今年も残すところわずか1時間あまり。
2008年は、自分の人生にとって大きな節目の年、忘れられない1年となりました。
改めて自分でもブログを読み返してみましたが、本当にいろいろ・・・。
8月までの間も、そして、8月以降も、大変お世話になった皆さん、ブログをご覧になっていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
28日に消防団の夜警をまわらせていただき、29日には近所の神社の掃除に。昨日・今日は、子どもと時間を過ごさせていただいています。
明日から新年。気持ちも新たに、走りながら転びながら頑張ります。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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2008年12月31日
大晦日
posted by 倉田哲郎 at 22:54
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2008年12月28日
NHK“日曜討論”に出演して
NHK“日曜討論”への出演が終わりました。
今は帰りの新幹線のなかです。
一緒に出演したのは、政策研究大学院大学教授の飯尾潤さん、ソフィアバンク副代表の藤沢久美さん、NPOライフリンク代表の清水康之さん、北海道大学公共政策大学院准教授の中島岳志さん、駒澤大学准教授の飯田泰之さんと、司会者としてNHK解説委員の島田敏男さん。
比較的近い世代の優れた論客が揃い、政治・行政の現場に直接携わっているのが出演者のなかで自分一人という状況のなか、地域の厳しい実情や、新しい政治が目指すべきものなど、ちゃんと伝えられたかどうか・・・。でも、精一杯がんばりました。
朝8時40分集合で初顔合わせをし、そのままスタジオ入りして9時に放送スタートですから、本当に、打ち合わせのない純然たる生放送で、シナリオもありません。1回の発言が約1分以内という制限時間に急き立てられつつ、その都度、テーマ設定された発言を求められるなか、“テレビ生放送って難しいっ!”と実感した1時間です。
初めてのテレビ出演(インタビューとかではなく)で、しかもシナリオなしの生放送1時間なんて、いろいろあった今年一年を締めくくる極めつけのような経験でした。
今回は、おそらく全国最年少市長ということで声がかかったものと思います。でも、この企画がたまたま昨年だったら、別の地域の市長が出演していたわけですし、たまたま来年だったら、また別の地域の市長が出ていたかもしれません。
偶然にも、今年、自分がそういう立場にいさせていただき、かつ、偶然にもNHKがこんな“若手討論”の企画をつくったがゆえに、出演依頼がまわってきたわけで、(内容の是非はさておき)“箕面(みのお)”を全国のたくさんの方々に印象づける意味でも、本当にラッキーなことだったと思います。
さて、今日は、大阪に戻った後、夜、消防団の歳末消防特別警戒の巡視のため、箕面市内各地域に伺います。年末は、各地の消防団やボーイスカウトなどが、夜警をしてくださっており、地域の安全を守ってくれています。
地域で、消防団やボーイスカウトの活動を見かけた方は、ぜひ(恥ずかしがらず)一言「がんばって!」と声がけしていただければ幸いです。その一言がさらに地域をつないでいくと信じています。
今は帰りの新幹線のなかです。
一緒に出演したのは、政策研究大学院大学教授の飯尾潤さん、ソフィアバンク副代表の藤沢久美さん、NPOライフリンク代表の清水康之さん、北海道大学公共政策大学院准教授の中島岳志さん、駒澤大学准教授の飯田泰之さんと、司会者としてNHK解説委員の島田敏男さん。
比較的近い世代の優れた論客が揃い、政治・行政の現場に直接携わっているのが出演者のなかで自分一人という状況のなか、地域の厳しい実情や、新しい政治が目指すべきものなど、ちゃんと伝えられたかどうか・・・。でも、精一杯がんばりました。
朝8時40分集合で初顔合わせをし、そのままスタジオ入りして9時に放送スタートですから、本当に、打ち合わせのない純然たる生放送で、シナリオもありません。1回の発言が約1分以内という制限時間に急き立てられつつ、その都度、テーマ設定された発言を求められるなか、“テレビ生放送って難しいっ!”と実感した1時間です。
初めてのテレビ出演(インタビューとかではなく)で、しかもシナリオなしの生放送1時間なんて、いろいろあった今年一年を締めくくる極めつけのような経験でした。
今回は、おそらく全国最年少市長ということで声がかかったものと思います。でも、この企画がたまたま昨年だったら、別の地域の市長が出演していたわけですし、たまたま来年だったら、また別の地域の市長が出ていたかもしれません。
偶然にも、今年、自分がそういう立場にいさせていただき、かつ、偶然にもNHKがこんな“若手討論”の企画をつくったがゆえに、出演依頼がまわってきたわけで、(内容の是非はさておき)“箕面(みのお)”を全国のたくさんの方々に印象づける意味でも、本当にラッキーなことだったと思います。
さて、今日は、大阪に戻った後、夜、消防団の歳末消防特別警戒の巡視のため、箕面市内各地域に伺います。年末は、各地の消防団やボーイスカウトなどが、夜警をしてくださっており、地域の安全を守ってくれています。
地域で、消防団やボーイスカウトの活動を見かけた方は、ぜひ(恥ずかしがらず)一言「がんばって!」と声がけしていただければ幸いです。その一言がさらに地域をつないでいくと信じています。
帰りの新幹線が見せてくれたのは快晴の富士山でした。
posted by 倉田哲郎 at 12:17
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2008年12月27日
クリスマスから年末年始にかけて
早いもので、昨日は市役所の仕事納めでした。
就任させていただいて4ヶ月余り。職員の皆さんはおつかれさまでした。そして、市政運営に有形・無形のご支援・ご協力をいただいたたくさんの市民の皆様方、議員の皆様方、本当にありがとうございました。
ただし、市役所でも、消防・環境クリーンセンター・市立病院・水道などなど、市民生活を支えるたくさんの部署が、年末年始も稼動しています。同様に、年末年始も仕事が続く企業・団体も、市内に多々あるものと思います。冷え込みが厳しくなりそうですので、どうぞ十分に気をつけていただければと思います。
さて、23日には、箕面市主催で競艇界最大のレースである「賞金王決定戦」が閉幕しました。
社会情勢が大きく低迷するなか、売上を心配していたのですが、天候や日程に恵まれ、また、事前告知やプロモーションなど競艇事業部職員の努力が実り、住之江競艇場は近年まれに見る大入りを記録し、目標210億円を上回る215億円の売上を達成しました。
財政的に厳しいニュースの続く箕面市ですが、この財政を支える、年末を締めくくる朗報でした。
同じく23日の晩は、箕面駅前で「みのお市民ツリー」の点灯式がありました。ものすごく寒かったですが、たくさんの屋台も出て、駅前は大盛況。
ちょうどお隣の池田市のイベントに、米メジャーリーグ“ボストン・レッドソックス”の岡島秀樹投手が来訪されていたため、(池田の)倉田市長にお願いをして、ビデオメッセージと、サイン・ボール、サイン・グローブをいただき、「みのお市民ツリー」の抽選会にサプライズ賞品としてプレゼント。
企画・運営をされた箕面商工会議所青年部の皆さん、本当におつかれさまでした。ぜひ来年もハッピー・クリスマスを飾りましょう。
それと、26日のことなのですが、実は、環境クリーンセンターで爆発事故が発生しました。
幸い誰もケガはなかったとの速報を聞いてひとまずホッとしましたが、ごみ処理機器の一部が損傷し、応急復旧をしながらの年末年始となっています。
原因は特定できていませんが、混入物による可能性は否定できません。特に、スプレー缶やガスボンベなど、ごみ出しの際には、ぜひとも十分にご注意いただくよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、来年1月3日には、箕面市の全消防団の参加のもと、恒例の消防出初式を行います。
今回は、萱野東小学校で10時から。大阪市消防局(航空隊)の消防ヘリコプターの飛来にはじまり、今回は12月に箕面市消防本部に到着したばかりの最新鋭のハシゴ車も披露されます。大好きな子どもたちも多いと思いますので、よろしければ、ぜひお越しください。
ところで、今、東京行きの新幹線のなかです。
実は、明日の朝、NHKの日曜討論という番組に出ることになりました。テレビの生放送なんて初めてのこと。ちょっと(けっこう?)緊張してます。
就任させていただいて4ヶ月余り。職員の皆さんはおつかれさまでした。そして、市政運営に有形・無形のご支援・ご協力をいただいたたくさんの市民の皆様方、議員の皆様方、本当にありがとうございました。
ただし、市役所でも、消防・環境クリーンセンター・市立病院・水道などなど、市民生活を支えるたくさんの部署が、年末年始も稼動しています。同様に、年末年始も仕事が続く企業・団体も、市内に多々あるものと思います。冷え込みが厳しくなりそうですので、どうぞ十分に気をつけていただければと思います。
さて、23日には、箕面市主催で競艇界最大のレースである「賞金王決定戦」が閉幕しました。
社会情勢が大きく低迷するなか、売上を心配していたのですが、天候や日程に恵まれ、また、事前告知やプロモーションなど競艇事業部職員の努力が実り、住之江競艇場は近年まれに見る大入りを記録し、目標210億円を上回る215億円の売上を達成しました。
財政的に厳しいニュースの続く箕面市ですが、この財政を支える、年末を締めくくる朗報でした。
同じく23日の晩は、箕面駅前で「みのお市民ツリー」の点灯式がありました。ものすごく寒かったですが、たくさんの屋台も出て、駅前は大盛況。
ちょうどお隣の池田市のイベントに、米メジャーリーグ“ボストン・レッドソックス”の岡島秀樹投手が来訪されていたため、(池田の)倉田市長にお願いをして、ビデオメッセージと、サイン・ボール、サイン・グローブをいただき、「みのお市民ツリー」の抽選会にサプライズ賞品としてプレゼント。
企画・運営をされた箕面商工会議所青年部の皆さん、本当におつかれさまでした。ぜひ来年もハッピー・クリスマスを飾りましょう。
それと、26日のことなのですが、実は、環境クリーンセンターで爆発事故が発生しました。
幸い誰もケガはなかったとの速報を聞いてひとまずホッとしましたが、ごみ処理機器の一部が損傷し、応急復旧をしながらの年末年始となっています。
原因は特定できていませんが、混入物による可能性は否定できません。特に、スプレー缶やガスボンベなど、ごみ出しの際には、ぜひとも十分にご注意いただくよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、来年1月3日には、箕面市の全消防団の参加のもと、恒例の消防出初式を行います。
今回は、萱野東小学校で10時から。大阪市消防局(航空隊)の消防ヘリコプターの飛来にはじまり、今回は12月に箕面市消防本部に到着したばかりの最新鋭のハシゴ車も披露されます。大好きな子どもたちも多いと思いますので、よろしければ、ぜひお越しください。
ところで、今、東京行きの新幹線のなかです。
実は、明日の朝、NHKの日曜討論という番組に出ることになりました。テレビの生放送なんて初めてのこと。ちょっと(けっこう?)緊張してます。
posted by 倉田哲郎 at 21:03
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2008年12月19日
風邪っぴき
今日19日と週明け22日にかけて、市議会の本会議が開かれています。
今日の本会議では、12月市議会定例会に提出された議案の採決が続きました。
いくつか特徴的なものとしては、こちらから提案していた“子どもたちの医療費助成を来年4月から拡大するための条例”、“市長(13%)・副市長(7%)や職員(4〜4.5%)の給料カットの条例”が可決(○)されました。また、議員側からは“議員報酬5%カットの条例”が提案され、可決(○)されました。
一方、“平成19年度の一般会計決算”については、経常収支比率が100%を超過してしまったことなどを理由に不認定(×)となりました。
このほか、特筆すべきこととしては、長らく2名欠員となっていた教育委員会(定数5名)委員として、新たに福井聖子さんに就任いただくことを提案し、全会一致で同意の議決(○)をいただきました。
こうした一連の議案採決を終えた後、残りの時間は22日にかけての一般質問が始まりました。
今回は、25名の議員のうち、なんと21名が質問に立つことになっています。これは従前なかった規模の数で、議会がアツく活性化している証でもあり、なにより箕面市政として心強いかぎり。
・・・さて、仕事のことだけでなく、たまには近況を。
実は、先週くらいから一家3人で風邪っぴきになってます。
大人2人はまあともかく、子ども(早いもので間もなく1歳3ヶ月になります)が40度近くの熱を出し、近所のお医者さんに2日ほどかかり、そこから市立病院で検査するよう紹介をされました。
折りしも、子どもが市立病院にかかったまさにその日の夕方、実は、市立病院に「行財政改革“ゼロ試案”」を説明に行くための会合がセットされていました。
このため、片方では子どもをお世話になり、片方では赤字縮減を求めに行くという立場に・・・(汗)。
ただ、他市で発生している事例のように、市立病院の経営を手放すとか、そんな考えはもともとありませんし、むしろ、地域に安心を与える市立病院の存在感の大きさを堅持しながら(そして、実際に子どもがお世話になることで、そのことも肌で感じながら)、さらに(より堂々と胸をはって存在感を示せるように)経営面を改善したい!という意志を伝えることが目的でしたので、自己矛盾を起こさず、よかったですが。
ところで、12月は忘年会シーズン。
昨日、知人の会合に出席したのですが、なんと、生まれて初めて(←ホントです)ビンゴに当たりました。(それがどうしたという話ですが、初めてのことで嬉しかったもので・・・。)
忘年会は“年を忘れる会”と書きますが、今年あったたくさんの嬉しい出来事と、たくさんの方々への感謝の気持ちは、絶対に忘れずに・・・世情は厳しく暗澹たる状況ではありますが、今年も残すところあと僅か、気持ちは常に前向きにラストスパートしたいと思っています。
今日の本会議では、12月市議会定例会に提出された議案の採決が続きました。
いくつか特徴的なものとしては、こちらから提案していた“子どもたちの医療費助成を来年4月から拡大するための条例”、“市長(13%)・副市長(7%)や職員(4〜4.5%)の給料カットの条例”が可決(○)されました。また、議員側からは“議員報酬5%カットの条例”が提案され、可決(○)されました。
一方、“平成19年度の一般会計決算”については、経常収支比率が100%を超過してしまったことなどを理由に不認定(×)となりました。
このほか、特筆すべきこととしては、長らく2名欠員となっていた教育委員会(定数5名)委員として、新たに福井聖子さんに就任いただくことを提案し、全会一致で同意の議決(○)をいただきました。
こうした一連の議案採決を終えた後、残りの時間は22日にかけての一般質問が始まりました。
今回は、25名の議員のうち、なんと21名が質問に立つことになっています。これは従前なかった規模の数で、議会がアツく活性化している証でもあり、なにより箕面市政として心強いかぎり。
・・・さて、仕事のことだけでなく、たまには近況を。
実は、先週くらいから一家3人で風邪っぴきになってます。
大人2人はまあともかく、子ども(早いもので間もなく1歳3ヶ月になります)が40度近くの熱を出し、近所のお医者さんに2日ほどかかり、そこから市立病院で検査するよう紹介をされました。
折りしも、子どもが市立病院にかかったまさにその日の夕方、実は、市立病院に「行財政改革“ゼロ試案”」を説明に行くための会合がセットされていました。
このため、片方では子どもをお世話になり、片方では赤字縮減を求めに行くという立場に・・・(汗)。
ただ、他市で発生している事例のように、市立病院の経営を手放すとか、そんな考えはもともとありませんし、むしろ、地域に安心を与える市立病院の存在感の大きさを堅持しながら(そして、実際に子どもがお世話になることで、そのことも肌で感じながら)、さらに(より堂々と胸をはって存在感を示せるように)経営面を改善したい!という意志を伝えることが目的でしたので、自己矛盾を起こさず、よかったですが。
ところで、12月は忘年会シーズン。
昨日、知人の会合に出席したのですが、なんと、生まれて初めて(←ホントです)ビンゴに当たりました。(それがどうしたという話ですが、初めてのことで嬉しかったもので・・・。)
忘年会は“年を忘れる会”と書きますが、今年あったたくさんの嬉しい出来事と、たくさんの方々への感謝の気持ちは、絶対に忘れずに・・・世情は厳しく暗澹たる状況ではありますが、今年も残すところあと僅か、気持ちは常に前向きにラストスパートしたいと思っています。
posted by 倉田哲郎 at 23:29
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2008年12月16日
行財政改革“ゼロ試案”の公表
この10月、市役所のなかに、副市長をリーダーとして各部局の職員10名ほどで構成する“改革特命チーム・ゼロ”を発足させました。そして今日、そのチームがとりまとめた、箕面市の財政構造改革の「緊急プラン(素案)」を公表しました。
箕面市は、今年の9月にまとめられた昨年度の決算(平成19年度)で、経常収支比率が100%を超える結果となりました。
“経常収支比率”とは、経常的な収入と支出のバランスを示す指標で、100%を超えるというのは、支出が収入をオーバーしたということ。残念ながら、これは箕面市の市政施行以来、記録に残るかぎり初めての事態です。
改めて財政予測をしてみると、今後5年間、経常的な支出が毎年20億円程度の規模でオーバーフローします。そして、臨時的な支出も加えると、今後5年間で総額273億円の財源不足が生じるという予測。
このため“改革特命チーム・ゼロ”は、“緊急プラン(素案)”のなかで、この財源不足の解消と、経常的な支出水準の抑制を目標設定しています。さらに、この目標をどうやって達成するのか?の具体的な内容を含む「ゼロ試案」も示しています。
「今後5年間で、総額273億円の財源不足を解消し、経常的な支出水準を約20億円規模で圧縮する」という数値目標を達成する“手段”として、いったい何を取捨選択するのか。その答えは一つではありません。
今回のプランを、“市としての決定”ではなく、あくまで“改革特命チーム・ゼロ”の“試案”としたのは、これから市民の方々や、議会との議論で、本当にどう決断するのか、その答えを一緒に取捨選択していきたいと考えるからです。“ゼロ試案”は、そのための議論のたたき台です。
一方、「ゼロ試案」は、議論のたたき台とはいえ、事業の見直しや、公共料金の改訂、施設の統廃合を含む、極めて厳しいものになっていることも事実です。これは、“ここまでしないと将来の見通しが立たない”という厳しい現実を赤裸々に示すものでもあります。
選挙期間中も、行財政改革の必要性を訴えさせていただいていましたが、実際、この現状を放置しておくことは、まぎれもなく子どもたちの世代にツケを回すことにほかなりません。単なる削減のみではなく、例えば“子どもたちの医療費助成の拡大”のように、将来に向けた投資をしていくためにも、市民の方々のご理解を繰り返し丁寧に得ながら、議会でも議論を重ね、実行すべき“手段”を取捨選択し、行財政改革を断行する覚悟です。
昨日は、議会への説明の場をもたせていただきました。
そして、今日の公表は“変化”への道程の第一歩。
しばらくお騒がせいたしますが、箕面の未来のために、どうぞご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
箕面市は、今年の9月にまとめられた昨年度の決算(平成19年度)で、経常収支比率が100%を超える結果となりました。
“経常収支比率”とは、経常的な収入と支出のバランスを示す指標で、100%を超えるというのは、支出が収入をオーバーしたということ。残念ながら、これは箕面市の市政施行以来、記録に残るかぎり初めての事態です。
改めて財政予測をしてみると、今後5年間、経常的な支出が毎年20億円程度の規模でオーバーフローします。そして、臨時的な支出も加えると、今後5年間で総額273億円の財源不足が生じるという予測。
このため“改革特命チーム・ゼロ”は、“緊急プラン(素案)”のなかで、この財源不足の解消と、経常的な支出水準の抑制を目標設定しています。さらに、この目標をどうやって達成するのか?の具体的な内容を含む「ゼロ試案」も示しています。
「今後5年間で、総額273億円の財源不足を解消し、経常的な支出水準を約20億円規模で圧縮する」という数値目標を達成する“手段”として、いったい何を取捨選択するのか。その答えは一つではありません。
今回のプランを、“市としての決定”ではなく、あくまで“改革特命チーム・ゼロ”の“試案”としたのは、これから市民の方々や、議会との議論で、本当にどう決断するのか、その答えを一緒に取捨選択していきたいと考えるからです。“ゼロ試案”は、そのための議論のたたき台です。
一方、「ゼロ試案」は、議論のたたき台とはいえ、事業の見直しや、公共料金の改訂、施設の統廃合を含む、極めて厳しいものになっていることも事実です。これは、“ここまでしないと将来の見通しが立たない”という厳しい現実を赤裸々に示すものでもあります。
選挙期間中も、行財政改革の必要性を訴えさせていただいていましたが、実際、この現状を放置しておくことは、まぎれもなく子どもたちの世代にツケを回すことにほかなりません。単なる削減のみではなく、例えば“子どもたちの医療費助成の拡大”のように、将来に向けた投資をしていくためにも、市民の方々のご理解を繰り返し丁寧に得ながら、議会でも議論を重ね、実行すべき“手段”を取捨選択し、行財政改革を断行する覚悟です。
昨日は、議会への説明の場をもたせていただきました。
そして、今日の公表は“変化”への道程の第一歩。
しばらくお騒がせいたしますが、箕面の未来のために、どうぞご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
posted by 倉田哲郎 at 19:02
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2008年12月12日
市役所職員の街角アンケート調査
「使いやすいゴミ袋ってどういうものだろう?」
「今のゴミ袋をどう工夫したらいいだろう?」
現在、約20人の職員が、市内の駅周辺、商店街、スーパーなどの街頭に立ち、アンケート調査をさせていただいています。師走でお急ぎの方も多いと思いますが、ぜひ、ご協力をお願いいたします。
これまで、市役所に採用されたばかりの“新人”の研修で街頭アンケートをやったことはありました。
でも、もっともっと普段から、いろんな課題について、キメ細やか&幅広く市民の皆さんからナマのご意見を聞き、実際に改善していく機会をもつことができるのでは?ということで、新たに“職員による街頭アンケート”という仕組みを始めてみたものです。
きっかけは資源循環課からの発案、これに職員課の協力があって実現しました。そして、実際に街頭に展開している職員は、庁内公募により所属に関係なく幅広い参加となっています。
市民の方々の意見を市政(市役所、行政)に積極的に反映していく手法は、これまでもいくつか確立されています。
例えば、審議会のような場への市民委員の参加というものもそうです。また、パブリックコメント(意見募集)という仕組みもあります。市民相談やお電話で寄せられる声ももちろんそうです。
市民の代表である議会はもちろんのこと、こうしたいろいろな場を通じて、たくさんの方々に時間を割いていただき、ご協力をいただいています。
でも、“もうちょっとこうだったらいいんだけど”というくらいの、素朴に感じている“小さな声”を捉えられるような方策は、まだまだ十分ではないのでは?そんな問題意識をもともと感じていました。また、いわゆる“サイレント・マジョリティ”の意見をどうやって把握したらいいのか?という課題もそうです。
そんな“小さな声”を捉えられるような方策はないものか。
当初は書面によるアンケート調査なども考えてみたのですが、職員から「それだったら、まずは街頭に立ちまっせ」「歩いている方にこちらからお声がけして、声を聞いてみますよ」という発案があり、今回の街頭アンケートにつながりました。
うまくいくようなら、少しずつ工夫しながら、他のテーマに広げていければと思っています。また、市民の方々の声を聞く方法は一つではありませんので、このほかにも試行錯誤しながら増やしていければと考えています。
ゴミ袋の使い勝手については、いろんな声があります。その一方で、生活スタイルも十人十色なので、どれが正解なのか(どれが多くの人にとって、使いやすいと感じられるものなのか)を決めるのはとっても難しい。今回のみなさんのご意見をもとにして少しでも改善につなげたいと思います。
質問する側も頑張っていますが、それ以上に、お答えいただく方には、寒空の下でお時間をいただくこととなってしまい、申し訳ございません。どうぞよろしくお願い申し上げます。
「今のゴミ袋をどう工夫したらいいだろう?」
現在、約20人の職員が、市内の駅周辺、商店街、スーパーなどの街頭に立ち、アンケート調査をさせていただいています。師走でお急ぎの方も多いと思いますが、ぜひ、ご協力をお願いいたします。
これまで、市役所に採用されたばかりの“新人”の研修で街頭アンケートをやったことはありました。
でも、もっともっと普段から、いろんな課題について、キメ細やか&幅広く市民の皆さんからナマのご意見を聞き、実際に改善していく機会をもつことができるのでは?ということで、新たに“職員による街頭アンケート”という仕組みを始めてみたものです。
きっかけは資源循環課からの発案、これに職員課の協力があって実現しました。そして、実際に街頭に展開している職員は、庁内公募により所属に関係なく幅広い参加となっています。
市民の方々の意見を市政(市役所、行政)に積極的に反映していく手法は、これまでもいくつか確立されています。
例えば、審議会のような場への市民委員の参加というものもそうです。また、パブリックコメント(意見募集)という仕組みもあります。市民相談やお電話で寄せられる声ももちろんそうです。
市民の代表である議会はもちろんのこと、こうしたいろいろな場を通じて、たくさんの方々に時間を割いていただき、ご協力をいただいています。
でも、“もうちょっとこうだったらいいんだけど”というくらいの、素朴に感じている“小さな声”を捉えられるような方策は、まだまだ十分ではないのでは?そんな問題意識をもともと感じていました。また、いわゆる“サイレント・マジョリティ”の意見をどうやって把握したらいいのか?という課題もそうです。
そんな“小さな声”を捉えられるような方策はないものか。
当初は書面によるアンケート調査なども考えてみたのですが、職員から「それだったら、まずは街頭に立ちまっせ」「歩いている方にこちらからお声がけして、声を聞いてみますよ」という発案があり、今回の街頭アンケートにつながりました。
うまくいくようなら、少しずつ工夫しながら、他のテーマに広げていければと思っています。また、市民の方々の声を聞く方法は一つではありませんので、このほかにも試行錯誤しながら増やしていければと考えています。
ゴミ袋の使い勝手については、いろんな声があります。その一方で、生活スタイルも十人十色なので、どれが正解なのか(どれが多くの人にとって、使いやすいと感じられるものなのか)を決めるのはとっても難しい。今回のみなさんのご意見をもとにして少しでも改善につなげたいと思います。
質問する側も頑張っていますが、それ以上に、お答えいただく方には、寒空の下でお時間をいただくこととなってしまい、申し訳ございません。どうぞよろしくお願い申し上げます。
posted by 倉田哲郎 at 07:23
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2008年12月10日
箕面の山・大掃除大作戦
先週から今週明けにかけて、12月議会の常任委員会が続きました。
条例改正案を提出していた、子どもたちの医療費助成の拡大(通院は“小学校入学前まで”、入院は“中学校入学前まで”に医療費の助成を拡大。所得による制限を全廃。)については、民生常任委員会で可決いただくことができました。あとは今月下旬の市議会本会議での審議となります。
さて、土曜日の午前中に「箕面の山・大掃除大作戦」に参加させていただきました。
日頃から箕面の山の清掃活動をしている箕面の山パトロール隊を中心として、400人を超える参加者による大規模な清掃活動。関係行政機関はもちろん、企業の従業員さんや、各種市民団体も多数参加し、また、個人参加の方々も、北大阪各市はもとより、神戸、京都、滋賀などからたくさん駆けつけてくださいました。
この参加規模には驚きますし、箕面の山がいかに貴重な財産か、そして、大切に思う人がいかにたくさんいてくださるかがよくわかります。ただし、総参加者のうち箕面市民はおよそ半分にすぎないとのこと。いつも目にする、身近にあり、当たり前にある山だからこそ、もっとこの財産を大切に思う気持ちを箕面市内で広げていければと感じます。
晴れわたる空の下、紅葉の美しさが最高潮の山歩きでした。残念ながら途中までの参加になってしまったのですが、最終的には、回収されたゴミの量はなんと約8トン。タイヤだけでも約130本が回収されたほか、家電、自動車部品などなど、改めて酷い不法投棄の現状。
警察をはじめとする関係機関と取締りを強めるとともに、心ない方が少しでも減るよう、この現状を伝えていきたいと思います。
また、土曜日・日曜日にかけて、箕面市民人権フォーラムが市内複数の会場で催されました。
実は、3年前、分科会で講演させていただいたことがあったのですが(当時は箕面市役所職員でした)、今回、3年ぶりに再び分科会に出させていただきました。
なんと、3年前に自分が講演したメモを残していた方がいて、久しぶりに見せていただいたのですが(昔、自分が書いたものというのは、こっぱずかしいですね)、基本的な考え方(街の特長を伸ばすことが重要、PRをもっとすべし、などなど)はズレておらず、なんだか我ながらほっとしました。
考えてみると、市長に就任させていただいてから、1〜2時間というまとまった時間でお話をさせていただく機会というのは初めてのこと。就任して3ヶ月余りという期間ですが、そのときどきの出来事や思いは、このブログで吐露しているため、講演内容の大半はここで書いていることになりました。ただ、たった3ヶ月ながらも、思い返してみるといろんなことがありすぎて、うまくまとめきれなかったような・・・(汗)。
全体会や他の分科会に参加された方々、おつかれさまでした。
ところで、余談ですが、実はこんなことになっています。
全貌がわかってきたら、また書かせていただきたいと思います。
条例改正案を提出していた、子どもたちの医療費助成の拡大(通院は“小学校入学前まで”、入院は“中学校入学前まで”に医療費の助成を拡大。所得による制限を全廃。)については、民生常任委員会で可決いただくことができました。あとは今月下旬の市議会本会議での審議となります。
さて、土曜日の午前中に「箕面の山・大掃除大作戦」に参加させていただきました。
日頃から箕面の山の清掃活動をしている箕面の山パトロール隊を中心として、400人を超える参加者による大規模な清掃活動。関係行政機関はもちろん、企業の従業員さんや、各種市民団体も多数参加し、また、個人参加の方々も、北大阪各市はもとより、神戸、京都、滋賀などからたくさん駆けつけてくださいました。
この参加規模には驚きますし、箕面の山がいかに貴重な財産か、そして、大切に思う人がいかにたくさんいてくださるかがよくわかります。ただし、総参加者のうち箕面市民はおよそ半分にすぎないとのこと。いつも目にする、身近にあり、当たり前にある山だからこそ、もっとこの財産を大切に思う気持ちを箕面市内で広げていければと感じます。
晴れわたる空の下、紅葉の美しさが最高潮の山歩きでした。残念ながら途中までの参加になってしまったのですが、最終的には、回収されたゴミの量はなんと約8トン。タイヤだけでも約130本が回収されたほか、家電、自動車部品などなど、改めて酷い不法投棄の現状。
警察をはじめとする関係機関と取締りを強めるとともに、心ない方が少しでも減るよう、この現状を伝えていきたいと思います。
また、土曜日・日曜日にかけて、箕面市民人権フォーラムが市内複数の会場で催されました。
実は、3年前、分科会で講演させていただいたことがあったのですが(当時は箕面市役所職員でした)、今回、3年ぶりに再び分科会に出させていただきました。
なんと、3年前に自分が講演したメモを残していた方がいて、久しぶりに見せていただいたのですが(昔、自分が書いたものというのは、こっぱずかしいですね)、基本的な考え方(街の特長を伸ばすことが重要、PRをもっとすべし、などなど)はズレておらず、なんだか我ながらほっとしました。
考えてみると、市長に就任させていただいてから、1〜2時間というまとまった時間でお話をさせていただく機会というのは初めてのこと。就任して3ヶ月余りという期間ですが、そのときどきの出来事や思いは、このブログで吐露しているため、講演内容の大半はここで書いていることになりました。ただ、たった3ヶ月ながらも、思い返してみるといろんなことがありすぎて、うまくまとめきれなかったような・・・(汗)。
全体会や他の分科会に参加された方々、おつかれさまでした。
ところで、余談ですが、実はこんなことになっています。
全貌がわかってきたら、また書かせていただきたいと思います。
posted by 倉田哲郎 at 06:33
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2008年12月03日
企業などの経験者採用を行います
箕面市役所では、企業などで仕事をされていた方を対象として、経験者採用をすることにしました。これまで培ってきた経験を生かして「我こそは市役所に欠けている点を克服できる!」・・・という意欲ある方と、ぜひ一緒に仕事できればと思います。
採用予定日は来年の4月1日、応募締切は来年1月7日です。
第一次は書類選考で、小論文のテーマは、ズバリ「地方行政(市役所)に欠けているものは何か、また、それに対して私が職員になったら力を発揮できることは何か」(1600字)です。病院の経営改革の実績のある方も、同様に募集しています。募集の詳細は、コチラ(箕面市ホームページ)をご覧ください。
新たに採用する方に、新しい発想で活躍してもらうのはもちろん当然のこと。むしろ期待するのは、これまで市役所で経験を積んできた職員さんに、異なる組織文化を纏った人材を市役所の仲間として受け入れ、その発想を自分たちのものとして吸収することによって、一層、活躍していただきたいという点です。
新たな風を取り込む意義とは、そういうことだと思っています。
そんな貴重な機会だからこそ、選考はアマくはありません。
応募される方は、ココロして臨んでいただければと思います。
また、経験者採用とあわせてですが、箕面市役所では、企業との人事交流を積極的に求めていくことにしました。
人材育成の過程で、一つの組織しか知ることができないという環境は、発想や思考の幅を狭める可能性が高いと感じます。そこで、自分たちの組織を相対的に見つめる視点を養うためにも、異なる組織での人材交流が有効と考えました。
一歩間違うと“お客さま”扱いとなってしまうような数週間、数ヶ月単位のものではなく、最低1〜2年の期間、相互の組織でみっちり仕事をすることを想定しています。そして、交流する人材だけの成長だけでなく、組織文化そのものも刺激を受けるような交流でありたい。
こうした趣旨をご理解いただき、人事交流の相手方となっていただける企業を募集しています。こちらも、詳細は箕面市ホームページをご覧ください。
経験者採用と人事交流。
幸い、一部の新聞にも取り上げていただきましたので、幅広く応募が集まることを期待しています。また、このブログをご覧になった方も、よろしければ知人の方や企業にご紹介いただければありがたいです。
これまでの箕面市役所の良いところを活かしつつ、新たな時代に即応した組織風土を養っていければと考えています。
採用予定日は来年の4月1日、応募締切は来年1月7日です。
第一次は書類選考で、小論文のテーマは、ズバリ「地方行政(市役所)に欠けているものは何か、また、それに対して私が職員になったら力を発揮できることは何か」(1600字)です。病院の経営改革の実績のある方も、同様に募集しています。募集の詳細は、コチラ(箕面市ホームページ)をご覧ください。
新たに採用する方に、新しい発想で活躍してもらうのはもちろん当然のこと。むしろ期待するのは、これまで市役所で経験を積んできた職員さんに、異なる組織文化を纏った人材を市役所の仲間として受け入れ、その発想を自分たちのものとして吸収することによって、一層、活躍していただきたいという点です。
新たな風を取り込む意義とは、そういうことだと思っています。
そんな貴重な機会だからこそ、選考はアマくはありません。
応募される方は、ココロして臨んでいただければと思います。
また、経験者採用とあわせてですが、箕面市役所では、企業との人事交流を積極的に求めていくことにしました。
人材育成の過程で、一つの組織しか知ることができないという環境は、発想や思考の幅を狭める可能性が高いと感じます。そこで、自分たちの組織を相対的に見つめる視点を養うためにも、異なる組織での人材交流が有効と考えました。
一歩間違うと“お客さま”扱いとなってしまうような数週間、数ヶ月単位のものではなく、最低1〜2年の期間、相互の組織でみっちり仕事をすることを想定しています。そして、交流する人材だけの成長だけでなく、組織文化そのものも刺激を受けるような交流でありたい。
こうした趣旨をご理解いただき、人事交流の相手方となっていただける企業を募集しています。こちらも、詳細は箕面市ホームページをご覧ください。
経験者採用と人事交流。
幸い、一部の新聞にも取り上げていただきましたので、幅広く応募が集まることを期待しています。また、このブログをご覧になった方も、よろしければ知人の方や企業にご紹介いただければありがたいです。
これまでの箕面市役所の良いところを活かしつつ、新たな時代に即応した組織風土を養っていければと考えています。
posted by 倉田哲郎 at 22:16
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| 活動日誌
2008年12月01日
消防・警察“合同”箕面の歳末特別警戒発隊式
昨日、晴れわたる空の下、消防・警察の合同発隊式が、無事、挙行されました。
警察・消防の“合同”発隊式は、箕面市で初めて。そして、大阪府内でも珍しい取り組みです。
箕面警察署の吉喜署長と“ぜひ合同で”という話になったのは、ちょうど1ヶ月前。以降、極めて短い準備期間にもかかわらず、たくさんの職員さんの相互協力の下で実現しました。
当日の様子は、産経新聞でご紹介いただいているほか、廣田遥さんのブログ、タッキー816や、この辺とかこの辺でも、取り上げていただいています。なお、市役所のホームページ(みのおトピックス)でもレポートしています。
箕面警察署講堂での見事な剣道納め試合に始まり、芦原公園に場所を移動しての式典・訓練披露。
北京オリンピック女子トランポリン選手の廣田遥さんに“一日警察署長”と“一日消防長”の一人二役を担っていただき、また、箕面市青少年吹奏楽団の協力も得て、とても華やかな式典となりました。
消防ヘリコプターや、パトカー、消防車、救急車の勢揃いに、ギャラリーの子どもたちも大興奮。
体をはって地域を守る警察・消防の仕事は、これからも子どもたちのあこがれのヒーローであってほしいと思いますし、感謝と敬意に満ちたまなざしを向けられることが自然であってほしいと感じます。
警察隊員・消防隊員のみなさん、おつかれさまでした。そして、年末に向けて、両組織で一丸となって地域を守っていただくよう、どうぞよろしくお願いいたします。
警察・消防の“合同”発隊式は、箕面市で初めて。そして、大阪府内でも珍しい取り組みです。
箕面警察署の吉喜署長と“ぜひ合同で”という話になったのは、ちょうど1ヶ月前。以降、極めて短い準備期間にもかかわらず、たくさんの職員さんの相互協力の下で実現しました。
当日の様子は、産経新聞でご紹介いただいているほか、廣田遥さんのブログ、タッキー816や、この辺とかこの辺でも、取り上げていただいています。なお、市役所のホームページ(みのおトピックス)でもレポートしています。
箕面警察署講堂での見事な剣道納め試合に始まり、芦原公園に場所を移動しての式典・訓練披露。
北京オリンピック女子トランポリン選手の廣田遥さんに“一日警察署長”と“一日消防長”の一人二役を担っていただき、また、箕面市青少年吹奏楽団の協力も得て、とても華やかな式典となりました。
消防ヘリコプターや、パトカー、消防車、救急車の勢揃いに、ギャラリーの子どもたちも大興奮。
体をはって地域を守る警察・消防の仕事は、これからも子どもたちのあこがれのヒーローであってほしいと思いますし、感謝と敬意に満ちたまなざしを向けられることが自然であってほしいと感じます。
警察隊員・消防隊員のみなさん、おつかれさまでした。そして、年末に向けて、両組織で一丸となって地域を守っていただくよう、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 倉田哲郎 at 23:11
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名前:倉田哲郎
誕生日:昭和49年(1974年)6月7日
ブログ:http://blog.kurata.tv/
一言:箕面市長(2008〜2020年)の倉田哲郎です。
大阪府箕面市で地方自治を全力でドライブ。
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