に足のついた議論を進めていただいたことに敬意を表します。
橋下知事は、府も市もひっくるめて「教育委員会」を丸ごと批判する発言が多いですが、少なくとも“箕面市教育委員会は違う”ということが、今回の行動と結果からも示されていると感じています。
幸い、箕面市は、大阪府平均・全国平均を上回る結果となりました。また、数値を公表したことで、生活習慣との関連性などについても、グラフなどでわかりやすく説得的に示されるようになっています。
もちろん、学力テストの結果は、教育にとっても、子どもたちにとっても、ほんの一部分の指標に過ぎません。学力に限らず、例えばスポーツの分野でも、顧問が足りずに子どもたちが中学校で好きな部活動ができないなど、まだまだ工夫しなければならない点はたくさんあると思っています。
“子育てしやすさ日本一”を目指して、箕面市教育委員会と一緒に頑張っていきます。
さて、今朝は、北京オリンピックに出場した箕面市民でトランポリンの廣田遥選手、バレーボール津曲勝利選手・山村宏太選手(サントリーサンバーズ)が、ご挨拶に来てくださいました。
近所にこんなにスター選手がいると、子どもたちの頑張りも変わってきます。お三方とも、オリンピックを楽しんできたようで、とってもおもしろかったです。引き続き、頑張っていただきたいですし、ぜひとも、箕面市のイベントにもご協力をお願いします。
また、今日は箕面市議会で所信表明をさせていただきました(所信表明はこちら)。選挙戦でも主張してきたことを貫いた所信表明。本当にこれを具現化していく仕事はこれからだと思っています。
ここ数日、いくつかの市で公表決定はされたようですが、決定のみで公表は10月予定。実際の平均正答率の公表に踏み切ったのは、箕面市教育委員会が府内で第一号となりました。
今月5日に教育委員会に対して公表要請をさせていただきましたが、これを正面から受け止めて真摯に検討していただいた教育委員会に感謝です。
特に、橋下知事と大阪府教委の間で繰り広げられる大きな雑音が大きいなか、これに惑わされず“箕面市として”どうすべきかの視点で、公表するならどのような資料となるのか、実際の資料の案まで作って、急ピッチ、かつ、地に足のついた議論を進めていただいたことに敬意を表します。
橋下知事は、府も市もひっくるめて「教育委員会」を丸ごと批判する発言が多いですが、少なくとも“箕面市教育委員会は違う”ということが、今回の行動と結果からも示されていると感じています。
幸い、箕面市は、大阪府平均・全国平均を上回る結果となりました。また、数値を公表したことで、生活習慣との関連性などについても、グラフなどでわかりやすく説得的に示されるようになっています。
もちろん、学力テストの結果は、教育にとっても、子どもたちにとっても、ほんの一部分の指標に過ぎません。学力に限らず、例えばスポーツの分野でも、顧問が足りずに子どもたちが中学校で好きな部活動ができないなど、まだまだ工夫しなければならない点はたくさんあると思っています。
“子育てしやすさ日本一”を目指して、箕面市教育委員会と一緒に頑張っていきます。

近所にこんなにスター選手がいると、子どもたちの頑張りも変わってきます。お三方とも、オリンピックを楽しんできたようで、とってもおもしろかったです。引き続き、頑張っていただきたいですし、ぜひとも、箕面市のイベントにもご協力をお願いします。
また、今日は箕面市議会で所信表明をさせていただきました(所信表明はこちら)。選挙戦でも主張してきたことを貫いた所信表明。本当にこれを具現化していく仕事はこれからだと思っています。
posted by 倉田哲郎 at 23:46
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2008年09月17日
橋下知事と16市長の「教育に関する意見交換会」
今朝は、橋下知事と大阪府市長会でもたれた「教育に関する意見交換会」に出席してきました。
中心の話題は、全国学力テストの市町村別データの公表について。出席した16人の市長のほとんどは(私も含めて)公表賛成の立場でした。
この他にも、話題は教育の在り方全般にわたりました。私からは、「市教委が地道に頑張っているなかで、府教委も市教委も一緒くたにして批判するのはおかしい。府教委は広域・共通の課題に徹するなど、府教委と市教委の役割を改めて考えた方がいい。」という考えを述べてきました。
余談ですが、その後、隣に座っていた柏原市長と「むしろ、府教委と市教委の間の風通しをよくすることが必要」という点で一致して、話が盛り上がりました。市長と市教育委員会の協力関係が成立している自治体の場合には、むしろ、市教委が、府教委の考えに大きく翻弄されてしまうという点の方に課題を感じているようです。
なお、箕面市では、9月5日に、私から市教育委員会に対して平均正答率の公表を要請しています。
明日の教育委員会議で、この件がとりあげられる予定とのこと。ぜひとも、箕面市教育委員会として前向きな結論を期待します。
中心の話題は、全国学力テストの市町村別データの公表について。出席した16人の市長のほとんどは(私も含めて)公表賛成の立場でした。
この他にも、話題は教育の在り方全般にわたりました。私からは、「市教委が地道に頑張っているなかで、府教委も市教委も一緒くたにして批判するのはおかしい。府教委は広域・共通の課題に徹するなど、府教委と市教委の役割を改めて考えた方がいい。」という考えを述べてきました。
余談ですが、その後、隣に座っていた柏原市長と「むしろ、府教委と市教委の間の風通しをよくすることが必要」という点で一致して、話が盛り上がりました。市長と市教育委員会の協力関係が成立している自治体の場合には、むしろ、市教委が、府教委の考えに大きく翻弄されてしまうという点の方に課題を感じているようです。
なお、箕面市では、9月5日に、私から市教育委員会に対して平均正答率の公表を要請しています。
明日の教育委員会議で、この件がとりあげられる予定とのこと。ぜひとも、箕面市教育委員会として前向きな結論を期待します。
posted by 倉田哲郎 at 19:08
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2008年09月15日
敬老の日
週末は、市内各地で敬老会が開催され、いくつかに出席させていただきました。
各地域とも、地域の皆さんが創意工夫を凝らしての催し、ご高齢の方々のたくさんの笑顔を拝見することができました。
人生の先輩の方々のこれまでの働きで、今の私たちの暮らしがあります。まさしく、老いを敬い、これからもこの感謝の気持ちを忘れず、一緒に長寿をお祝いしていきたいと思います。
また、昨日14日は、摂津市長選挙で森山一正市長の続投が決まりました。
倉田哲郎も、先般、選挙の洗礼を受け、初めてその重みを実感しました。2期目の森山市長は一層のことと思います。本当におめでとうございます。
夜の当選発表の場で、周囲を見て改めて感じましたが、箕面の近隣市には、本当に個性豊かな市長さんが揃っています(笑)。一緒に、北大阪の、そして、大阪のために全力を尽くしたいと思います。
さて、私事で余談を少し。
当選させていただいて以来、家にいる時間が少ないのですが、ふと気づいたら、子どもが(支えなしで)立ちあがりそうな勢いでした。
今は、ほんの数秒間ですが、フラフラしながらも、立ちかけています。
立つ練習をするその顔が、本当に楽しそうで、しかも得意そう(笑)。新しいことができるようになる喜び、世界が広がる喜びなのかな?と思います。
ちゃんと子どもの成長も見守らなければ、ですね。
各地域とも、地域の皆さんが創意工夫を凝らしての催し、ご高齢の方々のたくさんの笑顔を拝見することができました。
人生の先輩の方々のこれまでの働きで、今の私たちの暮らしがあります。まさしく、老いを敬い、これからもこの感謝の気持ちを忘れず、一緒に長寿をお祝いしていきたいと思います。
また、昨日14日は、摂津市長選挙で森山一正市長の続投が決まりました。
倉田哲郎も、先般、選挙の洗礼を受け、初めてその重みを実感しました。2期目の森山市長は一層のことと思います。本当におめでとうございます。
夜の当選発表の場で、周囲を見て改めて感じましたが、箕面の近隣市には、本当に個性豊かな市長さんが揃っています(笑)。一緒に、北大阪の、そして、大阪のために全力を尽くしたいと思います。
さて、私事で余談を少し。
当選させていただいて以来、家にいる時間が少ないのですが、ふと気づいたら、子どもが(支えなしで)立ちあがりそうな勢いでした。
今は、ほんの数秒間ですが、フラフラしながらも、立ちかけています。
立つ練習をするその顔が、本当に楽しそうで、しかも得意そう(笑)。新しいことができるようになる喜び、世界が広がる喜びなのかな?と思います。
ちゃんと子どもの成長も見守らなければ、ですね。
posted by 倉田哲郎 at 19:49
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2008年09月10日
ビリケンビール初仕込み(箕面ビール)

通天閣公認の地ビールで、今朝の初仕込み式には、全国行脚中の平成のビリケンさんも駆けつけ、一緒に初仕込を手伝いました。
実は、倉田は、もともとビール好きなため、以前から個人的にジャパン・ビア・フェスティバルなどにも行ったりしていました。
それでよく知っているのですが、箕面ビールは、地ビール業界ではかなりの賞をとっており、その道では全国的に名が通っている、かなり有力な箕面名物です。
全国各地で行われるビア・フェスティバルには、必ずと言っていいほど出店されており、早い時間帯に完売する人気ビールです。
その箕面ビールが、大阪名物ビリケンさんの記念ビールを発売するとのことで嬉しいです!箕面のPRになることを期待しています。
そして、ぜひとも、ビリケンさんのご利益も加わって、箕面の地も発展していくことを祈念しています。
posted by 倉田哲郎 at 21:23
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2008年09月07日
下止々呂美分団、府消防大会で優勝!

豊能地区の代表として、箕面市の下止々呂美分団がポンプ車操法に出場。見事、優勝しました!
4月以来、40回以上(!)の訓練を重ねた成果とのこと。本当におつかれさまでした!嬉しいかぎりです。
大会は、万博公園の太陽の塔前の広場で盛大に行われ、知事はもちろんのこと、たくさんの国会・府会・市会議員、府内の市町村長の見守るなかの競技でした。開会式での橋下知事への選手宣誓も、下止々呂美分団の選手が行うなど、まさに今大会は下止々呂美分団の独壇場でした。
本当におつかれさまでした!


(下止々呂美分団の雄姿)
引き続いて、箕面森町のイベント「森の祭典」に、橋下知事と一緒に参加しました。
箕面森町は、箕面市のなかに、大阪府がつくった新しい“まち”。つまり、府市が協調しなければ、街としての発展はありません。今日のイベントでは、橋下知事との共演が実現し、ともに素晴らしい町にしていくことを宣言することができました。
箕面森町の特徴は、もちろん緑豊かな住環境ですが、それだけでなく、大阪府で“唯一”の小中一貫校(公立・施設一体型)である「箕面市立とどろみの森学園」が開校しています。ぜひ、一度、ご覧ください。
posted by 倉田哲郎 at 15:08
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2008年09月05日
学力テストの結果公表の要請
今朝の産経新聞に報道されましたが、今日、箕面市教育委員会に対して、全国学力テストの箕面市の平均正答率の公表を要請しました。
現在、全国学力テストの結果は、全国平均値(正答率)と、都道府県単位、つまり、大阪府の平均値しか公表されていません。これを、箕面市の平均値も公表すべきという要請です。
この議論は、どの程度のエリア(広さ)を単位とする平均値(結果)を公表することが適当かという判断が分かれ目だと思っています。
倉田哲郎は、実際に子どもたちと身近に接し、教育を実効的に担っているのは、府教育委員会よりも、むしろ、市町村単位の教育委員会だと感じています。したがって、市町村単位の教育委員会の本気度・緊張感を高めていくことが、教育力の向上に直結すると考えます。
そのためには、「大阪府が全国と比較してどうか?」よりも、「箕面市が、全国や大阪府と比較してどうか?」ということを、自他ともに認識することの方が効果的です。それでこそ、箕面市教育委員会が、どれほど頑張っているか、または、足りないならばどう頑張らなければならないか、について次の現実的なアクションにつながっていくと感じるからです。
また、各学校にしても、全国や府の平均との比較よりも、箕面市の平均、つまり、同じ市内の学校のレベルに対して自分たちがどういう位置にあるのかを知ることの方が、学校現場の取り組みや、学校間の連携・情報交換を加速するきっかけになるのではと思います。
ただし、学校単位まで細分化しての公表となると、例えば、小規模校では個人が特定されかねないなど、まったく別の大きな問題が発生してきます。したがって、そういう問題の発生しない程度のエリア(広さ)で、実効的な意味がある単位として、市町村での平均値の公表が適当だと思っています。
なお、教育そのものは教育委員会の担当ですが、教育環境の整備のための予算などは市長の責任で決定し、議会に提出します。このため、教育については、決して教育委員会だけに責任を押しつければ済むということではありません。市長も教育委員会も一緒に責任をもって取り組んでいくべきテーマです。
それゆえに市長の姿勢も大きく問われますし、だからこそ、今日の教育委員会への要請です。市町村長同士でも切磋琢磨していくことが望ましいと思っています。
今日の箕面市教育委員会の反応は、「9月10日に大阪府内の市町村の教育委員会の会合がセットされており、そこでの議論を踏まえてどうするか考えたい」とのことでした。
ぜひとも箕面市として前向きな行動を期待します。
現在、全国学力テストの結果は、全国平均値(正答率)と、都道府県単位、つまり、大阪府の平均値しか公表されていません。これを、箕面市の平均値も公表すべきという要請です。
この議論は、どの程度のエリア(広さ)を単位とする平均値(結果)を公表することが適当かという判断が分かれ目だと思っています。
倉田哲郎は、実際に子どもたちと身近に接し、教育を実効的に担っているのは、府教育委員会よりも、むしろ、市町村単位の教育委員会だと感じています。したがって、市町村単位の教育委員会の本気度・緊張感を高めていくことが、教育力の向上に直結すると考えます。
そのためには、「大阪府が全国と比較してどうか?」よりも、「箕面市が、全国や大阪府と比較してどうか?」ということを、自他ともに認識することの方が効果的です。それでこそ、箕面市教育委員会が、どれほど頑張っているか、または、足りないならばどう頑張らなければならないか、について次の現実的なアクションにつながっていくと感じるからです。
また、各学校にしても、全国や府の平均との比較よりも、箕面市の平均、つまり、同じ市内の学校のレベルに対して自分たちがどういう位置にあるのかを知ることの方が、学校現場の取り組みや、学校間の連携・情報交換を加速するきっかけになるのではと思います。
ただし、学校単位まで細分化しての公表となると、例えば、小規模校では個人が特定されかねないなど、まったく別の大きな問題が発生してきます。したがって、そういう問題の発生しない程度のエリア(広さ)で、実効的な意味がある単位として、市町村での平均値の公表が適当だと思っています。
なお、教育そのものは教育委員会の担当ですが、教育環境の整備のための予算などは市長の責任で決定し、議会に提出します。このため、教育については、決して教育委員会だけに責任を押しつければ済むということではありません。市長も教育委員会も一緒に責任をもって取り組んでいくべきテーマです。
それゆえに市長の姿勢も大きく問われますし、だからこそ、今日の教育委員会への要請です。市町村長同士でも切磋琢磨していくことが望ましいと思っています。
今日の箕面市教育委員会の反応は、「9月10日に大阪府内の市町村の教育委員会の会合がセットされており、そこでの議論を踏まえてどうするか考えたい」とのことでした。
ぜひとも箕面市として前向きな行動を期待します。
posted by 倉田哲郎 at 19:13
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2008年09月03日
教育委員の方々と
市町村の仕組みとして、教育分野は、市長とは独立の機関の「教育委員会」が担当しています。
今日は教育委員会議(教育委員会の意志決定機関)の日でしたので、その前に、小川委員長、白石委員、坂口委員とお話をする場をいただきました。
選挙で「子育てしやすさ日本一」と訴え続けてきたとおり、箕面市としてハッキリと子育て・教育分野に力を入れていく必要があると考えています。
そのためには、教育行政を担当する教育委員の方々と、しっかり問題意識や目標を共有して、緊密な連携をとりながら突っ走っていくことが欠かせません。
特に、箕面市では「子ども部」を新設して、通常は健康福祉部門が担当する保育所などの“児童福祉”分野を、幼稚園と一緒に教育委員会事務局に一元化しています。
それだけに、教育委員会への期待は大きいですし、一緒に機動的に仕事をしていけると思っています。
今後、教育委員の方々の学校現場の視察に私も合流することや、定期的な会合を設けて頻繁に意志疎通をはかっていくこと。また、箕面市の教育分野への取り組みや実績をもっともっと外に対してPRしていくことなど、今日は30分という短時間でしたが、ずいぶん話が盛り上がりました。
これから、しっかり連携していきたいですし、一層、アクティブな教育委員会になってほしいと思います。
今日は教育委員会議(教育委員会の意志決定機関)の日でしたので、その前に、小川委員長、白石委員、坂口委員とお話をする場をいただきました。
選挙で「子育てしやすさ日本一」と訴え続けてきたとおり、箕面市としてハッキリと子育て・教育分野に力を入れていく必要があると考えています。
そのためには、教育行政を担当する教育委員の方々と、しっかり問題意識や目標を共有して、緊密な連携をとりながら突っ走っていくことが欠かせません。
特に、箕面市では「子ども部」を新設して、通常は健康福祉部門が担当する保育所などの“児童福祉”分野を、幼稚園と一緒に教育委員会事務局に一元化しています。
それだけに、教育委員会への期待は大きいですし、一緒に機動的に仕事をしていけると思っています。
今後、教育委員の方々の学校現場の視察に私も合流することや、定期的な会合を設けて頻繁に意志疎通をはかっていくこと。また、箕面市の教育分野への取り組みや実績をもっともっと外に対してPRしていくことなど、今日は30分という短時間でしたが、ずいぶん話が盛り上がりました。
これから、しっかり連携していきたいですし、一層、アクティブな教育委員会になってほしいと思います。
posted by 倉田哲郎 at 00:03
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2008年09月01日
グリーンホールで歌舞伎
今朝はなんだか久しぶりの市役所・・・と思ったら、27日の初登庁から、木金の上京、土日(外での行事はありましたが)を経て、市役所に入るのは今日が実質2日目。
市役所らしい(?)仕事もそこそこに、外回りが続いていました。
まずは足元の体制固めをしたいと思っているのですが、なかなかまとまった時間がとれず、小さな隙間を見つけては職員との打合せを繰り返す感じが続いています。
市議会は、市長と2日違いの任期のため、今回の選挙を経た議員さん方が先週末(29日)に就任。新体制での会派の編成を進めているようで、今日は、議会フロアにたくさんの議員さんが出入りしていました。
午前中は、箕面市勤労障害者・障害者雇用優良事業所表彰式での表彰を。また、夕刻は、箕面市青少年指導員連絡協議会理事会でご挨拶のお時間をいただきました。
まだまだ慣れない公務ですが、形式的にこなすのではなく、マイペースでも自分の想いを伝えたり、コミュニケーションすることを心がけていきたいと思っています。
ところで、話は変わりますが、9月18日(木)19時から、箕面市立市民会館(グリーンホール)で歌舞伎が公演されます。日本伝統芸能振興会(NPO法人)による「かな手本忠臣蔵」。
テレビ「水戸黄門」ですっかりおなじみの伊吹五郎さん、元祖浪速のチビ玉「流し目のスナイパー」こと竜小太郎さんなどのメンバーでの本格歌舞伎。箕面文化振興事業団も共催です。
全国で公演をしていますが、大阪の公演場所として箕面を選んでいただいたこと、嬉しく思います。“歌舞伎ルネッサンス”という新しい試み。箕面のグリーンホールの新しい試みとしても期待します。倉田も見に行こうと思っています。
ぜひ、近所で“ナマ歌舞伎”が見れること、興味をもたれたら(有料ですが)足を運んでみてください。
さて、夜に流れた福田康夫総理の辞任表明には驚きました。
まずは驚いたところなので、感想もなにも追いつきませんが・・・。
市役所らしい(?)仕事もそこそこに、外回りが続いていました。
まずは足元の体制固めをしたいと思っているのですが、なかなかまとまった時間がとれず、小さな隙間を見つけては職員との打合せを繰り返す感じが続いています。
市議会は、市長と2日違いの任期のため、今回の選挙を経た議員さん方が先週末(29日)に就任。新体制での会派の編成を進めているようで、今日は、議会フロアにたくさんの議員さんが出入りしていました。
午前中は、箕面市勤労障害者・障害者雇用優良事業所表彰式での表彰を。また、夕刻は、箕面市青少年指導員連絡協議会理事会でご挨拶のお時間をいただきました。
まだまだ慣れない公務ですが、形式的にこなすのではなく、マイペースでも自分の想いを伝えたり、コミュニケーションすることを心がけていきたいと思っています。
ところで、話は変わりますが、9月18日(木)19時から、箕面市立市民会館(グリーンホール)で歌舞伎が公演されます。日本伝統芸能振興会(NPO法人)による「かな手本忠臣蔵」。
テレビ「水戸黄門」ですっかりおなじみの伊吹五郎さん、元祖浪速のチビ玉「流し目のスナイパー」こと竜小太郎さんなどのメンバーでの本格歌舞伎。箕面文化振興事業団も共催です。
全国で公演をしていますが、大阪の公演場所として箕面を選んでいただいたこと、嬉しく思います。“歌舞伎ルネッサンス”という新しい試み。箕面のグリーンホールの新しい試みとしても期待します。倉田も見に行こうと思っています。
ぜひ、近所で“ナマ歌舞伎”が見れること、興味をもたれたら(有料ですが)足を運んでみてください。
さて、夜に流れた福田康夫総理の辞任表明には驚きました。
まずは驚いたところなので、感想もなにも追いつきませんが・・・。
posted by 倉田哲郎 at 22:34
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名前:倉田哲郎
誕生日:昭和49年(1974年)6月7日
ブログ:http://blog.kurata.tv/
一言:箕面市長(2008〜2020年)の倉田哲郎です。
大阪府箕面市で地方自治を全力でドライブ。
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