
そもそもの発案は箕面商工会議所青年部から(ありがとうございます!)。ちなみに金型製作などの費用はすべて国の緊急経済対策(第一次補正予算)で賄います。
9月の市議会で予算に了承をいただき、10月に募集を開始。150点近くの応募作品のなかから、箕面市美術協会や商工会議所青年部にも入っていただき選考して決定。僕も審査委員会に参加させていただいてたんですが、たくさんの作品に悩みぬいたものの、最終的には全会一致で見事に決定。

・・・正直なところを言えば、基本が四角形のナンバープレートですから、紅葉の尖がったカタチにするわけにもいかないだろうし、滝をわかりやすく表現するのも簡単ではないだろうし、募集を始めた当初はどうなることやらとちょっと心配もしてました。
ところがどっこい、応募作品を並べてみたら、そんな不安はどこへやら。良作ぞろいにみんなニコニコしながらの選考作業でした。なかでも、決定した安田伸宏さんの作品には納得。滝の水泡の感じや、紅葉のデザインなど、わかりやすさとかわいさを兼ね備えた素晴らしい作品だと感じます。
ご応募いただいたたくさんの方々に、心から感謝です。加えて、総務部税務室の職員の皆さんには(この税収減の厳しい折)ただでさえ通常業務で忙しいのに、他市のナンバープレート事情を調べたり募集・選考作業に奔走したりと、本当にありがとうございました。おかげで素晴らしいデザインになりました。
箕面市内で登録されている小型バイクは約18000台。ここ数年、だいたいこの規模で横ばいです(新規登録と廃車や転出が同じくらいなのでしょう)。
毎年、新たなナンバーの交付(新規登録)は約3000台くらいなので、だいたい2年たったら3台に1台、3年たったら2台に1台は新ナンバープレート装着車になるハズ。箕面定番の滝と紅葉について、市民の方々にも一層の愛着をもっていただけると思いますし、市外を走ってるときはちょっと目を惹く良いPRになると思います。
なお、ナンバーの色は排気量などの種類によって変わります。
一番多い50cc以下(いわゆる原チャリ)が“白”で約15000台。次いで91〜125ccの“桃色”が約2200台。あとは黄、青、緑の順とのこと。ぜひとも、たくさんの方々に箕面の動く広告塔として走り回ってもらいたいです(笑)。交付のスタートする4月以降を楽しみにしています。