なによりも基本的な部分で「投票率」の上昇がよかったです。
まずは意思表示をしなければ、なにもはじまりませんので。
27日の選挙結果について言えば、“ONE大阪”を掲げる大阪維新の会が大阪府知事・大阪市長ともに制したことを歓迎します。以前から大阪都構想に賛成の立場でいる自分としては、府・市が同じ方向に進む初めての一歩を嬉しく思います。
・・・大阪市議会の議席数が変動したわけではありませんので、まだまだヤマはいくつもあるとは思いますが、それでも、大阪都構想に歩みを進める小さな一歩なのは間違いありません。言葉だけでなく、少しずつでもいいので実際の変化がはじまることを期待します。
また、正直、今回の知事選は、あまりによく知っている人がいきなり出馬してしまったので、困ってしまった自分がいたのも事実です。特に、マスメディアの報道には個人的に当初から悩まされました。
知事候補擁立のための市町村長の(謎の)“署名”報道にはじまり、その後の選挙戦の最中も公職選挙法により情報発信が制約されるなか、ときどき一部の発言だけはマスメディアが切り取って報道する。まあ、今回の選挙で僕は脇役にすぎないので、どう書かれようと&どう思われようとかまわない(仕方ない)と割り切ってましたが、やっぱりストレスではありました。
ストレスの要因は、やはり自由に発信ができないこと・・・だと感じます。
選挙期間中、人は(僕も)いろんなことを考えるわけですが、ブログやTwitterを書くことも「(公職選挙法上の)文書図画の頒布」にあたるという現在の解釈を前提とすれば、まあ、ほとんど書けません。
実際問題としては、マスメディアの報道に対して、ブログやTwitterで何かちょっと書いたところで、それほど大きな発信になるとも思えませんが、それでも自分の言葉を制限されるのはとってもストレスです。
ただし、今回、インターネット上で大阪W選挙の話題が吹き荒れました。たぶん(現在の解釈を前提とするなら)公選法違反の疑いのあるものも多数あったんじゃないかと思います。でも、これらのほとんどは有権者「個人」による思い思いの呟きでした。
その取締りが事実上不可能であることは、まさに公職選挙法の規制自体が時代遅れであることを証明しているようなもの。公職選挙法の見直し(インターネット利用)は、過去に何度も検討され潰えてきてますが、そろそろ本当にやらなきゃいけないテーマだと、特に改めて強く感じました。(このことは、また別に書きたいと思ってます。)
・・・話は変わりますが、大阪W選挙の裏側で、密かにアツいバトルが繰り広げられていた「ゆるキャラグランプリ2011」。箕面をPRするがんばり屋さん“滝ノ道ゆずる”も参戦しており、大阪W選挙の投開票日と同じ27日(昨日)に結果が発表されました。
結果は、全国349キャラ中で、なんと“滝ノ道ゆずる”が“全国9位”にベスト10入りし、さらに“近畿1位”の栄冠に輝きました!

ちなみに滝ノ道ゆずるのTwitterはコチラ。・・・今はちょうど紅葉も色づいてきた箕面の観光シーズン。ますます活躍すると思いますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!