それと、新聞で報道されましたが、定額給付金を受け取れないDV被害者に、箕面市「ささゆり応援手当て」として相当額を独自支給する方針も打ち出しました。市議会からもご意見をいただいて方針化したものです。
すでに他の都道府県ではいくつも事例はあるのですが、大阪府内では箕面市が第一号とのこと。大阪府内の他の市町村にも支援の輪が広がることを期待します。
さてさて、箕面グリーンロード(萱野中央から止々呂美・箕面森町に抜ける有料トンネル)の通行料金の話。
・・・片道600円は高い。誰もがそう思いますよね。もちろん僕も。
これ、大阪府道路公社のトンネルです。ところが、市長に就任してすぐ調べてみると、これまで一度も、箕面市から『値下げしてくれ!』と要請したことがないらしいのです。
とりあえず、声も上げなきゃなんにも始まらないじゃないか・・・ということで、昨年の秋以降、箕面市から正式な要望書を提出し、それにとどまらず何度も大阪府道路公社に足を運び、「値下げしてくれ」「安くしてくれ」「なんとかしてくれ」と激しくアプローチしてきました。ときには豊能町長さんにも一緒に行ってもらったり、上島一彦府議・中島健二府議に大阪府議会でとりあげてもらったり、さらにはダイレクトに橋下知事にも。
というわけで、念ずれば通ず・・・というよりも、念じて“動けば”通ず。
ようやくこぎつけた、まずは、たった4日間だけですが値下げトライアル。
5月23(土)・24(日)、30(土)・31(日)日の4日間、通行料がワンコイン500円に値下げされます。
5月号の広報誌でもお知らせしますので、そちらもどうぞ。(※軽自動車は400円に値下げ)
それにしても、たった4日間だけ???500円???・・・いえいえ、この4日間が始まりです。
通行料金は、通行“量”とのバランスで決まります。値下げ割合に対して、どの程度の通行量が増えるか?このバランスがとれるならば、恒常的な通行料金の改定につながります。その実証材料づくりのスタートとしての4日間。
こうした取組が功を奏して、仮に、うまくワンコイン500円以下に料金改定されるとすれば、たぶん回数券は8ガケで400円以下に。400円以下なら、現在の600円に比べれば、かなり現実感のある(「まあ、仕方ないか」と言える)数字ではないかなと期待しています。
素晴らしい新緑を楽しみに、また、通行料金の改定のためにも(?)、どうぞ5月下旬の週末4日間、止々呂美の朝市や、箕面森町の公園の“長大すべり台”、豊能町・能勢町などに足を運んでみてください。
箕面らしいモミジのレリーフ、どこにあるかわかりますか?