恥ずかしながら初めて伺ったのですが、正直、驚きました。グリーンホール(市民会館)のロビーに所狭しと並ぶ販売品の数々。いずれも刑務所で長時間かけて丁寧に製作されたものばかり。小物や靴・カバンなどの革製品、衣類はもとより、特に、家具や芸術作品にいたっては、目を瞠る精巧さ、精緻さ、美しさです。

年に一回程度の開催のようですが、おそらく、こんなに素晴らしい製品群が出展されていることを、ご存知ない方も多いのでは?という印象。せっかくですから、もっとヴィヴィッドに伝えるPRができればと思いました。
ロビーの一角では、更生保護女性会の皆さんが、美しい和装でお茶席を設けられていました。美味しかったです、ありがとうございました!




「刑務所作業製品・展示即売会」は、グリーンホールのロビーで、明日(日曜日)まで開催されています。今からでも、お時間がありましたら、ぜひ覗いていただければと思います。

基調講演は、料理研究家・食育研究家の吉原ひろこさんによる「今だから、大人の食育、子どもの食育」。なんとタイムリー!実は、今度の4月から、市役所に「食育推進課」をつくろうと準備を進めていたところでした。
いわゆる全国学力テストの結果からも、朝ゴハンの重要性が浮かび上がっています。また、地産地消の意味でも、地域への愛着の観点でも、この箕面市としての“食育”を進めたいと考えていたところです。
特に、食育は、“食”に対する理解・習慣の側面が大きいですから、子どもの食育を考えようと思えば、むしろ私たち大人自身が食育を意識しなければはじまりません。そんな想いから、今度の「食育推進課」は、教育委員会ではなく、健康福祉部門につくり、学校教育の観点だけでなく、地域全体として大人も子どもも一緒に食育を進めようという意図で準備をしていました。
今日の吉原ひろこさんのご講演は、その視点でも極めてタイムリー。この素晴らしい企画と、青少年健全育成活動を応援する“表彰”を準備いただきました実行委員の皆さん、本当にありがとうございました。
そして、参加されたたくさんの皆さん、おつかれさまでした!