「余野川ダム」というのが、箕面市内の北部(箕面森町の脇)に予定されているのですが、実は、話題の八ツ場ダムに先駆けて、(前政権下で)すでに休止の方針が国から出されています。
その方針は別にかまわないのですが、ハッキリ言ってヒドイのは、勝手に休止を決めたダムのために、国(国土交通省)から「休止の精算するから、箕面市は5000万円を追加で払ってくれ」と言われているんです・・・。
はぁ?できもしないダムのために、追加で箕面市民が5000万円払う・・・ありえないです。
これまで1年くらい(官僚さんと)やり取りしてきましたが、まったく話になりません。彼ら(国)は「払え」と言うばかり・・・。いい加減、頭にきてます。
追加負担5000万円払えとか、そんな非常識な話は論外。そもそも箕面市は、もはやダムの恩恵を一切受けないので、これまで払った全額11億円を返してくれ・・・それが今回の国土交通大臣への意見書の内容です。
民主党のダム廃止論とかが争点なのではありません。すでに前政権下(自民党)で休止の方針が国から出されており、その「精算の仕方」で揉めているのです。・・・ただし、八ツ場ダムだろうとなんだろうと、仮に中止・休止が決まるなら、「精算」は避けては通れない道。
この「精算」問題・・・。従来の「官僚主導」で決着できなかった以上、「政治主導」で公正なルールを定めて決着してくれることを期待します。
ちなみに、(僕らからみると中止手続としてはウチより遅れている)「八ツ場ダム」の決着をしようと思ったら、最後はダム休止・中止の「精算ルール」が焦点化することは明白。したがって、すでに全国で一番先行して「精算ルール」でモメているウチ(余野川ダム)がモデルケースになる可能性が高いのです。
だからこそ、官僚主導ではなく、政治主導で決着してほしい・・・というのが、このタイミングで民主党(前原国土交通大臣)に伝えたいこと。
「精算ルール」とか難しそうな感じがしますが、要するに、飲み会の精算だと思ってくれたらいいです。飲み会が終わって、例えば「エラい人には傾斜配分する」「飲めない人には配慮する」とかルール決めて、それぞれの支払額が決まりますよね。当日に立て替えてた人がいるので、足りない人には追加で集金するし、払いすぎてた人には返す。ダムでも同じようなものです。
その精算ルールを勝手に決めた幹事(国)がいて、幹事(国)の決めたルールに納得できない・・・それがウチの不満であり文句です。
・・・というわけで、来週(5日)、東京に行ってきます。
稲が育ってきました!

