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2010年04月30日

箕面大瀧への滝道に「川床」が復活!

昨日、箕面大瀧へ続く滝道に「川床」が復活
まずは5月16日までの期間限定で5ヶ所の川床が展開しています。
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箕面には大昔に川床があったみたいです・・・白黒の写真しか残っていなくて、いつ頃だったのかよくわからないんですが(笑)、ともかくあったらしく記録が残ってます。
そのこともあってか、過去に何度も「川床やれないか?」という声がありました。ただ、そのたびに規制の壁に阻まれて実現には至らず・・・という繰り返し。以前、僕も料理屋のおっちゃんに「川床やりたいって昔から言ってるんだけど実現しないんだよー。」って話をされたことがありました。

そのハードル高かった川床が、ようやく実現できたのは、商業者・地元の皆さんの熱意と、国の規制緩和と、橋下徹知事率いる大阪府(本庁&池田土木事務所)の全面支援。そしてなにより箕面市役所職員の気合!・・・長時間にわたる関係者調整の奮闘はもとより、初日の昨日は市役所の地域創造部の職員は総出。本当におつかれさまでした。
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そのおかげもあってか、昨日のオープニングは最高の晴天で迎えることができました。朝方の雷雨にヒヤヒヤしましたが、10時過ぎにはウソのような晴れ。どうやら関係者のなかに強力な晴れオトコ・晴れオンナがいた模様。

昨日は、川床のオープニングにあわせて、箕面有馬電気軌道(阪急電鉄)開通100周年記念の鉄道ジオラマやヘッドマーク展示など、箕面駅前はたくさんの人出で賑わいました。
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橋下徹知事も登場し、箕面駅前でひとしきり吼えた(?)あと、滝道を歩いてあがって5ヶ所の川床を見てまわり、お昼も一緒に川床で食べました。
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いざ、川床に座ってくつろいでみると、「川のせせらぎって、こんなに大きかったっけ?」「箕面川ってこんなに広かったんだ」「お茶が美味しい」「これはビール飲まずにはいられない」と、最高の雰囲気、最高の出来栄えでした。
運営しているそれぞれのお店も腕によりをかけてサービスしてます。これはぜひたくさんの方に体験してほしい!
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お昼のあと、記者団に対して、知事いわく「打倒、貴船でいく!圧勝をめざす!」と。
ちなみに上機嫌だった知事は「箕面の滝道、予算つけますよ!」とも。こっちは話半分に聞いておきます(笑)。

ちなみに、(まだちょっと寒いので)すべてのお店がやっているわけではありませんが、昨日の僕は、実はこっそり晩も川床で。夜の雰囲気はこんな感じ(↓)。
新緑も素晴らしいですが、夜の澄んだ空気も最高でした。
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箕面の川床のご案内ページはコチラ
チラシや各店舗の予約案内・メニューなどもありますので、ぜひどうぞ。
期間限定ですので、たくさんの方に箕面を楽しんでいただければ幸いです!
posted by 倉田哲郎 at 23:53 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月27日

北大阪急行の延伸(その6)〜行財政改革と北急延伸は両立する?

ところで、北急延伸の財政負担が、たとえ学校2〜3校くらいという(現実的な)規模だといっても、「箕面市は財政キビシイんじゃないの?」という疑問もあろうかと思います。
この点については、まず、こちらを読んでいただきたいのです。

 ・箕面市の台所事情(H20決算を受けて)
 ・続・箕面市の台所事情(メタボ改善に向けて)


ここに書いたとおり、箕面市の最大にして唯一の財政課題は「経常赤字」。家庭でいえば「毎月の給料」よりも「毎月かかる生活費」がオーバーしてしまっていて、暮らしていくだけで赤字が出ている状態(ただし貯金があるので食いつないでいる)。
なお、この「毎月かかる生活費」のなかには、家庭に例えると、エアコンを買う、車を買う、家を買うなどの“特別の買い物”をするための臨時の支出は含まれていません。
つまり、なにか特別な買い物をするためでもなく、ただ単に「毎月かかる生活費」を賄うためだけに貯金を崩し、借金をする。・・・これが箕面市の財政課題です。まだ多少の貯金はありますが、毎年続くこの状態から脱却できなければ、5年後か、10年後か、いずれは貯金が尽き、借金は返済不能な規模となる。

本来あるべき姿は、(そもそも当たり前の話なんですが)「毎月かかる生活費」を「毎月の給料」の範囲に収めること。そして、その毎月の収支とは別に、将来にわたって役に立つような特別の買い物をするとき(臨時の支出)にだけ、基金(貯金)と借金(ローン)を含めて現実感を考えて(値段と効用をにらんで)判断するという姿。
(家庭では普通に行われているはずの)その当たり前の姿を取り戻そうと、各方面にお願いしながら急速に進めているのが「緊急プラン“ゼロ試案”」による行財政改革です。

なお、この「緊急プラン“ゼロ試案”」で多くの方にご協力をお願いした結果の最新のH22予算
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6年ぶりに経常赤字を脱して、ひとまず2年連続の経常黒字を達成&維持してます(詳しくはコチラ


つまり、「なぜ住民票の交付手数料までセコく見直す(200円→300円)くらいなのに、北急延伸の財政支出が可能なのか?」・・・それは、前者が「“毎月の生活費”を“毎月の給料”の範囲に収める話」であって、後者が「臨時の特別な買い物をするときに貯金と借金をみて現実感をにらんで判断する話」であって、判断のモノサシが違うからです。

もちろん、「臨時の買い物をしなければ、その分、貯金も残るし、借金する余裕もできるから、生活費を見直さなくても延命できるじゃないか!」・・・と言う人もいるかもしれません。でも、それはまさしく「延命」に過ぎません。その「延命」の原資は、先人がためた貯金と子どもたちの世代への借金。今を食いつなぐだけの「延命」は、今の世代の責任放棄にほかなりません。僕はそうすべきでないと思う。

やはり「生活費と給料のバランス」は当然のこととして均衡させる。それとは別に、臨時の支出は規模・将来への効用を考えて個別に判断する。この両者はそれぞれ峻別しなければいけないと考えます。
だから僕は、行財政改革と北急延伸の両方を、それぞれに(現実感を)判断したうえで、同時に進めています。

・・・一応、さらに言えばですが、仮に(逆に)北急延伸が頓挫して、その分の財政支出が不要になったとしても、行財政改革を止めて放置することは僕にはできません。大きな買い物をせず、貯金と借金に余裕ができるからといって、それで今を食いつなげばいいということではないからです。
今の世代の暮らしのツケは、今の世代で収める・・・それが子どもたちへの当たり前の責任と僕は考えます。

もっと言ってしまえばですが、今の世代が苦しいからといって、安易に、子どもたちの世代が活用する重要ツールへの投資を止めるというのもどうかと思います。
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今年100周年を迎える阪急箕面線。・・・100年前には野山&田畑だった箕面が、僕たちが住み、便利&心地よいと感じ、愛してやまない今の姿に至ったのは、1世紀にわたって箕面の街をカタチづくり、支えてきた阪急箕面線があったから。
道路とは比較にならないほど強力なスーパーインフラ「鉄道」・・・僕は、歯を食いしばってでも将来に残すに値するものだと感じます。

行財政改革も、北急延伸も、未来のための努力という意味では同じ。
どちらに対しても、今を生きる世代の責任を果たしたいと考えています。

北急延伸その7“歴代市長が繋ぐリレーのバトン(上)”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 00:12 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月20日

北大阪急行の延伸(その5)〜知れば知るほど賛同してくれると信じて

実は、平成19年のアンケート結果を見ると、延伸計画を知っている人ほど賛成率が高く、知らない人ほど賛成率が低くなるという傾向が、地域に関わらず出ています。・・・当たり前ですが「ナニゴトもオマカセではなく、ちゃんと自分で知って考えた上で判断する」という箕面市民の意識の高さの表れとも感じます。

行政が勝手に計画を進めるというのは許されませんし、市民の皆さんの納得のもとに進めるのは当然のこと。そして、このアンケート結果から「計画を知り理解する人が増えれば、賛同し応援してくれる人も増えるはず」と僕たちは信じて、最新の整備計画案がまとまった平成21年11月(=僕にとっても前述の3つの疑問が解消した時期)以降、市役所として急激に宣伝&説明会に力を入れはじめました。

平成21年12月にはvisolaと新御堂筋上(新船場北橋)に「平成30年に鉄道延伸を目指しています。もっと便利に快適に!『新駅予定地』」という横断幕を掲げ、平成22年2月の広報誌「もみじだより」では見開きで特集を打ちました。また、同月から市内各地で説明会もスタートしています。
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なお、説明会はひとまず2月に市内5ヶ所でやりましたが、それで終わりではありません。だいたい10人くらい集まっていただく機会があれば、いつでも職員が出向く形で、随時、出前説明会もさせていただいています。たくさんの方々にご理解いただき、ご意見もいただきたいと考えていますので、そんな機会がありましたら、ぜひ、担当課(北大阪鉄道延伸課)にご一報お願いします。

さて、市内5ヶ所の説明会には計178名の方にご参加いただきました。いろいろとご質疑もいただいたうえで、説明会終了後のアンケート調査(回収率65%)は「賛成:78%、反対14%」との結果。
わざわざ足を運んでいただいた方々ですから、もともと関心の高い層であろうことは想像できますが、それにしても平成19年のアンケート調査に比べて、賛成が増え、反対が減り、さらに「わからない」という回答は大幅減しています。やはり説明を繰り返していくことの重要さを強く感じます。
「ああ、こういう解説がもっと必要なんだ」といった説明会の反省&経験も活かして、少数の反対の方々についても、もっとご理解をいただけるよう、まちの将来像や財政見通しなど、判断材料を提供していこうと考えています。

北急延伸その6“行財政改革と北急延伸は両立する?”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 00:32 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月12日

北大阪急行の延伸(その4)〜財政的に耐えうるのか?

財政負担について、「なんとかなるといいが・・・」から「これなら現実的な範囲だ」との確信に変わったのは、実は、僕が市長に就任させていただいて1年以上たってから。・・・ターニングポイント(転機)となったのは、平成21年11月「北大阪急行線延伸整備計画深度化調査報告書(整備計画案)」での建設事業費の再試算。
これは、2年前の試算から100億円以上の大幅圧縮。この最新の試算でいけば地方負担は200億円以内。箕面市は、鉄道延伸のために積み立ててきた基金(箕面市交通施設整備基金)があるので、これを差し引くと、残るはおよそ150億円以内。・・・財政難の大阪府がどこまで地方負担を按分してくれるのかという不確定要素があるので、そのリスクも頭に入れて厳しめに考えての数字です。

約150億円という規模は、平成23年4月に開校予定で(現在)建設中の彩都の市立小中一貫校の費用(約60億円)が2〜3校分くらい。箕面市の財政力は、つい3年前の平成20年4月にも箕面森町の小中一貫校「とどろみの森学園」を建設・開校させたことからもわかるとおり、短期間に学校2〜3校程度の財政支出ならば体力的に現実感があります。
もちろん、絶対額として決して小さい額ではありません。でも、つい先月に100周年を迎えた(たった3駅の)阪急箕面線が、100年以上もかけて箕面のまちをつくり、支えてきたように、「鉄道」は世紀を超えて桁違いのチカラを持つスーパー都市骨格。
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100年の時を越えるその長期的な効果を考えれば、学校2〜3校という金額の規模感は、都市骨格となるインフラ整備としては妥当な範囲。・・・そして、箕面市の財政支出規模としても現実的に手の届く範囲

さらに、箕面市の支出の責任範囲を確認してみると、箕面市は、整備主体となる法人(←線路を所有することになる会社)への出資金・補助金のみの一発払い切りであって、それ以降のランニング費用などの負担は、箕面市には一切なし。開通後は鉄道事業者が責任をもってコストを負担しながら運行していく制度(償還型上下分離方式)とのこと。

この負担規模ならば、そして未来の箕面市財政に禍根を残さないこの仕組みならば、財政面でもいける。・・・これが、僕のなかで前述の3つの判断要素(A:市民の意向、B:地域のメリット、C:財政負担の現実性)すべてが解消され、ようやく「腹を括って進めていくべき!」との確信に至った瞬間。
・・・平成21年11月。最初は懐疑的だった僕が、北急延伸の構想に出会ってから実に6年以上、市長就任してからも1年以上の時間が経っていました。

以来、今の僕は憂いなく納得して北急延伸に取り組んでいます。もちろん、ズルズル、ダラダラは性にあわないので、平成30年開通という目標年次に向けて、一歩一歩、転んでも少しは前に進むようなアクションを繰り返しています。
関係者(国・府・市・北急・阪急)が合意し、本当に事業化に持ち込めるかどうかは、僕の見立てではここ1〜2年が勝負。超気合いれてます。

なお、僕“だけ”が納得して勝手に進めてもダメなのはもちろんです。
このブログもそのためですし、なくてはなにもならず、あればあるほどありがたいのが市民の意向&合意(=前述A)・・・そこで、半年ほど前から、市役所として急激に説明に力を入れています。実は、これは説明すればするほど応援してくれる人が増えるだろうと信じてのことであったりもします。

北急延伸その5“知れば知るほど賛同してくれると信じて”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 10:43 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月08日

北大阪急行の延伸(その3)〜鉄道延伸のメリットは?

「(A)市民の意向はどうか?」の感触はある程度つかんだとして、前述の3つの判断要素のうちのもう一つ「(B)箕面のまちへのメリットは?」はどうか。・・・これは「駅ができるだけ」という次元ではなく、考えてみればみるほど実はかなり出てきます。
なお、北急延伸のメリットや、延伸後にイメージする街の姿は、今回の施政方針の後半(終わりの方)にかなり書き綴りました・・・なので、ブログでは少しサボって概略だけにとどめます。また時間のあるときにでも、ぜひ平成22年度施政方針の方もご参照ください。

・・・というわけで、概略ですが、箕面のまちへのメリットはどうか。

誰が考えても思いつくのは、新駅周辺のアクセス性や地域の価値向上。・・・これはいうまでもありませんが、都心部への強力なアクセス性という鉄道のメリットは駅周辺にとどまらず、箕面市全域において住宅都市の価値を大きく高めることは間違いありません。
また、直接的な交通利便性という観点でいうならば、僕が大きいと感じるのは、新駅に引きずられて市内バス交通網がガラッと再編されること。なぜならバス網の起点は駅だから。
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大阪のなかでも箕面の中部・東部は公共交通網の希薄な地域・・・この課題の抜本解消も、駅周辺のみならず箕面市全域の利便性と「住宅都市としての価値」を広範囲に底上げする大きな要因になることは確実です。

ただし、僕は、「鉄道が来たらどうなるか?」もさることながら、「鉄道が来るのにあわせてどうするか?どういう街を描くか?」が、鉄道延伸のメリットを活かせるか否かの重要な分かれ目になるとも考えています。
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例えば、「(仮)新箕面駅」のオープンは、放っておけば間違いなく、両サイドに広がる農地・緑地をビル・建物群に替えてしまうだけ。でも、そんな大阪市内と同じ景色なら、箕面である意味がないと、僕は感じてしまいます。そうじゃなくて、僕は、都心部への強力なアクセス性と、北部の山・東西の田園風景を維持・共存させたい!・・・それでこそ、箕面の稀少価値を高め、市外からも羨ましがられる象徴的なエリアになると思います。
また、「(仮)箕面船場駅」についても、「特別業務地区」に指定されている地域特性ゆえに、ビジネス面での潜在力は(むしろ「(仮)新箕面駅」より遥かに)大きい・・・でも、それも従来の物流に特化したビジネス形態&まちの特性から脱却できるか否か次第。次の姿をいかに描くかにかかっています。

・・・この新駅2つの周辺の話は、また別に書くつもりなので、今日はここまでの概略で。

加えて、これは施政方針には書かなかったんですが、意外に意識にない人もいるようなので念のため。・・・延伸しようという鉄道は、そんじょそこらの路線ではないということも忘れてはならない要素です。

箕面市が延伸しようとしているのは、大阪初の地下鉄、かつ、日本初の公営地下鉄として開業し、日本の地下鉄で最も利用者が多い区間を擁する大阪都心部の大動脈「地下鉄御堂筋線」です。ちなみに、この路線、公営地下鉄として全国で最も黒字をたたき出し、大阪市営地下鉄の収益の4割以上を占めるというバケモノ路線。
このスーパー路線へのダイレクトアクセスを箕面が得るメリットは、価値としても利便性としても地域全域にとって計り知れません。
北大阪急行線の延伸は、ニーズのない田舎に、ただ鉄道を強引に引っぱるような、無茶な計画ではありません。それなりの価値をもった地域に、パワーのある力強い鉄道路線をアクセスさせて、両者をかけあわせるプロジェクト・・・北急延伸は、そんな極めて前向きで有意義な計画だと僕は捉えています。

さて、ここまでの経過から、僕のなかでは、前述した3つの判断要素のうち2つ「(A)市民の意向」「(B)箕面へのメリット」については、マニフェストをもって市長選挙に臨んだ頃までに、ある程度の感触をもつことができていました。
残るポイントは「(C)箕面市が財政的に耐えうるか?」です。この点を僕のなかで納得できるまでには、実は、市長就任後なお1年以上を要したのでした。

北急延伸その4“財政的に耐えうるのか?”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 09:41 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月05日

北大阪急行の延伸(その2)〜市民の意向はどうなのか?

僕は当時から(今もですが)、結論を出さずにズルズルと計画だけもち続ける「行政の惰性」ともいうべきダラダラ感、これが大嫌いでした。判断を先送りして「検討してます」と言い続け、時間だけが過ぎていく・・・そんな行政スタイルは納税者への背信行為。

毎年、毎年、「実現可能性を検討する」などと称して数百万円の調査費を予算化し、延々と「検討会」なるものを繰り返す。そんな当時の北急延伸の取り組みは、(少なくとも表面的には)まさしく僕の嫌う惰性そのもの。
担当者は真面目に細かい調査をこなしているので、無駄だとは言いませんが、これではいくら調査を繰り返しても、現実は前にも後ろにも進まない。

そこで、行財政改革の担当として、前述の判断要素3つのうち根底の一つ、まず「(A)市民の意向はどうか?」をホンキで調べるよう強く求めました。その際、多額の費用がかかり財政負担が発生することを示すことを必須条件として・・・そう、それでも市民がこの計画にOKを出すのか、結果次第では長きにわたる延伸構想に引導をわたすことも視野に入れての一手でした。

この意向調査の実現をみることなく、平成18年1月に僕の箕面市役所への出向期間が終わり、僕は総務省に戻りました。・・・でも、平成18年度に最新の概算建設費の試算が完了した後、箕面市役所は、平成19年度に(僕の求めていた)意向調査を実施してくれました。アンケート調査として実施されたのは平成19年10月、集計結果がまとまったのが平成20年1月。

ちなみに僕が箕面市長選挙に出る覚悟を決めたのは、そのすぐ後の平成20年3月頃。マニフェストの作成や自分の箕面市政へのスタンスを定めていく上で、このアンケート調査結果は大きな判断材料となりました。・・・市役所の職員だったときには、こんな形で自分に跳ね返ってくるとは夢にも思っていませんでしたが。(出馬した頃に「我ながら真面目に仕事しててよかった」と思ったことの一つ(笑)だったりします。)
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さて、職員だった頃から2年の歳月を経て、久しぶりに目にしたアンケート調査の結果は、「引導をわたすか?」とすら思ったことのある僕にとって、正直、ちょっと意外なものでした。

無作為抽出のアンケート調査で2000件を発送、回答数が1226件。
全体結果は「延伸させるべき:62.5%、延伸すべきでない:20.4%」。地域によってバラつきはあるものの、すでに阪急箕面線があり、賛成の最も少ない西部地域でも「延伸させるべき:53.2%、延伸すべきでない:24.4%」と、過半数が賛成し、反対はその半分以下。

多額の建設費用がかかることがちゃんと明示されていなかったのでは?と、一瞬疑いましたが、反対した20.4%の回答者の1/3(37.2%)が「市が多額の負担をしてまで延伸する必要はない」と回答理由を答えているのを見ると、ちゃんと建設費用が示された上でアンケート結果が出ていることがわかります。
実際、アンケートに同封された計画概要という一枚モノの資料には、けっこうなスペースに「どれくらいお金がかかるの?」という項目が割かれ、大きな金額がわかりやすく示されています。

前述した3つの判断要素の一つ「(A)市民の意向はどうか?」。・・・どうやら箕面市民の多くは鉄道延伸に賛同している(少なくとも反対はしていない)。
これがわかったことで、僕のスタンスの方向性は定まりました。・・・マニフェストには「北大阪急行線の延伸に向けた具体的な交渉を進めます。」と書きました。なにせ当時はまだ「交渉」といえるレベルではありませんでしたから。

北急延伸その3“鉄道延伸のメリットは?”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 01:20 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月02日

北大阪急行の延伸(その1)〜なぜ突き進めるのか?

今、僕は北大阪急行線の延伸を実現すべく全力をあげています。
アンケート結果などを見ると、多くの方々は北急延伸に賛同されていますが、なかにはまちづくりや財政負担などの疑問を呈する方もいるようです。なぜ、僕がこんなに確信をもって進めることができているのか、たぶん長くなるので何回かに分けて、まとめておきたいと思います。

・・・なお、この連載(?)は、あくまで僕の視点から見聞きしてきた経過や理解で書くつもりです。古くからの関係者や職員にとって「何を今さら」と感じる(癇に障る)部分も出てくるかもしれませんが、そこは“僕にとっての経過”ということでご容赦を。
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さて、そもそも、なぜ、僕が北急延伸について、自信と確信をもって「進めるべきだ」と言い切り、「絶対にやる」と全力をあげることができているのか?
それは、実は、かつて僕自身が懐疑的だったことがあるから。そして、その疑問を一つ一つ解消して今に至る経験をしてきたからです。
できればこの経過をより多くの方に共有していただき、理解の一助としていただければ・・・と思います。

遡るのは平成15年8月頃。この時期から平成18年1月までの2年半、僕は箕面市役所で仕事をしていました。総務省からの出向という形で箕面市役所の職員となり、担当していたのは行財政改革。お金のかかる市の事業すべてが、いわば僕の仕事相手(ケンカ相手?)でした。

当時の北急延伸の総事業費(試算)は700億円超。これほどまでに大きなプロジェクトをどこまでホンキで進めるのか・・・「はぁ?ホンキですか?!」というのが僕の第一印象でした。

聞けば、構想の起こりは40年以上前。行政計画にハッキリ位置づいたのが確認できるのが約25年前(昭和61年)の「第3次箕面市総合計画」。運輸省(現:国土交通省)の運輸政策審議会答申に正式に位置づけられたのが約20年前(平成元年)。
歴史があるのはいいけれど、今の時代、これを本当にやるのかどうか、改めて真面目に考えてみないといけない・・・と思ったのをよく覚えています。

こうした大きなプロジェクトを、今の時代、進めるのか、進められるのか。
これを判断するためには、まず真っ先に「(A)市民の意向はどうか?合意が得られるのか?」が一つ。そして、「(B)本当に箕面のまちにメリットがもたらされるのか?どんなメリットがあるのか?」が一つ。そして、「(C)そもそも財政的に耐えうるのか?現実的な規模なのか?」が一つ。

判断要素として、大きくこの3点(A・B・C)を確実に押さえなおす必要がある・・・それができてこそ、前へ進めることができる。一つでも欠ければ実現はない。実際のところ、僕がこの3つの判断要素を確認し終えるには、5年以上の時間がかかったのでした。

北急延伸その2“市民の意向はどうなのか?”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 13:28 | TrackBack(0) | 活動日誌
プロフィール
名前:倉田哲郎
誕生日:昭和49年(1974年)6月7日
ブログ:http://blog.kurata.tv/
こんにちは。箕面市長の倉田哲郎です。大阪府箕面市で地方自治を全力でドライブ。どうぞよろしくお願いいたします。

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07/28 箕面まつり&キャンドルロード2014
06/25 箕面市役所の公務員制度改革
06/19 住みよさランキング2014〜箕面市が3年連続で大阪1位!
03/31 決着〜北大阪急行線の延伸の事業化合意
03/27 箕面市の新年度(H26)予算
02/12 北大阪急行線の延伸〜2020年度の開業にむけて
01/03 消防出初式2014
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続・「大阪“都”構想」をどう思う?〜大阪市長平松邦夫さま by 堺市の賃貸不動産屋で働く、営業マンの日記(06/24)
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