今は帰りの新幹線のなかです。
一緒に出演したのは、政策研究大学院大学教授の飯尾潤さん、ソフィアバンク副代表の藤沢久美さん、NPOライフリンク代表の清水康之さん、北海道大学公共政策大学院准教授の中島岳志さん、駒澤大学准教授の飯田泰之さんと、司会者としてNHK解説委員の島田敏男さん。
比較的近い世代の優れた論客が揃い、政治・行政の現場に直接携わっているのが出演者のなかで自分一人という状況のなか、地域の厳しい実情や、新しい政治が目指すべきものなど、ちゃんと伝えられたかどうか・・・。でも、精一杯がんばりました。
朝8時40分集合で初顔合わせをし、そのままスタジオ入りして9時に放送スタートですから、本当に、打ち合わせのない純然たる生放送で、シナリオもありません。1回の発言が約1分以内という制限時間に急き立てられつつ、その都度、テーマ設定された発言を求められるなか、“テレビ生放送って難しいっ!”と実感した1時間です。
初めてのテレビ出演(インタビューとかではなく)で、しかもシナリオなしの生放送1時間なんて、いろいろあった今年一年を締めくくる極めつけのような経験でした。
今回は、おそらく全国最年少市長ということで声がかかったものと思います。でも、この企画がたまたま昨年だったら、別の地域の市長が出演していたわけですし、たまたま来年だったら、また別の地域の市長が出ていたかもしれません。
偶然にも、今年、自分がそういう立場にいさせていただき、かつ、偶然にもNHKがこんな“若手討論”の企画をつくったがゆえに、出演依頼がまわってきたわけで、(内容の是非はさておき)“箕面(みのお)”を全国のたくさんの方々に印象づける意味でも、本当にラッキーなことだったと思います。
さて、今日は、大阪に戻った後、夜、消防団の歳末消防特別警戒の巡視のため、箕面市内各地域に伺います。年末は、各地の消防団やボーイスカウトなどが、夜警をしてくださっており、地域の安全を守ってくれています。
地域で、消防団やボーイスカウトの活動を見かけた方は、ぜひ(恥ずかしがらず)一言「がんばって!」と声がけしていただければ幸いです。その一言がさらに地域をつないでいくと信じています。
帰りの新幹線が見せてくれたのは快晴の富士山でした。