今年は箕面市消防団から「上止々呂美分団」が豊能地区支部大会に出場しました!
箕面市でもときどき(残念ながら)火災が発生します。そんなとき、箕面市消防本部が出動するのは当然ですが、実は、出動しているのは消防本部だけではありません。
周辺の消防団員にも同時に参集がかかり、彼らはたとえ深夜でも駆けつけ、消防本部とともに火災鎮圧に臨んでくれています。そして、直接の消火活動はもちろん、交通誘導などの後方支援や鎮火後の事後処理など、早朝や翌日まで活動を続けてくれます。
市民の皆さんが、たまたま火災現場などに遭遇したとき、パッと見では、全員、消火外套や制服を着用しているので「消防隊員が活動してる」という印象しかないかもしれません。でも実は、かなりのケースで、そのなかに消防団員の姿もあるのです。
また、消防団は、地域の防火対策や見回り、防災資機材の点検・訓練など、火災発生時だけでなく日頃から防火・防災活動を展開してくれています。その活動には頭が下がるばかり。
ちなみに23分団・約600人で組織される箕面市消防団は、大阪府内では高槻市消防団(11分団・約700名)に次いで第2位の規模。人口一人あたりでいくと府内最大の消防団です。
これは、山麓を擁する箕面市の地勢上、消防本部の人員だけでは対応できない山林火災(山火事)に備えてのものでもあります。
普段は別の仕事をしながらの消防団活動・・・かなり大変です。
それもこれも自分たちの住む地域を守るため。
もし、地域で「FIRE VOLUNTEER CORPS MINOH」という背中を目にしたら、ぜひ「おつかれさまです!」と激励の声をかけていただけるとありがたいです。
さて、毎年、総合訓練大会に向けて、箕面市消防団は5月から約3ヶ月間、ほぼ毎日、ポンプ車操法の集中訓練を実施します。今年も上止々呂美分団を中心に連日の特訓を繰り返し、今日の大会に臨みました。
大会本番は、まさに訓練成果を遺憾なく発揮。
最初は敬礼から始まり・・・
ついに筒先まで水が到達し、射出される瞬間!
そして、火点の鎮圧へ。
上止々呂美分団の出場選手の皆さん、おつかれさまでした!!!もうホント素晴らしい本番でした。
観覧席で僕の背後にいらっしゃった方々の「間違いなく箕面がトップやな・・・」と呟いてた声、バッチリ聞き逃しませんでした(笑)。
そして、連日の練習から本番まで、選手の後方支援にあたったすべての消防団員の皆さん!
総合訓練大会、本当におつかれさまでした!
・・・さて、余談ですが、帰りに寄った「止々呂美ふれあい広場&朝市」の景色。
川遊びに興じる親子連れでいっぱい。朝市は、青柚子をはじめたくさんの地場農産物でいっぱいでした。
今日は、すっかり止々呂美デー!!!

