警察と消防が“合同”で発隊式をやってるのって、実はすごく珍しいんです。
(そもそも消防は市、警察は府ですし・・・。)
(凛々しい背中は、一日警察署長・消防長の西川忠志さん)
僕が市長に就任させていただいたのが2008年8月だったんですが、就任してすぐの頃、当時の箕面警察署の吉喜署長と「消防も警察も、もともとそれぞれに歳末特別警戒をやってる。どうせやるなら一緒にやって、頑張ってる姿をたくさんの人たちに見せよう。」と意気投合して、その年の12月から合同での挙行をスタート。
以来、現在の佐薙箕面警察署長に至る歴代署長にご協力いただき、今年が6回目になりました。
「継続はチカラなり」とはよく言ったもので、試行錯誤を繰り返しながらも地道に6年も続けていると、それなりに認知されるようになり、今年は週末の晴天という好条件にも後押しされ、本っっっ当にたくさんの人たちにご来場いただきました。
なかでも僕は、社会のオトナが頑張ってる背中を子どもたちに見せることって、とても大切なことだと思っているので、子どもたちがたくさん来てくれたのが特に嬉しかったです。
きっと、会場に来てくれた子どもたちのなかには、将来のおまわりさん、将来の消防士さん、そして、誰かを守る仕事に就く人もたくさんいることでしょう。・・・そんなわけで、式典の最中も子どもたちのキャーとかギャーとか騒ぐ声が背後に聞こえてくるのは、個人的にとっても嬉しかったりしました。
実は、お父さんの西川きよしさんも30年くらい前に箕面市で“一日消防長”をされたことがあるとのこと。親子2代にわたって一日消防長というのは、全国でも例がないかも(笑)。
消防ヘリコプターの進入が低空すぎて(迫力の大サービス?)会場が砂嵐に見舞われるというハプニングもありましたが、それも含めて消防車・救急車・パトカーの勢揃いや、はしご車体験コーナーなど、子どもたちも大興奮。
警察隊員・消防隊員のみなさん、おつかれさまでした。そして、年末に向けて、両組織で一丸となって地域を守っていただくよう、どうぞよろしくお願いいたします。