
シナリオは、箕面の役行者伝説や伝承・民話などを素材にした完全オリジナル。さらに、出演者はもとより、衣裳、小道具などのスタッフも含めて、プロの方々だけでなく、一般公募の箕面市民の皆さんで創りあげる、まさに地域に根ざした“箕面市文化振興事業団”ならではの企画。
よくある“素人参加企画”と言うと、一緒に出演するプロの方々といっても、駆け出しだったり・・・というケースが多いように感じますが(失礼)、今回は、まったく趣きが異なります。例えば、新生松竹新喜劇の座長・渋谷天外さんや、吉本新喜劇の看板女優・末成由美さんの出演。特に“松竹”と“吉本”のダブル新喜劇の初共演という珍しさは、スポーツ報知でも報じられました。
このほか、俳優さんに加えて、一般公募の出演者、そして、箕面で演劇活動をされている“劇団すずしろ”“ごった煮座”や、箕面の和太鼓グループ“鼓吹(KOBUKI)”“みのお太鼓”、さらに、瀧安寺の山伏グループ(本物!!)、琵琶の福燿会など、“プロ”と“アマ”と“地域”を総動員。参加世代も、小学生からご高齢まで超広範囲。
まさに、箕面市文化振興事業団設立20周年の記念事業にふさわしい大型企画です。

何事も実際にやってみて肌で感じるのは重要。出演をご依頼いただいたときはちょっとビックリでしたが、盛り上がりの一助になるなら、とチャレンジさせていただくことにしました。
そして、いただいた役柄は・・・“村長”(笑)。
おそらく、現実の仕事に近い役ということで、ご配慮をいただいたものとは思います。そうは言っても、やっぱり現実と全然違うし(当たり前ですけど)、難しい・・・。ほんのチョイ役ですが、練習に参加させていただき、周囲の方の演技を見て、焦っています。
プロの皆さんの演技が素晴らしいのは当然として、一般公募の方々の演技も目を瞠るものが。足を引っ張らないようにがんばります。
「箕面山大滝萌ゆる」の準備状況は、ブログ「みのお発オリジナル芝居がスタートします!」で着々とレポートされています。そして、日程などの概要はコチラ。グリーンホールで、3月(来月)の「14日(土)18:30〜」「15日(日)14:00〜」の2回公演です。
チケットは、メイプルホール、グリーンホール、箕面文化・交流センター、西南公民館、東生涯学習センター、みのお市民活動センターの受付で取り扱っているほか、こちらのローソンチケットでも販売しています。
箕面大瀧を舞台として「物の怪(もののけ)」が登場する時代劇ファンタジー。ストーリーも、豊かな自然と山麓を擁する箕面ならではのもの。雰囲気的には、スタジオ・ジブリの「もののけ姫」(宮崎駿監督)とかの空気感・・・かな?
たくさんの市民の方々が一つの文化活動として創りあげる、箕面オリジナルの作品です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
