目的は、箕面市が国に提案している障害者の支援制度について、滋賀県も一緒に働きかけをしてほしい旨の応援要請。
政府が全面見直しに着手した障害者福祉分野の諸制度について、古くから独自制度を擁してきた箕面市が制度提案を行っている経過&概要については、以前「国の障害者制度改革にあわせて〜箕面市から制度提案」でご紹介したとおり。
ちなみに、その後、3月初旬に箕面市から政府(内閣総理大臣・厚生労働大臣)・民主党(代表)あてに正式に検討要請も提出しました。
実は、滋賀県も、箕面市と同様の独自制度を実施しています。このため、ぜひ一緒に国への働きかけをお願いできれば・・・と考えて嘉田知事を訪問。箕面市の単騎突撃でもいいのですが、県と共同歩調をとることができたらより大きな支えになるので。

嘉田知事、柔らかい物腰ながら、よく話します(笑)。当初30分の予定が、盛り上がったため45分にオーバーしてしまい、秘書課の皆さんがヤキモキしてました・・・すみません。
嘉田知事と強く一致したのは、これからの国と地方の関係は「陳情」ではなく「提案」であるべきという点。まさしく今回の件は、滋賀県でも箕面市でも実績があり、国の制度改革のタイミングに合致。共に関西から声をあげることを確約して帰ってきました。
・・・余談ですが、言い得て妙だったのは「橋下知事は劇薬、私は漢方薬」という嘉田知事の言葉。思わず笑ってしまいました。治水問題にしても方向性は一致してるのだけど、薬の効き方が違う。たしかにそのとおり(笑)。
障害福祉分野に限らず、今後、いろいろな面で連携できそうな気も。有意義なお時間と前向きなお返事をいただいた嘉田知事に心から感謝です。
