やっとできた政策集(マニフェスト)をこちらに掲載しています。
また、概略や想いを前回の「箕面市長選挙にむけて」にも綴っています。ご一読いただければ幸いです。
そんなこんなで選挙準備も佳境に入っています。
さて、4年間、とにかく突っ走ってきました。
初めて市長に就任させていただいた4年前は、34歳で全国最年少の市長でした。
でも、当時から思っていたこと、今でも思っていることがあります。それは「若さ」って必ずしもプラスではないということ。
・・・若いと経験がありません。
・・・若いと世間を知りません。
・・・若いとノウハウをもっていません。
・・・若いと現場がわかりません。
責任ある仕事をしようと思えば思うほど、実は「若さ」ってマイナスだらけ。世間で言われるほど、若さのプラスって少ないんです。でも、これを常に自覚し続けることが大事。そして、そのマイナスをどう乗り超えられるかが大切。
僕は、若さのアドバンテージって、唯一「体力・気力」なんじゃないかと思っています。
足りない経験も知恵も知識も、その分、仕事量でカバーする。わからないことがあっても、わかるまで徹底的に時間をかける。そして、その仕事量をこなしていく過程で、人よりも経験値を積み上げる。
この「体力・気力」で若さのマイナス面を克服し、それに止まらず、プラスの結果をたたき出すまで到達できるかどうかが勝負。それができなければ単なる“お荷物”。
・・・これ、どんな仕事でも当たり前のこと。市長でも市議会議員でも同じだと思うのです。
(まあ、つきあわされる一部の職員はたまったものではないかもしれませんが。)
僕が、なぜ4年間、仕事!仕事!って過密な時間をこなせてきたか。
それは、前職(霞ヶ関時代)の同僚やら、学生時代の同期やら、同世代の友達はみんなそれぞれメッチャクチャ仕事をしてるのを知っているからです。だから当たり前に、同世代の仕事量のスタンダードに負けないように自分もがんばる。
僕の同業者(政治家?)の普通の仕事量がどれくらいなのかはよくわかりません。でも、とにかく同世代の仕事量がスタンダードなんだと意識して、同じ仕事量で市長職をやる。それだと、たぶん従来型(?)の市長より「突っ走ってる」くらいのスピードになるんだろうと思います。
若さのマイナス面って間違いなくあります。だからこそ、それをカバーし上回る結果を出せるまで仕事をし続ける。そんな34歳からの充実した4年間でしたが、これからも同じスタンスで挑戦し続け(同世代に負けないように)全力疾走する決意です。

市長のなかではまだ若い方ですが、それでももう全国で10数番目。大阪府内の市長ではまだ最年少らしいですが、松原市の澤井市長や泉佐野市の千代松市長など同世代の市長も登場し、懇意にさせていただきながら、お互いかなり切磋琢磨しながら、それぞれのスタイルで精力的に市政に取り組んでいます。
箕面でも、政治に携わろうとする20代・30代が少しずつ出てきています。若けりゃいいとはまったく思わないのは前述のとおりですが、それでも、若い層“も”絶対にいなくちゃ困るので、これはとっても素晴らしいこと。
仕事量のスタンダードとすべきなのが“同業者”ではなく“同世代”であること。ぜひ新たな志をもつ彼らにも、このことを自覚して頑張ってほしいと感じますし、一緒に負けずにガンガンやります。
選挙戦にむけて、徐々に箕面市内が騒がしくなり、ご迷惑に感じる方もいらっしゃるかもしれません。公職選挙法のルールに従うかぎり、限られた手段でしか訴え(選挙活動)ができないため、致し方ない面もあることはどうかご理解願います。
でも、一番身近な箕面の街のための箕面市長・市議会議員選挙です。どうかそれぞれに街のことを考え、投票所に足を運びそれぞれに意思表示をしていただきますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
