昨日28日は市役所の仕事納め。・・・昔の仕事納めというのは、もっとノンビリしたものだったように聞きますが、今はなかなか。予算編成など繁忙期の職場もあるせいか、市役所もけっこう遅い時間帯まで事務作業が続いていました。メールを見たら、当たり前のように21時くらいの送信時刻で職員からファイルが送られてきてたり・・・おつかれさまです。
また、窓口などは閉まったりしていますが、市立病院、上下水道局、消防・救急、環境クリーンセンターなどなど、実際には年末年始も稼動し続けているセクションも少なくないです。仕事とはいえ本当におつかれさまです。
なお、年末年始の市の業務案内はコチラをご覧ください。
それと、昨晩は各地域の消防団が歳末特別警戒で夜警を。深夜近くにまわらせていただきましたが、寒いなか、地域の安全のためにありがとうございます。一部ではボーイスカウトも夜警で詰めてくれていました(←こっちは合宿っぽくてちょっと楽しそうでしたが(笑))。
仕事と掛け持ちしながらの消防団活動。その活動はぜひもっと子どもたちにも見てもらって、「地域を自分たちで守る」という想いを宿らせてほしいと思います。・・・なお、新年1月3日には大阪で一番早い(もしかすると全国でも一番早い?)消防出初式が西小学校で開催されます。今回の出初式にはレスキューフォース&レスキューファイア(トミカヒーロー)も登場!ご近所の皆さん、ぜひお子さんを連れて覗いて見てください。
あと、この年末年始の住之江競艇のレースは、箕面市が主催です。26日〜大晦日31日の「第43回住之江選手権競走」と、1月2日〜7日の「第48回全大阪王将戦」。
箕面市の財政状況が厳しいなかにあっても、例えば、今年、牧落駅のエレベータ設置や最新鋭の消防車両の導入などができたのは競艇事業財源を充てることができたから。高度成長期の潤沢さに比べたら収益は大きく減った(当たり前ですが)とはいえ、今でも箕面市の底力を支え続ける貴重な財源。場所が箕面市外なので市民の方々には見えにくいですが、ぜひご理解と応援をいただければと思います。
箕面市競艇事業部の職員は住之江競艇場での年越し。こちらもおつかれさまです&よろしくお願いします!
なによりも年末年始が穏やかにすぎることを願いつつ。
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2009年12月29日
市役所の仕事納め
posted by 倉田哲郎 at 16:03
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2009年12月23日
今日から「みのお市民ツリー」〜50メートルの巨大ツリー
いよいよクリスマス!箕面市内もいたるところにイルミネーションやクリスマスの飾りでいっぱい。
そんななか、ひときわ巨大な50メートルの“みのお市民ツリー”が、今日からクリスマスまでの3日間、新御堂筋のつきあたりに登場!
14年前、箕面スパーガーデンのスケートリンク横に初めて点灯された50メートルの巨大ツリー。「拡げよう市民の輪、灯そう愛の火を」をテーマとして、今年で14回目、全国でもズバ抜けた巨大ツリーは箕面の冬の風物詩として定着しています。
仕掛け人は箕面商工会議所青年部の皆さん。ちなみに、初回からすべて協力・協賛のみで運営されている、本当に箕面市民のチカラによる心暖まる巨大ツリー&イベントです。(下の写真は第12回)
12回続いたその場所は、一昨年が最後となりましたが、今年はなんと、萱野中央の箕面グリーンロードトンネルの直上に堂々の登場。大阪市・豊中市方面から新御堂筋を北上してくると、その真正面にドーン!です。
ツリーの点灯は、23〜25日までの3日間、毎日18時〜24時の間。
箕面市内の方はもちろん、箕面市外の方も、少し車を北に向けていただき、ぜひ優しい光に癒されていただければ。
なお、今日15時から19時にかけて、箕面マーケットパークvisolaにて、点灯カウントダウンイベントも。
箕面市青少年吹奏楽団、聖母被昇天学院の生徒さんによるハンドベル演奏、梅花高等学校チアリーディングクラブ「RAIDERS」など、手づくり&豪華な出演陣。
箕面商工会議所青年部の皆さん。新しい場所でのツリー設置、今年は特に準備が大変だったと思いますが、たくさんの人の心を暖め続けていただき、本当に感謝です!
まずは今日これからのイベントを楽しみにしています!
そんななか、ひときわ巨大な50メートルの“みのお市民ツリー”が、今日からクリスマスまでの3日間、新御堂筋のつきあたりに登場!

仕掛け人は箕面商工会議所青年部の皆さん。ちなみに、初回からすべて協力・協賛のみで運営されている、本当に箕面市民のチカラによる心暖まる巨大ツリー&イベントです。(下の写真は第12回)

ツリーの点灯は、23〜25日までの3日間、毎日18時〜24時の間。
箕面市内の方はもちろん、箕面市外の方も、少し車を北に向けていただき、ぜひ優しい光に癒されていただければ。
なお、今日15時から19時にかけて、箕面マーケットパークvisolaにて、点灯カウントダウンイベントも。
箕面市青少年吹奏楽団、聖母被昇天学院の生徒さんによるハンドベル演奏、梅花高等学校チアリーディングクラブ「RAIDERS」など、手づくり&豪華な出演陣。
箕面商工会議所青年部の皆さん。新しい場所でのツリー設置、今年は特に準備が大変だったと思いますが、たくさんの人の心を暖め続けていただき、本当に感謝です!
まずは今日これからのイベントを楽しみにしています!
2歳だと、まだクリスマスはわからないけれど、なんとなくハッピーな空気はわかるかな?


posted by 倉田哲郎 at 19:23
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2009年12月21日
市議会での予想外の賛否〜公務員の給与カットを巡って
今日、箕面市議会の12月定例会が閉会しました。
今期は、比較的、トピックとなる議案は少なめという印象でした。それでも、2011年4月オープンに向けた保育所新設の準備予算を可決いただいたり、平成20年度一般会計の決算(箕面市はじまって初めての経常赤字が2年連続となった決算)が不認定とされたり(僕の感想はココ)・・・トピック少なめと言っても話題豊富な箕面市、濃い議論が展開されました。
そんななか、一つだけ、想定外でビックリしたこと。
実は、箕面市議会の今期の冒頭で、(僕や副市長も含めた)箕面市職員の給与カット&手当廃止のための条例改正案を出しました。
内容はコチラ。今回の給与カットは人事院勧告に沿ったものなので小幅のものです。箕面市では、すでに僕は13%カット、職員は4%カットなどの独自カットをしているので、今回は(小幅ですが)それらに追加カットする内容。
人事院勧告に沿ったものですし(ちなみに鳩山首相以下の閣僚も同様にカットするとのこと)、時勢や厳しい財政状況を理解して箕面市の職員組合も(涙をのんで)了解してくれているので、僕としては市議会でも問題なく賛同いただけるものと思っていました。
ところが、フタをあけてみたら、市議会の本会議で16人(自民党・民主党・公明党・無所属)に賛成いただいたものの、8人(市民派ネット・共産党)が反対。もちろん、多数決なので、結論としては可決了承となりましたが、だから別にいいということではありません。
この社会情勢下で、公務員の給与カットや手当廃止に反対する議員さんが3分の1もいるというのは、僕は率直にビックリ。はっきり言って理解不能。
反対したのは市民派ネット(4人)と共産党(4人)の議員さんたち。
こう言ってはなんですが、主義を貫く立場の共産党のスタンスはまだわからなくはない・・・というか予測はできました(見解は僕と180度チガいますが)。
でも、日頃から「税金の無駄遣い!」と市役所批判を激しく展開している市民派ネットの議員さんが、公務員の給与カットに反対するというのはまったく予測してませんでした。「市民派」である以上、市民感覚がすべてではないの?!・・・と思わずつぶやいてしまったくらい。
もちろん、議会制民主主義の制度上はこれが紛れもなく「民意」ですが、果たして市民の3人に1人が本当に反対なのかどうか。
僕の感覚がおかしくなければ「市民の方々の大半は公務員の給与カットに反対しない」と思うのですが・・・だからこそ、その直感を信じて条例提案をしているわけで、非常に違和感のある結果でした。
ちなみに、ビックリついでに少し余談も。
先日、箕面市議会の公明党会派が、箕面市議会の議会中継をYoutubeでやってはどうか?と提案したことがありました。
市議会の議会中継は長らく検討テーマになっていたのですが、通常、システム構築やらサーバ管理やら、維持管理まで含めれば、なんのかんの言って数100万円以上、ヘタをすると1000万円単位の見積もりが出てきます。そんななか、Youtubeを使うという提案は、リアルタイム中継ではないものの、すぐにアップロードできるし、準リアルタイムのVOD状態を無料ですぐ実現できる素晴らしい提案と思い、個人的には密かに賞賛の拍手を送っていました。予算はカメラ代だけでOK。
実際、視聴ニーズはリアルタイムよりも見たい人の都合に沿う時間差視聴の方がはるかに多いと感じます。また、1ファイル10分までという制限にしても、視聴者の興味や検索性を考えれば、20分、30分という動画を垂れ流すより、質疑・テーマごとに10分以内で区切った動画の方がむしろ便利。その意味でも、コストパフォーマンスの意味でもなかなかのアイデア。
このYoutube議会中継の提案には、自民党・民主党も賛成でした。・・・ところが、これまた市民派ネット、共産党の反対で没に(議会改革は多数決でなく全会派一致が原則なので(※))。正直、このときも理解不能でした。
なお、この「Youtube議会中継」は、すでに他市の市議会に先を越されちゃいました。一度、没になったものはなかなか復活しないのが世の常。箕面発の良いアイデアだっただけに残念です。
【※追記】 (×)「全会派一致が原則」ではなく、(○)「4会派賛同で採用」の事実誤認とのこと。市民派ネットさんにご指摘いただきましたので、謹んで訂正追記させていただきます。会議結果は変わりませんが、ご丁寧なご指摘ありがとうございました。・・・ただ、(ここからまた僕の感想ですが)だとすると市民派ネット・共産党どちらか一会派の判断だけで結論は覆ったことになります。賛否のキャスティングボードを握った立場ということになるので、なおさら、それぞれされた判断は重かったと感じます。
以上、そんな波乱も含んだ箕面市議会の12月定例会の閉会。関係の皆さん、おつかれさまでした。
年の瀬に少々愚痴めいた話になってしまいましたが、箕面市政がどう動いているか、僕が何を感じているかなどはそのままお伝えしていった方がいいかな・・・と思いましたので、メモがわりの記録を兼ねて書き残しておきます。
今期は、比較的、トピックとなる議案は少なめという印象でした。それでも、2011年4月オープンに向けた保育所新設の準備予算を可決いただいたり、平成20年度一般会計の決算(箕面市はじまって初めての経常赤字が2年連続となった決算)が不認定とされたり(僕の感想はココ)・・・トピック少なめと言っても話題豊富な箕面市、濃い議論が展開されました。
そんななか、一つだけ、想定外でビックリしたこと。
実は、箕面市議会の今期の冒頭で、(僕や副市長も含めた)箕面市職員の給与カット&手当廃止のための条例改正案を出しました。
内容はコチラ。今回の給与カットは人事院勧告に沿ったものなので小幅のものです。箕面市では、すでに僕は13%カット、職員は4%カットなどの独自カットをしているので、今回は(小幅ですが)それらに追加カットする内容。
人事院勧告に沿ったものですし(ちなみに鳩山首相以下の閣僚も同様にカットするとのこと)、時勢や厳しい財政状況を理解して箕面市の職員組合も(涙をのんで)了解してくれているので、僕としては市議会でも問題なく賛同いただけるものと思っていました。
ところが、フタをあけてみたら、市議会の本会議で16人(自民党・民主党・公明党・無所属)に賛成いただいたものの、8人(市民派ネット・共産党)が反対。もちろん、多数決なので、結論としては可決了承となりましたが、だから別にいいということではありません。
この社会情勢下で、公務員の給与カットや手当廃止に反対する議員さんが3分の1もいるというのは、僕は率直にビックリ。はっきり言って理解不能。
反対したのは市民派ネット(4人)と共産党(4人)の議員さんたち。
こう言ってはなんですが、主義を貫く立場の共産党のスタンスはまだわからなくはない・・・というか予測はできました(見解は僕と180度チガいますが)。
でも、日頃から「税金の無駄遣い!」と市役所批判を激しく展開している市民派ネットの議員さんが、公務員の給与カットに反対するというのはまったく予測してませんでした。「市民派」である以上、市民感覚がすべてではないの?!・・・と思わずつぶやいてしまったくらい。
もちろん、議会制民主主義の制度上はこれが紛れもなく「民意」ですが、果たして市民の3人に1人が本当に反対なのかどうか。
僕の感覚がおかしくなければ「市民の方々の大半は公務員の給与カットに反対しない」と思うのですが・・・だからこそ、その直感を信じて条例提案をしているわけで、非常に違和感のある結果でした。
ちなみに、ビックリついでに少し余談も。
先日、箕面市議会の公明党会派が、箕面市議会の議会中継をYoutubeでやってはどうか?と提案したことがありました。
市議会の議会中継は長らく検討テーマになっていたのですが、通常、システム構築やらサーバ管理やら、維持管理まで含めれば、なんのかんの言って数100万円以上、ヘタをすると1000万円単位の見積もりが出てきます。そんななか、Youtubeを使うという提案は、リアルタイム中継ではないものの、すぐにアップロードできるし、準リアルタイムのVOD状態を無料ですぐ実現できる素晴らしい提案と思い、個人的には密かに賞賛の拍手を送っていました。予算はカメラ代だけでOK。
実際、視聴ニーズはリアルタイムよりも見たい人の都合に沿う時間差視聴の方がはるかに多いと感じます。また、1ファイル10分までという制限にしても、視聴者の興味や検索性を考えれば、20分、30分という動画を垂れ流すより、質疑・テーマごとに10分以内で区切った動画の方がむしろ便利。その意味でも、コストパフォーマンスの意味でもなかなかのアイデア。
このYoutube議会中継の提案には、自民党・民主党も賛成でした。・・・ところが、これまた市民派ネット、共産党の反対で没に(議会改革は多数決でなく全会派一致が原則なので(※))。正直、このときも理解不能でした。
なお、この「Youtube議会中継」は、すでに他市の市議会に先を越されちゃいました。一度、没になったものはなかなか復活しないのが世の常。箕面発の良いアイデアだっただけに残念です。
【※追記】 (×)「全会派一致が原則」ではなく、(○)「4会派賛同で採用」の事実誤認とのこと。市民派ネットさんにご指摘いただきましたので、謹んで訂正追記させていただきます。会議結果は変わりませんが、ご丁寧なご指摘ありがとうございました。・・・ただ、(ここからまた僕の感想ですが)だとすると市民派ネット・共産党どちらか一会派の判断だけで結論は覆ったことになります。賛否のキャスティングボードを握った立場ということになるので、なおさら、それぞれされた判断は重かったと感じます。
以上、そんな波乱も含んだ箕面市議会の12月定例会の閉会。関係の皆さん、おつかれさまでした。
年の瀬に少々愚痴めいた話になってしまいましたが、箕面市政がどう動いているか、僕が何を感じているかなどはそのままお伝えしていった方がいいかな・・・と思いましたので、メモがわりの記録を兼ねて書き残しておきます。
高さ50mの巨大な“箕面市民ツリー”が今年は新御堂筋のつきあたりに堂々の登場!
期間は12月23〜25日の3日間、箕面商工会議所青年部のご尽力です!

写真は2007年の箕面市民ツリー。点灯式カウントダウンイベントなど詳細はコチラ。苦労話はコチラ。
期間は12月23〜25日の3日間、箕面商工会議所青年部のご尽力です!

写真は2007年の箕面市民ツリー。点灯式カウントダウンイベントなど詳細はコチラ。苦労話はコチラ。
posted by 倉田哲郎 at 17:41
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2009年12月15日
地方分権の一つの姿〜2市2町の広域連携
いくつかの新聞が記事にしてくださったようですが、箕面市・池田市・豊能町・能勢町の2市2町が連携して、大阪府からの権限委譲を受けるべく調整を進めています。これは、大阪府の「地方分権改革ビジョン」に呼応する動き。
簡単に言うと、橋下知事が「国の出先機関を解体して都道府県で引き受ける!地方分権だ!」などなどと吼えていますが、そのミニ版・・・つまり「大阪府の仕事を市町村で引き受ける」と理解していただければよいかと思います。・・・まあ、細かく言えば、必ずしも国から地方への権限委譲(地方分権)とまったく同じともいえない要素もありますが。
さて、大阪府から仕事を引き取る検討対象となるもの。
いろんな分類はできますが、僕はだいたいこんな感覚(↓)。
一つは、市町村が判断すればいいことなのにわざわざ大阪府にお伺いを立てているような仕事。
一つは、大阪府でも市町村でも、まあ、どっちでやってもいい仕事。このなかには、大阪府でやった方が効率がいいものとか、市町村でやった方がきめ細かくできるものとか、仕事によって性質はいろいろ。
前者は、当然、市町村で受けるべき。
後者は、府がやるか、市町村で受けるか、仕分けが必要。
そこで、後者の仕分けの考え方が問題になるのですが、まず大前提として、僕はあまり大阪府を信用していません・・・と言ったら怒られますが、はっきり言って効率的な行政組織とは思えない、効率的に運用できる規模の組織とも思えない。
社会的コストを落とそう(=少ない税金で社会を維持しよう)と思ったら、行政の効率化は必須。でも、巨大すぎる大阪府は隅々まで意識が行き届くとは思えず、どうがんばっても鈍重にならざるをえない。これは大阪府が悪いというより、組織の規模が大きすぎるというのが問題じゃないかと感じてます。
ちなみに、これは僕の持論なんですが、日本で最も巨大な行政組織はどこか?それは国じゃなくて都道府県。・・・国の場合、政府全体で見れば巨大ですが、実際には(タテ割の弊害はあるとしても)組織は省庁の単位(採用から退官まで省庁単位ですから)。
そう考えると、日本で最も人数規模の巨大な一つの行政組織というのは、実は都道府県。そんな化け物のような行政組織に効率的な行政運営を求めても限界があるに決まっていると。
加えて、僕は行政の仕事というのは、府だろうが市だろうが、どこでやっていても基本的にはまわっていくと思っている人間です・・・経験的にですが。ちゃんとルールさえ構築されて、その裏づけとなるヒトとカネさえ担保できるならば、仕事はまわっていくと。
したがって、原則は市町村で仕事を引き受けていった方が良い。もちろん市町村は大変ですけど、頑張れる組織だし、小回りもきく組織だと信じています。
ただし、1年に1〜2件しか仕事がないのに人材を確保しておかないといけないとか、超高額の機材がないとできない仕事だとか、なんぼなんでも非効率なものはあります。そういうもののために広域自治体である大阪府(道州制になったら関西州?)が存在しているわけで、逆に言えば大阪府はそういう仕事以外はしないし、それに必要な最低人員数しか府にはおかない(=余剰は市町村へ)。そのくらいの整理で良いと思っています。
一方、あまりに小さな市町村の単位では、すべての仕事を受けきれない。そんな現実もあります。そこで、今回の2市2町の広域連携。
それぞれ単独の市・町で仕事を受けると、それぞれにヒト・カネを用意しなければなりません。それを2市2町の広域連携でまとめて処理すれば、年間およそ1億2000万円程度のコストダウンをしながら、仕事を引き受けていくことが可能。
「・・・だったら合併すればいいじゃないか。」
そんな声もあるかもしれません。でも、この2市2町に限らず、現存する市町村の多くは、いわゆる“平成の大合併”を経てもそうならなかった地域。つまり、それぞれの地域特性や行政施策の独自性がそれなりに強く、個性は守りたい想いをもっている地域と僕は理解しています。
だから、合併ではなく、別の手法で連携・効率化を実現する必要がある。今回の2市2町の事務の共同処理センターなどは、その模索の一つ。
今の2市2町の市長・町長さんたちは、みんな前向きな改革派。しかも、このうち2人は(偶然にも)大阪府市長会会長・大阪府町村長会会長というゴールデンメンバー(笑)。そんな恵まれた環境から生まれたこの話。
権限と一緒に委譲されるヒト・カネの規模など、まだまだ大阪府との交渉が必要な部分も残っていますが、地方分権の一つのモデルになるべく、うまく進めていければと思っています。
簡単に言うと、橋下知事が「国の出先機関を解体して都道府県で引き受ける!地方分権だ!」などなどと吼えていますが、そのミニ版・・・つまり「大阪府の仕事を市町村で引き受ける」と理解していただければよいかと思います。・・・まあ、細かく言えば、必ずしも国から地方への権限委譲(地方分権)とまったく同じともいえない要素もありますが。
さて、大阪府から仕事を引き取る検討対象となるもの。
いろんな分類はできますが、僕はだいたいこんな感覚(↓)。
一つは、市町村が判断すればいいことなのにわざわざ大阪府にお伺いを立てているような仕事。
一つは、大阪府でも市町村でも、まあ、どっちでやってもいい仕事。このなかには、大阪府でやった方が効率がいいものとか、市町村でやった方がきめ細かくできるものとか、仕事によって性質はいろいろ。
前者は、当然、市町村で受けるべき。
後者は、府がやるか、市町村で受けるか、仕分けが必要。
そこで、後者の仕分けの考え方が問題になるのですが、まず大前提として、僕はあまり大阪府を信用していません・・・と言ったら怒られますが、はっきり言って効率的な行政組織とは思えない、効率的に運用できる規模の組織とも思えない。
社会的コストを落とそう(=少ない税金で社会を維持しよう)と思ったら、行政の効率化は必須。でも、巨大すぎる大阪府は隅々まで意識が行き届くとは思えず、どうがんばっても鈍重にならざるをえない。これは大阪府が悪いというより、組織の規模が大きすぎるというのが問題じゃないかと感じてます。
ちなみに、これは僕の持論なんですが、日本で最も巨大な行政組織はどこか?それは国じゃなくて都道府県。・・・国の場合、政府全体で見れば巨大ですが、実際には(タテ割の弊害はあるとしても)組織は省庁の単位(採用から退官まで省庁単位ですから)。
そう考えると、日本で最も人数規模の巨大な一つの行政組織というのは、実は都道府県。そんな化け物のような行政組織に効率的な行政運営を求めても限界があるに決まっていると。
加えて、僕は行政の仕事というのは、府だろうが市だろうが、どこでやっていても基本的にはまわっていくと思っている人間です・・・経験的にですが。ちゃんとルールさえ構築されて、その裏づけとなるヒトとカネさえ担保できるならば、仕事はまわっていくと。
したがって、原則は市町村で仕事を引き受けていった方が良い。もちろん市町村は大変ですけど、頑張れる組織だし、小回りもきく組織だと信じています。
ただし、1年に1〜2件しか仕事がないのに人材を確保しておかないといけないとか、超高額の機材がないとできない仕事だとか、なんぼなんでも非効率なものはあります。そういうもののために広域自治体である大阪府(道州制になったら関西州?)が存在しているわけで、逆に言えば大阪府はそういう仕事以外はしないし、それに必要な最低人員数しか府にはおかない(=余剰は市町村へ)。そのくらいの整理で良いと思っています。
一方、あまりに小さな市町村の単位では、すべての仕事を受けきれない。そんな現実もあります。そこで、今回の2市2町の広域連携。
それぞれ単独の市・町で仕事を受けると、それぞれにヒト・カネを用意しなければなりません。それを2市2町の広域連携でまとめて処理すれば、年間およそ1億2000万円程度のコストダウンをしながら、仕事を引き受けていくことが可能。
「・・・だったら合併すればいいじゃないか。」
そんな声もあるかもしれません。でも、この2市2町に限らず、現存する市町村の多くは、いわゆる“平成の大合併”を経てもそうならなかった地域。つまり、それぞれの地域特性や行政施策の独自性がそれなりに強く、個性は守りたい想いをもっている地域と僕は理解しています。
だから、合併ではなく、別の手法で連携・効率化を実現する必要がある。今回の2市2町の事務の共同処理センターなどは、その模索の一つ。
今の2市2町の市長・町長さんたちは、みんな前向きな改革派。しかも、このうち2人は(偶然にも)大阪府市長会会長・大阪府町村長会会長というゴールデンメンバー(笑)。そんな恵まれた環境から生まれたこの話。
権限と一緒に委譲されるヒト・カネの規模など、まだまだ大阪府との交渉が必要な部分も残っていますが、地方分権の一つのモデルになるべく、うまく進めていければと思っています。
posted by 倉田哲郎 at 14:55
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2009年12月10日
実はTwitterやってます。
実は、10月末からコッソリ「Twitter」なるものを試し続けています。
このブログの上のところに、数行のメッセージみたいなのが表示されていると思いますが、これが「Twitter」。オバマ大統領が使ってることでもちょっと有名なんですが、ショートメッセージを発信できる簡単なサービス。PCだけじゃなく、携帯などからも手軽に書けるので、リアルタイム性が特徴と言われてます。
ブログの方は書き始めてからもう2年近くになります。
市長やら議員やらのブログには、「今日はどこに行きました」「今日は誰と会いました」みたいな事実だけを羅列しているタイプのものがときどきあるのですが、僕はあんまりそのスタイルは好きになれないので、できる限り「何を考えてるか」「どう思ったか」「何を伝えたいか」という気持ちで書きたい。
ところが、それだと毎回それなりの気合と時間が必要なので、僕の場合、ブログの毎日更新はちょっとムリ。・・・もちろん、想いをこめて毎日更新しているこんな市長さんもいますが、僕はもうちょっとじっくりのんびり型(?)なので。
でも、ブログが更新されてないとき「なんにもしてない」みたいに誤解されてもなんだかなぁ・・・と思っていたので、その隙間を埋めることができて、ちょうどよさそうなツールだったのがTwitter。
ただ、Twitter始めちゃうと、ブログを更新しなくなっちゃうんじゃ?とか心配していて、手を出すのを悩んでました。それでコッソリ始めてみたんですが、早いものでもう1ヶ月以上。なんとかブログもTwitterも両立しそう。
・・・というわけで、改めて今日は「Twitterやってますよ」というご報告でした。
公私へだてなく感じたことをブツブツつぶやいてます。アドレスはコチラ。フォローもぜひ。
ちなみにFMタッキー816なども(触発されて?)Twitterをスタートしてますので、こちらもよろしくです。
このブログの上のところに、数行のメッセージみたいなのが表示されていると思いますが、これが「Twitter」。オバマ大統領が使ってることでもちょっと有名なんですが、ショートメッセージを発信できる簡単なサービス。PCだけじゃなく、携帯などからも手軽に書けるので、リアルタイム性が特徴と言われてます。
ブログの方は書き始めてからもう2年近くになります。
市長やら議員やらのブログには、「今日はどこに行きました」「今日は誰と会いました」みたいな事実だけを羅列しているタイプのものがときどきあるのですが、僕はあんまりそのスタイルは好きになれないので、できる限り「何を考えてるか」「どう思ったか」「何を伝えたいか」という気持ちで書きたい。
ところが、それだと毎回それなりの気合と時間が必要なので、僕の場合、ブログの毎日更新はちょっとムリ。・・・もちろん、想いをこめて毎日更新しているこんな市長さんもいますが、僕はもうちょっとじっくりのんびり型(?)なので。
でも、ブログが更新されてないとき「なんにもしてない」みたいに誤解されてもなんだかなぁ・・・と思っていたので、その隙間を埋めることができて、ちょうどよさそうなツールだったのがTwitter。
ただ、Twitter始めちゃうと、ブログを更新しなくなっちゃうんじゃ?とか心配していて、手を出すのを悩んでました。それでコッソリ始めてみたんですが、早いものでもう1ヶ月以上。なんとかブログもTwitterも両立しそう。
・・・というわけで、改めて今日は「Twitterやってますよ」というご報告でした。
公私へだてなく感じたことをブツブツつぶやいてます。アドレスはコチラ。フォローもぜひ。
ちなみにFMタッキー816なども(触発されて?)Twitterをスタートしてますので、こちらもよろしくです。
posted by 倉田哲郎 at 12:57
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2009年12月07日
サルにエサやっちゃダメ!
先日も紹介した箕面の“まちめぐりマップ”にさりげなく載っていたので、もしかすると気づいた方もいるかもしれませんが、9月の市議会で議決いただいた“サルの餌やり禁止条例”の啓発マークができました!

いろんな意味で、けっこう気に入ってます・・・。
禁止(条例施行)は来年4月からなので、その頃からはこのマークを背負った市職員のパトロール姿も目にとまるようになると思います。また、今秋に配布しているチラシ類や啓発看板など、4月に先立って周知・啓発も進めていく予定です。
一目見て言いたいことの伝わるこのマーク。こういうデザインの力って好きです。
すでにドライブウェイには看板が出ていますが、「箕面のサルには餌やったらアカン」「箕面のサルは自然にかえす」ということを、ぜひ思い出していただければ幸いです。

いろんな意味で、けっこう気に入ってます・・・。
禁止(条例施行)は来年4月からなので、その頃からはこのマークを背負った市職員のパトロール姿も目にとまるようになると思います。また、今秋に配布しているチラシ類や啓発看板など、4月に先立って周知・啓発も進めていく予定です。
一目見て言いたいことの伝わるこのマーク。こういうデザインの力って好きです。
すでにドライブウェイには看板が出ていますが、「箕面のサルには餌やったらアカン」「箕面のサルは自然にかえす」ということを、ぜひ思い出していただければ幸いです。
posted by 倉田哲郎 at 22:05
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2009年12月02日
食堂っ!やりました!
いきなりですが、先日、箕面市立病院の事務トップ(病院事業管理者)が市長室に駆け込んできて、
「市長、食堂っ!やりました!」
と。・・・なにごとかと思ったら、箕面市立病院の食堂の話。
実は市議会の中井ひろゆき議員のブログ“植木屋日記”。けっこうおもしろいんですが、9月15日「本当でした」と題して、箕面市立病院の食堂がいかにマズかったかを克明にレポートしてくださっていました(・・・トホホ)。ここまで克明に記事にしてくれなくても・・・というくらい臨場感のあるレポート。
これに奮起した箕面市立病院。かなりハイペースで一気に改善努力をしてくれた様子で、ついに“植木屋日記”11月17日「改善」という記事で、180度正反対の絶賛レポートを書いていただくことに成功しました。
(ぜひ、9月15日→11月17日の順序でお読みください。)
冒頭の「市長、食堂っ!やりました!」はその報告。
あまりの嬉しさに勢いあまった病院事業管理者でした。
誰かがキッチリ問題点を指摘して、指摘された側は嫌ごとであってもちゃんと受け止めて、奮起して改善して、再びキッチリと評価を受ける。当たり前ですが、どんな課題についても、この普通の仕組みって重要だなぁ・・・と思うのです。大きいことでも、小さいことでも、この繰り返しが基本。
これがシステム(仕組み)としてビルドインされて(組み込まれて)いたら、制度や組織は安心できます。
市役所全体がそうなってるかどうか・・・それは、まだ十分でないような気がします。でも、ちゃんと指摘してくださる議員がいて、それに一喜一憂する(当たり前の)センスをもって対応する職員がいる。今回の小さな出来事を通じて、それを垣間見ることができたのは、僕にとっても、とてもありがたく嬉しいことではありました。
「市長、食堂っ!やりました!」
と。・・・なにごとかと思ったら、箕面市立病院の食堂の話。

これに奮起した箕面市立病院。かなりハイペースで一気に改善努力をしてくれた様子で、ついに“植木屋日記”11月17日「改善」という記事で、180度正反対の絶賛レポートを書いていただくことに成功しました。
(ぜひ、9月15日→11月17日の順序でお読みください。)
冒頭の「市長、食堂っ!やりました!」はその報告。
あまりの嬉しさに勢いあまった病院事業管理者でした。
誰かがキッチリ問題点を指摘して、指摘された側は嫌ごとであってもちゃんと受け止めて、奮起して改善して、再びキッチリと評価を受ける。当たり前ですが、どんな課題についても、この普通の仕組みって重要だなぁ・・・と思うのです。大きいことでも、小さいことでも、この繰り返しが基本。
これがシステム(仕組み)としてビルドインされて(組み込まれて)いたら、制度や組織は安心できます。
市役所全体がそうなってるかどうか・・・それは、まだ十分でないような気がします。でも、ちゃんと指摘してくださる議員がいて、それに一喜一憂する(当たり前の)センスをもって対応する職員がいる。今回の小さな出来事を通じて、それを垣間見ることができたのは、僕にとっても、とてもありがたく嬉しいことではありました。
posted by 倉田哲郎 at 17:12
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2009年11月30日
強行軍の東京行き〜マラソン出場〜警察・消防の合同発隊式
先週の木・金は、鉄道延伸(北大阪急行線)の協力要請を国土交通省にするために上京していました。
その隙間の時間で、文部科学省、文化庁、総務省、厚生労働省などなど、文句やら相談やら情報収集のために省庁めぐり。たまの上京になると、どうしても欲張ってしまって、かなりの数の部署を休みナシ(これホントです)に巡る強行軍。「霞ヶ関」という1つの地区に集まっているといっても建物は散らばっているので足が棒みたいに・・・運動不足も痛感しました。
行政刷新会議による事業仕分けの対象になっているところが多く、どこもかしこも刷新されちゃったり、仕分けられちゃったりと、なかなか大変そうな様子。じかにそんな動きを見知っておくのも、今後の国と地方の関係見直しや交渉をしていく上で重要だったかなと感じたので、そんな意味でもタイミングよかったです。
運動不足を実感したからというわけではありませんが、土曜日は箕面森町〜妙見山麓のマラソン大会に出場。
実を言えば、昨年の大会挨拶で「来年はぜひ」などと口をすべらせてしまったがゆえ(・・・不用意な発言はしない方がいいとコッソリ反省)。さすがに抜け殻のように疲れました・・・でも、素晴らしい景色を眺めながらのマラソンには満足。今年、参加されなかった方々も、来年はぜひどうぞ。遠くは神奈川県から参加された方もいて、マラソンブームに改めてビックリもしました。
この箕面森町マラソンも含めて、週末はイベントが目白押しでした。
なかでも、日曜日には、昨年からスタートした警察・消防の歳末特別警戒の合同発隊式。ありがたいことに警察と消防がここまで緊密に連携できているのは大阪府内でも珍しい体制です。
今年、一日警察署長&一日消防長の大役を1人で担っていただくようお願いしたのは、関西テレビのアナウンサー関純子さん。箕面市民である関純子さんには、箕面の柚子のキャラクター「滝ノ道ゆずる」選定にも加わっていただいたりと、地域のことにたくさんご協力いただいています。ありがとうございました!
「ボケてるなあ」(本人談・関西テレビHPより)と自他ともに認めるキャラクターをお持ちの関純子さん。合同発隊式のトークタイムでも、登場した「滝ノ道ゆずる」(着ぐるみ)を相手に、サラッと「とってもかわいくて頭がおいしそう」とコメントして、ゆずるをビビらせるなど、そのキャラクターをいかんなく発揮。
また、目の前で展開される警察犬の訓練披露に、子どもたちも含めてギャラリーは興味津々。
最新鋭の化学消防車も動員した消防の放水デモンストレーションや、早稲田摂陵高校のマーチングバンドの参加など、充実した合同発隊式となりました。
こうした機会を重ねることが、警察・消防の毎日の努力が“安心感”としてたくさんの方々に伝わることや、子どもたちにとって憧れの存在となっていくこと、そんな効果に少しずつでもつながっていくといいなと思います。準備から運営まで、奔走された警察・消防の職員さんたちには心からおつかれさまでした。
この週末の滝道にも、観光客の方々にたくさんお越しいただきました。
それぞれ響く部分はいろいろだと思いますが、「箕面」を心に印象づけてお帰りいただけていたら嬉しいです。
その隙間の時間で、文部科学省、文化庁、総務省、厚生労働省などなど、文句やら相談やら情報収集のために省庁めぐり。たまの上京になると、どうしても欲張ってしまって、かなりの数の部署を休みナシ(これホントです)に巡る強行軍。「霞ヶ関」という1つの地区に集まっているといっても建物は散らばっているので足が棒みたいに・・・運動不足も痛感しました。
行政刷新会議による事業仕分けの対象になっているところが多く、どこもかしこも刷新されちゃったり、仕分けられちゃったりと、なかなか大変そうな様子。じかにそんな動きを見知っておくのも、今後の国と地方の関係見直しや交渉をしていく上で重要だったかなと感じたので、そんな意味でもタイミングよかったです。
運動不足を実感したからというわけではありませんが、土曜日は箕面森町〜妙見山麓のマラソン大会に出場。
実を言えば、昨年の大会挨拶で「来年はぜひ」などと口をすべらせてしまったがゆえ(・・・不用意な発言はしない方がいいとコッソリ反省)。さすがに抜け殻のように疲れました・・・でも、素晴らしい景色を眺めながらのマラソンには満足。今年、参加されなかった方々も、来年はぜひどうぞ。遠くは神奈川県から参加された方もいて、マラソンブームに改めてビックリもしました。
この箕面森町マラソンも含めて、週末はイベントが目白押しでした。
なかでも、日曜日には、昨年からスタートした警察・消防の歳末特別警戒の合同発隊式。ありがたいことに警察と消防がここまで緊密に連携できているのは大阪府内でも珍しい体制です。

「ボケてるなあ」(本人談・関西テレビHPより)と自他ともに認めるキャラクターをお持ちの関純子さん。合同発隊式のトークタイムでも、登場した「滝ノ道ゆずる」(着ぐるみ)を相手に、サラッと「とってもかわいくて頭がおいしそう」とコメントして、ゆずるをビビらせるなど、そのキャラクターをいかんなく発揮。
また、目の前で展開される警察犬の訓練披露に、子どもたちも含めてギャラリーは興味津々。
最新鋭の化学消防車も動員した消防の放水デモンストレーションや、早稲田摂陵高校のマーチングバンドの参加など、充実した合同発隊式となりました。
こうした機会を重ねることが、警察・消防の毎日の努力が“安心感”としてたくさんの方々に伝わることや、子どもたちにとって憧れの存在となっていくこと、そんな効果に少しずつでもつながっていくといいなと思います。準備から運営まで、奔走された警察・消防の職員さんたちには心からおつかれさまでした。
この週末の滝道にも、観光客の方々にたくさんお越しいただきました。
それぞれ響く部分はいろいろだと思いますが、「箕面」を心に印象づけてお帰りいただけていたら嬉しいです。
posted by 倉田哲郎 at 17:54
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2009年11月25日
箕面市オリジナルのナンバープレート決定!
先週、箕面市オリジナルのナンバープレートが決定しました!
実は、原チャリなどの小型バイクのナンバープレートは自由度が高く(規制がユルく)、地域によってデザインを変えることができます。そこで、大阪府内では初めての試みなのですが、箕面市でオリジナルナンバープレートを採用することにしました。
そもそもの発案は箕面商工会議所青年部から(ありがとうございます!)。ちなみに金型製作などの費用はすべて国の緊急経済対策(第一次補正予算)で賄います。
9月の市議会で予算に了承をいただき、10月に募集を開始。150点近くの応募作品のなかから、箕面市美術協会や商工会議所青年部にも入っていただき選考して決定。僕も審査委員会に参加させていただいてたんですが、たくさんの作品に悩みぬいたものの、最終的には全会一致で見事に決定。
箕面のシンボルといえば、やはり箕面大瀧と紅葉。
・・・正直なところを言えば、基本が四角形のナンバープレートですから、紅葉の尖がったカタチにするわけにもいかないだろうし、滝をわかりやすく表現するのも簡単ではないだろうし、募集を始めた当初はどうなることやらとちょっと心配もしてました。
ところがどっこい、応募作品を並べてみたら、そんな不安はどこへやら。良作ぞろいにみんなニコニコしながらの選考作業でした。なかでも、決定した安田伸宏さんの作品には納得。滝の水泡の感じや、紅葉のデザインなど、わかりやすさとかわいさを兼ね備えた素晴らしい作品だと感じます。
ご応募いただいたたくさんの方々に、心から感謝です。加えて、総務部税務室の職員の皆さんには(この税収減の厳しい折)ただでさえ通常業務で忙しいのに、他市のナンバープレート事情を調べたり募集・選考作業に奔走したりと、本当にありがとうございました。おかげで素晴らしいデザインになりました。
箕面市内で登録されている小型バイクは約18000台。ここ数年、だいたいこの規模で横ばいです(新規登録と廃車や転出が同じくらいなのでしょう)。
毎年、新たなナンバーの交付(新規登録)は約3000台くらいなので、だいたい2年たったら3台に1台、3年たったら2台に1台は新ナンバープレート装着車になるハズ。箕面定番の滝と紅葉について、市民の方々にも一層の愛着をもっていただけると思いますし、市外を走ってるときはちょっと目を惹く良いPRになると思います。
なお、ナンバーの色は排気量などの種類によって変わります。
一番多い50cc以下(いわゆる原チャリ)が“白”で約15000台。次いで91〜125ccの“桃色”が約2200台。あとは黄、青、緑の順とのこと。ぜひとも、たくさんの方々に箕面の動く広告塔として走り回ってもらいたいです(笑)。交付のスタートする4月以降を楽しみにしています。

そもそもの発案は箕面商工会議所青年部から(ありがとうございます!)。ちなみに金型製作などの費用はすべて国の緊急経済対策(第一次補正予算)で賄います。
9月の市議会で予算に了承をいただき、10月に募集を開始。150点近くの応募作品のなかから、箕面市美術協会や商工会議所青年部にも入っていただき選考して決定。僕も審査委員会に参加させていただいてたんですが、たくさんの作品に悩みぬいたものの、最終的には全会一致で見事に決定。

・・・正直なところを言えば、基本が四角形のナンバープレートですから、紅葉の尖がったカタチにするわけにもいかないだろうし、滝をわかりやすく表現するのも簡単ではないだろうし、募集を始めた当初はどうなることやらとちょっと心配もしてました。
ところがどっこい、応募作品を並べてみたら、そんな不安はどこへやら。良作ぞろいにみんなニコニコしながらの選考作業でした。なかでも、決定した安田伸宏さんの作品には納得。滝の水泡の感じや、紅葉のデザインなど、わかりやすさとかわいさを兼ね備えた素晴らしい作品だと感じます。
ご応募いただいたたくさんの方々に、心から感謝です。加えて、総務部税務室の職員の皆さんには(この税収減の厳しい折)ただでさえ通常業務で忙しいのに、他市のナンバープレート事情を調べたり募集・選考作業に奔走したりと、本当にありがとうございました。おかげで素晴らしいデザインになりました。
箕面市内で登録されている小型バイクは約18000台。ここ数年、だいたいこの規模で横ばいです(新規登録と廃車や転出が同じくらいなのでしょう)。
毎年、新たなナンバーの交付(新規登録)は約3000台くらいなので、だいたい2年たったら3台に1台、3年たったら2台に1台は新ナンバープレート装着車になるハズ。箕面定番の滝と紅葉について、市民の方々にも一層の愛着をもっていただけると思いますし、市外を走ってるときはちょっと目を惹く良いPRになると思います。
なお、ナンバーの色は排気量などの種類によって変わります。
一番多い50cc以下(いわゆる原チャリ)が“白”で約15000台。次いで91〜125ccの“桃色”が約2200台。あとは黄、青、緑の順とのこと。ぜひとも、たくさんの方々に箕面の動く広告塔として走り回ってもらいたいです(笑)。交付のスタートする4月以降を楽しみにしています。
posted by 倉田哲郎 at 12:11
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2009年11月23日
箕面の紅葉の旬・・・観光ハイシーズンの3連休
この3連休、箕面大瀧に続く滝道は大賑わい。
この週末か、次の週末が、おそらく紅葉のピーク。(箕面の紅葉情報はコチラ)
箕面営業課・商工観光課の職員は出ずっぱりで、まちめぐりマップの配布や“滝ノ道ゆずる”(着ぐるみ)として活躍していました。おつかれさまでした!一緒に動いてくれていた商工会議所のスタッフさんもおつかれさまでした!
もみじの天ぷら屋さん(写真左)も大忙しです。
それにしても着ぐるみ効果ってスゴイ・・・。ヘタなイベント打つより、遥かに優れたコストパフォーマンス。
「滝ノ道ゆずる」が登場すると、子どもたちは寄ってくるし、写真撮影会は始まるし、人だかりができて滝道が渋滞します。商工会議所が作ってくれた着ぐるみですが、もう大成功といっていいと思います。
この連休、梅屋敷では茶華道文化連盟の皆さんが風流なお茶席で野点をされていました。箕面の柚子でつくったお饅頭も用意されていて、たくさんの観光客の方々が楽しんでいた様子。
ちなみに、箕面の柚子でつくった柚子ポンも間もなく登場するとのこと。写真は滝道のアンテナショップ“箕瀧案”においてある試作品です。
さて、3日間続けていた箕面駅前での“まちめぐりマップ”の配布、僕も参加しましたが、驚異的な受け取り率。
ありがたいことに飛ぶようになくなっていきます。「箕面大瀧へ続く滝道」と「駅前商業地域」は、いわば駅改札を挟んで反対側にあるため、滝道に行って戻ってきたお客さんが駅からそのまま帰らずに、いかに駅を越えて商業地側にも行ってもらうか・・・これが実は勝負どころ。今回のまちめぐりマップの配布にはそんな意図もあります。
僕は、箕面の商工観光策としては「観光客数そのものを伸ばすこと」と「来てくださった観光客にいかに市内を回遊してもらえるか」の2つのポイントを峻別して考える必要があると思っています。簡単な例で言えば、梅田で箕面をPRするのは前者、箕面駅前でマップを配るのは後者。
それぞれターゲットもやるべきことも効果もまったく違うので、今やってることがどっちの目的なのか、よりその目的に適うにはどう工夫したらいいか、また、そもそもどっちに力を入れるべきなのか、ハッキリ意識しながら動くことが必要です。・・・ですが、これまでどうもゴッチャにされたまま「なんとなく観光振興」みたいな中途半端な感じできてしまっているような気がしてなりません。そのあたり、キッチリ峻別して、ちゃんと成果をあげていきたい。
さらに、今年・来年・再来年と、観光シーズンに訪れるたくさんの方々が受ける印象を戦術的に積み重ねていくことも、箕面のイメージ形成にも少なからず影響を及ぼしうるとも思っています。
そんな想いで迎えた今年の観光シーズン、地域創造部(箕面営業課・商工観光課)の職員もそれに応えるようにがんばってくれてます。
次の週末がもう一勝負。天候に恵まれることを祈ってます。
この週末か、次の週末が、おそらく紅葉のピーク。(箕面の紅葉情報はコチラ)


それにしても着ぐるみ効果ってスゴイ・・・。ヘタなイベント打つより、遥かに優れたコストパフォーマンス。
「滝ノ道ゆずる」が登場すると、子どもたちは寄ってくるし、写真撮影会は始まるし、人だかりができて滝道が渋滞します。商工会議所が作ってくれた着ぐるみですが、もう大成功といっていいと思います。

ちなみに、箕面の柚子でつくった柚子ポンも間もなく登場するとのこと。写真は滝道のアンテナショップ“箕瀧案”においてある試作品です。

さて、3日間続けていた箕面駅前での“まちめぐりマップ”の配布、僕も参加しましたが、驚異的な受け取り率。
ありがたいことに飛ぶようになくなっていきます。「箕面大瀧へ続く滝道」と「駅前商業地域」は、いわば駅改札を挟んで反対側にあるため、滝道に行って戻ってきたお客さんが駅からそのまま帰らずに、いかに駅を越えて商業地側にも行ってもらうか・・・これが実は勝負どころ。今回のまちめぐりマップの配布にはそんな意図もあります。
僕は、箕面の商工観光策としては「観光客数そのものを伸ばすこと」と「来てくださった観光客にいかに市内を回遊してもらえるか」の2つのポイントを峻別して考える必要があると思っています。簡単な例で言えば、梅田で箕面をPRするのは前者、箕面駅前でマップを配るのは後者。
それぞれターゲットもやるべきことも効果もまったく違うので、今やってることがどっちの目的なのか、よりその目的に適うにはどう工夫したらいいか、また、そもそもどっちに力を入れるべきなのか、ハッキリ意識しながら動くことが必要です。・・・ですが、これまでどうもゴッチャにされたまま「なんとなく観光振興」みたいな中途半端な感じできてしまっているような気がしてなりません。そのあたり、キッチリ峻別して、ちゃんと成果をあげていきたい。
さらに、今年・来年・再来年と、観光シーズンに訪れるたくさんの方々が受ける印象を戦術的に積み重ねていくことも、箕面のイメージ形成にも少なからず影響を及ぼしうるとも思っています。
そんな想いで迎えた今年の観光シーズン、地域創造部(箕面営業課・商工観光課)の職員もそれに応えるようにがんばってくれてます。
次の週末がもう一勝負。天候に恵まれることを祈ってます。
通りがかった箕面のご当地有名人と一緒に(笑)@箕瀧案


posted by 倉田哲郎 at 21:21
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2009年11月19日
関西3空港問題に対する“橋下ペーパー”
昨晩の北摂市長会(箕面・豊中・池田・吹田・高槻・茨木・摂津の市長会)は、出席予定だった橋下知事が公務自粛(お子さんのインフルエンザのため)で欠席。
もともと「伊丹廃港の話をしに来る」とのことで、みんな身構えていたのが欠席になったので、「なーんだ」と思っていたら、急遽、副知事がメッセンジャーとして3空港問題についての“橋下ペーパー”(←僕が勝手にそう呼んでるだけです)持参で登場。記者さんたちにも公表されたので、今朝、何紙かに載っていました。
一部の新聞は「仰天プラン」「大胆プラン」とか書いていましたが、これまで十分すぎるほど橋下知事が「伊丹廃港」と吼えまくっていたので、あんまり仰天してないです。
むしろ、今まで資料としてまとまったものがなく、発言だけが先行して断片的にしかわからなかった橋下知事のイメージが、初めて整理されて示されたので、それはよかったんじゃないかなと思ってます。やっと冷静に議論できる材料がでてきた感じ。
昨日、配布された“橋下ペーパー”は、「大阪・関西における地域経営戦略プロジェクト」という大きな政策集の空港関連の一部抜粋版で、5枚もののプレゼン資料。
以前、関西の3空港問題について僕もブログで雑感を書いたり、Twitterでつぶやいたりしましたが、そのときの予測どおり、“橋下ペーパー”は、やはり時系列は「中央リニア・関空リニアの整備」→「伊丹空港廃止」という考え。ちなみに、その前段には僕の持論である「関空・伊丹の経営一体化」も盛り込まれていました(・・・持論といっても、誰でも思いつく案ですけどね)。
“橋下ペーパー”から大阪国際空港だけのポイントを書き抜けば、
2009年 国際空港政策・航空政策の再構築
・関空をわが国のハブ空港に位置づけ
2011年 関空・伊丹の一体経営
・伊丹の収益を関空に投入し、関空の財政構造を改革
・国際線を含め伊丹を最大限有効に活用
・関空リニア整備資金の蓄積
2035年 リニア中央新幹線・関空リニア整備と同時に伊丹空港廃港
・伊丹空港跡地まちづくりスタート
「新生・関空」の実現
・国内線の再編集約
・アクセスの劇的改善
なお、副知事の説明によると、“橋下ペーパー”は大阪府として機関決定したものではなく、政治家“橋下徹”としての私案(試案?)とのこと。
個人的には、「関空・伊丹の一体経営」「中央リニア整備完了」「関空リニア整備完了」など、すべての状況が整うならば一つのプランとして理解はできます。(その状況が整うなら北大阪から関空まで10分で行けますしね。)
でも、このプランの実現には、少なくとも20年以上、普通に考えれば30年以上、ヘタすると50年以上かかります。・・・とすると、政治家“橋下徹”個人が今一人で主張しているだけでは、単なる“突飛なアイデア”に過ぎず、実現可能性は見えません。
国や大阪府などが「組織」として意思決定して、継続的に保持し続けるプランにまで持っていけるかどうか・・・もしかすると政治家「橋下徹」の腕の見せどころ・・・なのかもしれませんが、そうでもならない限りは、箕面市を背負う立場からは、賛同できる次元のものではありません。
加えて、僕も主張している「関空・伊丹の一体経営」が仮に順調にいった場合、順調でもなお敢えて伊丹空港を廃止する必要があるのか・・・そこが橋下ペーパーの主張からはよくわかりません。
橋下ペーパーは、24時間稼動可能な2つの海上空港(関空・神戸)に「選択と集中」すべきと主張します。諸外国の国際空港と比較して、鉄道アクセスに劣る関空のために、関空リニアを整備すべしと主張します。
でも、もともと梅田まで20分という鉄道アクセスに優れた伊丹空港を捨てる理由がほとんど述べられていません。唯一あるのは「中央リニア(東京・大阪)」の開通により伊丹空港の存在意義が低下する(伊丹空港の4割を占める羽田便のニーズが消滅するから)という理屈。
でも、これは「伊丹空港を国内線に限定する」という前提があってのこと。・・・既存の枠組みに囚われない発想を持ち味とする橋下知事が、なぜここだけ既存ルールに縛られるのか?国内線・国際線を問わずキャパいっぱいまで伊丹空港を活用すればいいはずなのに。梅田まで20分でアクセスできる伊丹空港には、路線制限さえしなければ、いくらでも離着陸ニーズはあるはずです。
今の伊丹空港は、本来、自由に羽ばたける空の翼を、陸の事情で縛りつけている状態ですから。
線路をひかなきゃ結べない鉄道と違って、自由に路線を描けるのが空港。・・・国内外を問わずキャパいっぱいまで伊丹空港を活用して、溢れる分を関空と神戸で吸収する。また、夜間の方が輸送コストも安く有利な物流を24時間の関空・神戸で一手に引き受け、昼間がメインの人の流れは伊丹空港で引き受ける。3空港・5本の滑走路を一体として関西全域でフル活用し、ニーズに応じて離着陸できる場所を選択しうるようにする。これがいわば“3空港活用論”。
この“3空港活用論”よりも“2空港体制”の方が優れている、しかも膨大なコストをかけて関空リニアを整備してもお釣りが来るくらい“2空港体制”の方が優れている。・・・少なくとも関空リニアの巨額投資を実現するだけでも、このことがハッキリ証明されないと前には進まないと感じますが、まだまだ論拠は不十分。この点をかなり補強しないと、たくさんの人を巻き込む社会的・組織的なプランとして成立していかない・・・というのが今の僕の感想(評論?)です。
まあ、“3空港活用論”にしても、正直、積極的に「3空港でなければならない」という理屈は立たなくて、「既存ストックを活用する」(=3つあるから無駄にしない)というレベルであることも事実なんですが。・・・それでも、新たな投資に踏み出すためには、既存ストック活用を超える、明確なメリットを見せることがどうしても必要ですよね。そこがちょっと見えないのです。
唯一ありうるとすれば、3空港をコスト的に維持し続けられるか?かな・・・。ただ、関空リニアという新しいインフラの維持コストも考えると、それも、うーん。
・・・書き綴っていると、今の段階ではどうしても「私案」に対する「個人的な評論」になってしまいます。ちょっとズルい気もする。
いずれにせよ、今回の北摂市長会はペーパーのみで、橋下知事が直に語ったわけではありません。したがって今はここまでの感想。いろんな機会で直にやり取りをしていかないと、深まっていかないんだろうとは思っています。
さて、長くなってしまいましたが、最後に一点だけ。
“橋下ペーパー”の示す空港プランについて「30年先、50年先の話なら、どうでもいいよ」と反応する政治家の方もいます。でも、それはないだろうって僕は思います。僕が35歳だからってことではありません。50年先のことだろうが100年先のことだろうが、将来ビジョンは持つべき、または、持とうと努力すべき。
対症療法の繰り返しでは社会はちぐはぐになります。ビジョン・見通し・予測・・・なんと呼んでもいいですが、未来を真剣に議論しなくなったら政治は終わり。突飛だろうがなんだろうが、ビジョンが出てきたなら真剣に受け止めて考えるべきと僕は思います。
そんなことを感じながら、関西3空港問題の議論にも参戦していくつもりです。
もともと「伊丹廃港の話をしに来る」とのことで、みんな身構えていたのが欠席になったので、「なーんだ」と思っていたら、急遽、副知事がメッセンジャーとして3空港問題についての“橋下ペーパー”(←僕が勝手にそう呼んでるだけです)持参で登場。記者さんたちにも公表されたので、今朝、何紙かに載っていました。
一部の新聞は「仰天プラン」「大胆プラン」とか書いていましたが、これまで十分すぎるほど橋下知事が「伊丹廃港」と吼えまくっていたので、あんまり仰天してないです。
むしろ、今まで資料としてまとまったものがなく、発言だけが先行して断片的にしかわからなかった橋下知事のイメージが、初めて整理されて示されたので、それはよかったんじゃないかなと思ってます。やっと冷静に議論できる材料がでてきた感じ。
昨日、配布された“橋下ペーパー”は、「大阪・関西における地域経営戦略プロジェクト」という大きな政策集の空港関連の一部抜粋版で、5枚もののプレゼン資料。
以前、関西の3空港問題について僕もブログで雑感を書いたり、Twitterでつぶやいたりしましたが、そのときの予測どおり、“橋下ペーパー”は、やはり時系列は「中央リニア・関空リニアの整備」→「伊丹空港廃止」という考え。ちなみに、その前段には僕の持論である「関空・伊丹の経営一体化」も盛り込まれていました(・・・持論といっても、誰でも思いつく案ですけどね)。
“橋下ペーパー”から大阪国際空港だけのポイントを書き抜けば、
2009年 国際空港政策・航空政策の再構築
・関空をわが国のハブ空港に位置づけ
2011年 関空・伊丹の一体経営
・伊丹の収益を関空に投入し、関空の財政構造を改革
・国際線を含め伊丹を最大限有効に活用
・関空リニア整備資金の蓄積
2035年 リニア中央新幹線・関空リニア整備と同時に伊丹空港廃港
・伊丹空港跡地まちづくりスタート
「新生・関空」の実現
・国内線の再編集約
・アクセスの劇的改善
なお、副知事の説明によると、“橋下ペーパー”は大阪府として機関決定したものではなく、政治家“橋下徹”としての私案(試案?)とのこと。
個人的には、「関空・伊丹の一体経営」「中央リニア整備完了」「関空リニア整備完了」など、すべての状況が整うならば一つのプランとして理解はできます。(その状況が整うなら北大阪から関空まで10分で行けますしね。)
でも、このプランの実現には、少なくとも20年以上、普通に考えれば30年以上、ヘタすると50年以上かかります。・・・とすると、政治家“橋下徹”個人が今一人で主張しているだけでは、単なる“突飛なアイデア”に過ぎず、実現可能性は見えません。
国や大阪府などが「組織」として意思決定して、継続的に保持し続けるプランにまで持っていけるかどうか・・・もしかすると政治家「橋下徹」の腕の見せどころ・・・なのかもしれませんが、そうでもならない限りは、箕面市を背負う立場からは、賛同できる次元のものではありません。
加えて、僕も主張している「関空・伊丹の一体経営」が仮に順調にいった場合、順調でもなお敢えて伊丹空港を廃止する必要があるのか・・・そこが橋下ペーパーの主張からはよくわかりません。
橋下ペーパーは、24時間稼動可能な2つの海上空港(関空・神戸)に「選択と集中」すべきと主張します。諸外国の国際空港と比較して、鉄道アクセスに劣る関空のために、関空リニアを整備すべしと主張します。
でも、もともと梅田まで20分という鉄道アクセスに優れた伊丹空港を捨てる理由がほとんど述べられていません。唯一あるのは「中央リニア(東京・大阪)」の開通により伊丹空港の存在意義が低下する(伊丹空港の4割を占める羽田便のニーズが消滅するから)という理屈。
でも、これは「伊丹空港を国内線に限定する」という前提があってのこと。・・・既存の枠組みに囚われない発想を持ち味とする橋下知事が、なぜここだけ既存ルールに縛られるのか?国内線・国際線を問わずキャパいっぱいまで伊丹空港を活用すればいいはずなのに。梅田まで20分でアクセスできる伊丹空港には、路線制限さえしなければ、いくらでも離着陸ニーズはあるはずです。
今の伊丹空港は、本来、自由に羽ばたける空の翼を、陸の事情で縛りつけている状態ですから。
線路をひかなきゃ結べない鉄道と違って、自由に路線を描けるのが空港。・・・国内外を問わずキャパいっぱいまで伊丹空港を活用して、溢れる分を関空と神戸で吸収する。また、夜間の方が輸送コストも安く有利な物流を24時間の関空・神戸で一手に引き受け、昼間がメインの人の流れは伊丹空港で引き受ける。3空港・5本の滑走路を一体として関西全域でフル活用し、ニーズに応じて離着陸できる場所を選択しうるようにする。これがいわば“3空港活用論”。
この“3空港活用論”よりも“2空港体制”の方が優れている、しかも膨大なコストをかけて関空リニアを整備してもお釣りが来るくらい“2空港体制”の方が優れている。・・・少なくとも関空リニアの巨額投資を実現するだけでも、このことがハッキリ証明されないと前には進まないと感じますが、まだまだ論拠は不十分。この点をかなり補強しないと、たくさんの人を巻き込む社会的・組織的なプランとして成立していかない・・・というのが今の僕の感想(評論?)です。
まあ、“3空港活用論”にしても、正直、積極的に「3空港でなければならない」という理屈は立たなくて、「既存ストックを活用する」(=3つあるから無駄にしない)というレベルであることも事実なんですが。・・・それでも、新たな投資に踏み出すためには、既存ストック活用を超える、明確なメリットを見せることがどうしても必要ですよね。そこがちょっと見えないのです。
唯一ありうるとすれば、3空港をコスト的に維持し続けられるか?かな・・・。ただ、関空リニアという新しいインフラの維持コストも考えると、それも、うーん。
・・・書き綴っていると、今の段階ではどうしても「私案」に対する「個人的な評論」になってしまいます。ちょっとズルい気もする。
いずれにせよ、今回の北摂市長会はペーパーのみで、橋下知事が直に語ったわけではありません。したがって今はここまでの感想。いろんな機会で直にやり取りをしていかないと、深まっていかないんだろうとは思っています。
さて、長くなってしまいましたが、最後に一点だけ。
“橋下ペーパー”の示す空港プランについて「30年先、50年先の話なら、どうでもいいよ」と反応する政治家の方もいます。でも、それはないだろうって僕は思います。僕が35歳だからってことではありません。50年先のことだろうが100年先のことだろうが、将来ビジョンは持つべき、または、持とうと努力すべき。
対症療法の繰り返しでは社会はちぐはぐになります。ビジョン・見通し・予測・・・なんと呼んでもいいですが、未来を真剣に議論しなくなったら政治は終わり。突飛だろうがなんだろうが、ビジョンが出てきたなら真剣に受け止めて考えるべきと僕は思います。
そんなことを感じながら、関西3空港問題の議論にも参戦していくつもりです。

posted by 倉田哲郎 at 18:15
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2009年11月18日
富くじ発祥の地“瀧安寺”など秋の滝道はイベント満載
週末の滝道。
瀧安寺の富くじ復刻や箕面の森の音楽会などイベントも華盛りで大盛況でした。・・・ちなみに、気になる紅葉情報はこちらで詳しくお伝えしていますので、次の週末もぜひお越しください。
箕面駅から箕面大瀧へ続く“滝道”をあがって、もみじの天ぷら屋さんを眺めながら歩き、明治に建てられた“橋本亭”を過ぎて一の橋をわたると、自然あふれる世界へ。
少し歩くと、“音羽山荘”、“梅屋敷”、ミシュランに載った“一汁二菜うえの”、その“一汁二菜うえの”のシェフがカジュアルに提供する“cafe&galleryゆずりは”が連なるエリアに。
そこを過ぎてしばらく行くと、探偵ナイトスクープでお馴染み(?)の“昆虫館”があって、その向こうが“箕面山瀧安寺”。駅からここまででおよそ15〜20分。
実は“箕面山瀧安寺”は、宝くじの起源“富くじ”発祥の地。950年前の記録が残っています。今年の夏には、サマージャンボ宝くじの発売時に大阪市内に住職が招かれて祈祷もしてました。
その瀧安寺が、先週末15日、140年前に遡る古式の富くじを復刻させました。上と下の写真はその様子。瀧安寺を支える山伏さんたち(瀧安寺は役行者が開いた修験道の修行道場なのです)や、地域の方々の支援も重なって、イベントは大盛況。テレビ局まで来てました。
来年からも箕面の秋の大イベントとして定着すると思います。
また、その瀧安寺の前では「箕面の森の音楽会」が催され、たくさんの観光客の方々が足を止めていました。
このシーズン、滝道にはたくさんの方々が訪れます。
大阪で唯一“日本の滝100選”に数えられている「箕面大瀧」まで、駅から3キロ足らず。この3キロの区間ずっと、この人口密度が続きます(↓)。
このたくさんの観光客を、はたして箕面として活かせているか?・・・正直、僕はまだまだ活かしきれてないと感じています。市役所の努力も足りません、商業者の方々の意識ももっとガツガツしていいと思います、こんなに人が来てくださる恵まれた立地と恵まれた資源を有しているわけですから。
ところで、今シーズンから配布を始めた「まちめぐりマップ」。これまで滝道と駅周辺をセットにした手ごろな散策マップがあまりなかったので作ってみたのですが、14日には“たきのみちゆずる”と一緒に阪急梅田駅でも配ってきました。週末、箕面駅前や滝道でも配布する予定です。
ミスタードーナッツ日本1号店はもちろん、ランチや喫茶できるところがたくさんありますので、箕面大瀧や滝道を楽しんだ後、ぜひ駅周辺もウロウロ楽しんでください。
瀧安寺の富くじ復刻や箕面の森の音楽会などイベントも華盛りで大盛況でした。・・・ちなみに、気になる紅葉情報はこちらで詳しくお伝えしていますので、次の週末もぜひお越しください。

少し歩くと、“音羽山荘”、“梅屋敷”、ミシュランに載った“一汁二菜うえの”、その“一汁二菜うえの”のシェフがカジュアルに提供する“cafe&galleryゆずりは”が連なるエリアに。
そこを過ぎてしばらく行くと、探偵ナイトスクープでお馴染み(?)の“昆虫館”があって、その向こうが“箕面山瀧安寺”。駅からここまででおよそ15〜20分。

その瀧安寺が、先週末15日、140年前に遡る古式の富くじを復刻させました。上と下の写真はその様子。瀧安寺を支える山伏さんたち(瀧安寺は役行者が開いた修験道の修行道場なのです)や、地域の方々の支援も重なって、イベントは大盛況。テレビ局まで来てました。

また、その瀧安寺の前では「箕面の森の音楽会」が催され、たくさんの観光客の方々が足を止めていました。
このシーズン、滝道にはたくさんの方々が訪れます。
大阪で唯一“日本の滝100選”に数えられている「箕面大瀧」まで、駅から3キロ足らず。この3キロの区間ずっと、この人口密度が続きます(↓)。

ところで、今シーズンから配布を始めた「まちめぐりマップ」。これまで滝道と駅周辺をセットにした手ごろな散策マップがあまりなかったので作ってみたのですが、14日には“たきのみちゆずる”と一緒に阪急梅田駅でも配ってきました。週末、箕面駅前や滝道でも配布する予定です。
ミスタードーナッツ日本1号店はもちろん、ランチや喫茶できるところがたくさんありますので、箕面大瀧や滝道を楽しんだ後、ぜひ駅周辺もウロウロ楽しんでください。
posted by 倉田哲郎 at 16:41
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2009年11月16日
箕面市オリジナルの生徒指導体制で不登校が50%減
まずはこのグラフ、ぜひ見ていただきたいです。
不登校の生徒人数(1000人あたり)の推移。国・府の水準に対して、2005年を境に、箕面市だけが急速に下がっているのがわかると思います。(詳しくはコチラの資料をご覧ください。)
箕面市は2005年から「生徒指導の専任教員」を独自に配置しはじめました。その成果がこのグラフ。(正確に言うと、授業担当の教員を独自に追加配置することで「生徒指導の専任教員」を捻出する仕組みです。)
現在、一般的には、先生は「授業」を抱えながら「生徒指導」に臨むという体制になっています。これを、箕面市では「授業を受け持つことなく、ひたすら“生徒指導”にあたる教員」を配置して、家庭訪問や休み時間・放課後の対応、個別の生徒指導などを充実させています。
実は、市立小中学校の先生の人件費というのは、大阪府が負担する仕組みになっています。当然、大阪府は「生徒○○人に対して教員△人を配置」といったルールを定めて、これに基づいて市町村に先生を配置していきます。
箕面市では、この大阪府から配置される先生の数に加えて、箕面市単独で費用を追加負担することで、「生徒指導の専任教員」を配置する体制をとっています。これは箕面市オリジナルの仕組み。
スタートから数年たった今、あらためて経年変化を見てみると、この仕組みがいかに成果をあげているかがわかります。
箕面市の学力テストの平均点は、全国水準と同じか上回る結果となっています。これは、教育熱心なご家庭の努力といった要因ももちろんあると思いますが、それだけでなく、いかに学校の環境が充実しているか、落ち着いた学校(もっと言えば“荒れない学校”)であるかというベーシックな部分も、大きく寄与していることは間違いありません。
最近のニュースは、“反復学習”などの学力向上の“手法”に注目が集まることが多いです。でも、それ以前の基礎的な問題として、いかに落ち着いた学習環境をつくることができるか、もっと言えば、いかに“穏やかな学校”“荒れない学校”であり続けることができるか・・・この基盤がなければ、学力だの体力だのは、うわべの努力にしかなりえないと感じます。
余談になりますが、箕面市が2005年にこの仕組みをはじめた経緯、これがまた波乱でドラマチック(?)なものでした。
コトの起こりは当時の市長(前市長)が、「30人規模学級」のための予算を提案したところにはじまります。少人数学級は当時の流行でもありました。
ところが、実は、数年前から大阪府はすでに「35人以下でクラス編成する」(全国的には38人)というルールにしていました。これは、最大35人で学年をクラス割りしていくので、「1学年が70人だったら35人×2クラス」ですが、「1学年が71人だったら23〜24人×3クラス」となるルール。つまり、「35人」という数字の印象とはかなり違って、大阪府ルールだけで、すでに20人台のクラスがかなり増えていたのが実態でした。
このことに気づいた当時の市議会は、「政策としての耳ざわり(見栄え)はいいが、本当に実効性があるのか?」と、学校現場への調査に入ります。そこで把握したのは、「クラス編成がいかに少人数だとしても、問題行動を起こす生徒が1人でも発生したら、授業が成り立たなくなる」という現実。先生は、クラス全員への授業に対応しなければならないが、問題の生徒にも張り付かなければならない・・・。たしかにそうですよね。
そこで、箕面市が独自にやるなら、ともすると片手間になりかねない「生徒指導」に専念できる体制をつくるために税金を費やす方が、政策効果が大きい・・・との結論に至り、市議会がコレを逆提案。予算を議会修正して可決し、2005年に箕面市オリジナルの仕組みがスタートしたのでした。
この当時の市議会の判断は、まさしく大正解だったと思います。その成果が冒頭の実績値のグラフ。
毎年、各部門からたくさんの予算要求が出てきますが、今年の予算編成のなかで最も説得力があったのが、このグラフでした。・・・したがって、今年度予算(約4000万円/年)では中学校の全校配置への拡大に踏み切りました(昨年度までは小・中学校の一部配置)。
初めてこのグラフを見たときから、「これだけ実績があがってるなら、もっと広く知ってもらうべき。箕面市だけでなく、たくさんの地域で取り組むべき。」と感じていました。
今般、箕面市教育委員会が報道発表したのは、その意図の一環。さらに、大阪府や大阪府議会へもこの仕組みの有用性を強く訴えはじめているところです。・・・箕面市オリジナルのこの仕組み、もっと広がっていくように声をあげていこうと思っています。

箕面市は2005年から「生徒指導の専任教員」を独自に配置しはじめました。その成果がこのグラフ。(正確に言うと、授業担当の教員を独自に追加配置することで「生徒指導の専任教員」を捻出する仕組みです。)
現在、一般的には、先生は「授業」を抱えながら「生徒指導」に臨むという体制になっています。これを、箕面市では「授業を受け持つことなく、ひたすら“生徒指導”にあたる教員」を配置して、家庭訪問や休み時間・放課後の対応、個別の生徒指導などを充実させています。
実は、市立小中学校の先生の人件費というのは、大阪府が負担する仕組みになっています。当然、大阪府は「生徒○○人に対して教員△人を配置」といったルールを定めて、これに基づいて市町村に先生を配置していきます。
箕面市では、この大阪府から配置される先生の数に加えて、箕面市単独で費用を追加負担することで、「生徒指導の専任教員」を配置する体制をとっています。これは箕面市オリジナルの仕組み。
スタートから数年たった今、あらためて経年変化を見てみると、この仕組みがいかに成果をあげているかがわかります。
箕面市の学力テストの平均点は、全国水準と同じか上回る結果となっています。これは、教育熱心なご家庭の努力といった要因ももちろんあると思いますが、それだけでなく、いかに学校の環境が充実しているか、落ち着いた学校(もっと言えば“荒れない学校”)であるかというベーシックな部分も、大きく寄与していることは間違いありません。
最近のニュースは、“反復学習”などの学力向上の“手法”に注目が集まることが多いです。でも、それ以前の基礎的な問題として、いかに落ち着いた学習環境をつくることができるか、もっと言えば、いかに“穏やかな学校”“荒れない学校”であり続けることができるか・・・この基盤がなければ、学力だの体力だのは、うわべの努力にしかなりえないと感じます。
余談になりますが、箕面市が2005年にこの仕組みをはじめた経緯、これがまた波乱でドラマチック(?)なものでした。
コトの起こりは当時の市長(前市長)が、「30人規模学級」のための予算を提案したところにはじまります。少人数学級は当時の流行でもありました。
ところが、実は、数年前から大阪府はすでに「35人以下でクラス編成する」(全国的には38人)というルールにしていました。これは、最大35人で学年をクラス割りしていくので、「1学年が70人だったら35人×2クラス」ですが、「1学年が71人だったら23〜24人×3クラス」となるルール。つまり、「35人」という数字の印象とはかなり違って、大阪府ルールだけで、すでに20人台のクラスがかなり増えていたのが実態でした。
このことに気づいた当時の市議会は、「政策としての耳ざわり(見栄え)はいいが、本当に実効性があるのか?」と、学校現場への調査に入ります。そこで把握したのは、「クラス編成がいかに少人数だとしても、問題行動を起こす生徒が1人でも発生したら、授業が成り立たなくなる」という現実。先生は、クラス全員への授業に対応しなければならないが、問題の生徒にも張り付かなければならない・・・。たしかにそうですよね。
そこで、箕面市が独自にやるなら、ともすると片手間になりかねない「生徒指導」に専念できる体制をつくるために税金を費やす方が、政策効果が大きい・・・との結論に至り、市議会がコレを逆提案。予算を議会修正して可決し、2005年に箕面市オリジナルの仕組みがスタートしたのでした。
この当時の市議会の判断は、まさしく大正解だったと思います。その成果が冒頭の実績値のグラフ。
毎年、各部門からたくさんの予算要求が出てきますが、今年の予算編成のなかで最も説得力があったのが、このグラフでした。・・・したがって、今年度予算(約4000万円/年)では中学校の全校配置への拡大に踏み切りました(昨年度までは小・中学校の一部配置)。
初めてこのグラフを見たときから、「これだけ実績があがってるなら、もっと広く知ってもらうべき。箕面市だけでなく、たくさんの地域で取り組むべき。」と感じていました。
今般、箕面市教育委員会が報道発表したのは、その意図の一環。さらに、大阪府や大阪府議会へもこの仕組みの有用性を強く訴えはじめているところです。・・・箕面市オリジナルのこの仕組み、もっと広がっていくように声をあげていこうと思っています。
いよいよ紅葉が山を彩りはじめました。この週末も滝道は大にぎわいです。


posted by 倉田哲郎 at 16:15
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2009年11月11日
新たな山すその建築規制案の公表へ
ちょうど1年ほど前に問題化した白島の老人ホーム建設計画(新聞にも載りました)や、新稲の墓地建設計画など、箕面のシンボルともいえる北側に連なる山なみ景観と、それを阻害する大規模な建築行為によるトラブル。
昨年の白島と新稲の事例は、僕も就任させていただいたばかりの頃でしたが、反対を表明し、議会はもちろん本当にたくさんの方々のご支援をいただき、市役所職員の努力と地権者の方々の善意により、幸いにも中止に導くことができました(新稲の中止経過・白島の中止経過)。・・・でも、今のままであれば、これから先も起こりうる事象であることは否定できません。
そこで、とにかく同じトラブルを繰り返したくないとの一心から、新たな山なみ保全策と建築規制の検討に着手。その案がようやくカタチになり、先般、新たな建築規制案についての意見募集をスタートしました(詳しいパブリックコメントのページはコチラ)。
難題に取り組んでくれた“みどりまちづくり部”の職員には、よくぞまあ短期間でここまでまとめあげてくれたものだと、率直に感謝と驚嘆の気持ちしかありません。
さて、ここから先は資料(概要版・詳細版)を見ていただいた方がわかりやすいかもしれませんが、新しい“山なみ景観保全策”は、大きく2つの手法を組み合わせます。
1つは、今は山林だけど建設行為が起こりうる“いくつかの特定の場所”を、借地公園などの新たな仕組みを導入してダイレクトに保全しようという手法。
もう1つは、山すその市街地(山なみすぐ南側の東西7kmにわたる市街地)の全域を対象エリアに指定して、新たな建築規制を導入して抑止する手法。
前者は、地権者の方々と直接のご相談を進めようとしています。
後者が、今回の意見募集にかけているもので、職員の知恵と、審議会の先生方の協力により、カタチに仕上がってきた新たな建築規制案です。
具体的には、概ね山麓線(道路)の北側、山なみすぐ南側の東西7kmにわたる市街地エリア全域を「山すそ景観保全地区」として指定。
この指定エリアでは、建物壁面の最大幅(50メートル以内)を設けたり、デザイン・色・意匠などのルールを定めたり、いくつかの“眺望点”からの建築シミュレーション(イメージ図)作成を義務づけたりと、新たな建築規制を導入。
このことにより、山なみ景観を阻害する建築行為を強力に抑制していこうというものです。
ちなみに、建物壁面の最大幅を数値設定するといった規制は全国的にも珍しく、かなり思い切ったルール。これは数年前に成立した「景観法」を活用することで実現しようとしています。
実は、箕面市は、建築規制について、かなり先駆的かつ強力な動きをしてきた自治体です。古くは昭和52年に人口密度規制と住宅画地規制(箕面市環境保全条例)を定めたり、近年では平成15年に建物の絶対高さ規制(大阪府内で初めて)を定めたり。・・・こうした、建築抑止策が、今の箕面の雰囲気をつくり出してきたことは間違いありません。
今回の新たな「山すそ景観保全地区」も、そうした積み重ねがあればこそカタチになった制度案です。そして、こうした思い切った動きができるのも、すべては市民の方々の山の景色への愛着に支えられてこそです。
新たな「山すそ景観保全策」は、来年4月以降のスタートを目指しています。箕面のシンボル“山なみ”を守るため、ご支援とご理解よろしくお願い申し上げます。
昨年の白島と新稲の事例は、僕も就任させていただいたばかりの頃でしたが、反対を表明し、議会はもちろん本当にたくさんの方々のご支援をいただき、市役所職員の努力と地権者の方々の善意により、幸いにも中止に導くことができました(新稲の中止経過・白島の中止経過)。・・・でも、今のままであれば、これから先も起こりうる事象であることは否定できません。
そこで、とにかく同じトラブルを繰り返したくないとの一心から、新たな山なみ保全策と建築規制の検討に着手。その案がようやくカタチになり、先般、新たな建築規制案についての意見募集をスタートしました(詳しいパブリックコメントのページはコチラ)。
難題に取り組んでくれた“みどりまちづくり部”の職員には、よくぞまあ短期間でここまでまとめあげてくれたものだと、率直に感謝と驚嘆の気持ちしかありません。
さて、ここから先は資料(概要版・詳細版)を見ていただいた方がわかりやすいかもしれませんが、新しい“山なみ景観保全策”は、大きく2つの手法を組み合わせます。
1つは、今は山林だけど建設行為が起こりうる“いくつかの特定の場所”を、借地公園などの新たな仕組みを導入してダイレクトに保全しようという手法。
もう1つは、山すその市街地(山なみすぐ南側の東西7kmにわたる市街地)の全域を対象エリアに指定して、新たな建築規制を導入して抑止する手法。
前者は、地権者の方々と直接のご相談を進めようとしています。
後者が、今回の意見募集にかけているもので、職員の知恵と、審議会の先生方の協力により、カタチに仕上がってきた新たな建築規制案です。

この指定エリアでは、建物壁面の最大幅(50メートル以内)を設けたり、デザイン・色・意匠などのルールを定めたり、いくつかの“眺望点”からの建築シミュレーション(イメージ図)作成を義務づけたりと、新たな建築規制を導入。
このことにより、山なみ景観を阻害する建築行為を強力に抑制していこうというものです。
ちなみに、建物壁面の最大幅を数値設定するといった規制は全国的にも珍しく、かなり思い切ったルール。これは数年前に成立した「景観法」を活用することで実現しようとしています。
実は、箕面市は、建築規制について、かなり先駆的かつ強力な動きをしてきた自治体です。古くは昭和52年に人口密度規制と住宅画地規制(箕面市環境保全条例)を定めたり、近年では平成15年に建物の絶対高さ規制(大阪府内で初めて)を定めたり。・・・こうした、建築抑止策が、今の箕面の雰囲気をつくり出してきたことは間違いありません。
今回の新たな「山すそ景観保全地区」も、そうした積み重ねがあればこそカタチになった制度案です。そして、こうした思い切った動きができるのも、すべては市民の方々の山の景色への愛着に支えられてこそです。
新たな「山すそ景観保全策」は、来年4月以降のスタートを目指しています。箕面のシンボル“山なみ”を守るため、ご支援とご理解よろしくお願い申し上げます。
先日、子ども連れで近所を散歩してたら、農作業してるおっちゃんが子どもに「ボク、みかん食べる?」
そこの木になってたみかんをもらっちゃいました。帰って食べたらとっても美味しい。こんな箕面って最高。

そこの木になってたみかんをもらっちゃいました。帰って食べたらとっても美味しい。こんな箕面って最高。

posted by 倉田哲郎 at 00:02
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2009年11月07日
関西の3空港問題
関西空港・伊丹空港・神戸空港の3空港問題。
橋下知事が伊丹空港廃止論をブチあげて、これまでの3空港共存論と対立。あいかわらず騒々しい知事ですが、前向きな点は好きです・・・でも、便利な伊丹空港が廃止ってのは超困る。
正直なところ、僕は、まだまだ3空港問題については不勉強です。ただ、直感的には、「巨大な黒字を抱える伊丹空港」と「有利子負債を抱える関西空港」の経営統合がナゼできないのか。今はココに疑問を感じています。
・・・というのは、伊丹空港の巨大な黒字は、国庫に入り、全国の空港に薄く広くバラ撒かれています(知ってました?)。
一方、有利子負債にあえぐ関西空港は国への財政支援を求め、国は仰々しく支援措置を検討する・・・あれ?そのお金って、結局、伊丹空港の黒字が巡ってるだけじゃ・・・?
今は、なんだか「無理やり航空便数を伊丹から関空にシフトするとか路線運営の調整」と「お金をどう補うかという財政支援の調整」が、それぞれバラバラに判断されていて、足を引っ張りあってるような印象。ムリな航空便数の関空シフトにより伊丹空港の黒字は減りつつ、収益のあがらない関空は相変わらず財政支援の規模が変わらない・・・。なんかチグハグでみんなが損してるように感じます。
これを解決するためには、両空港の運営と経営の判断を一元化して、それぞれパワーが最大化することを目指すこと・・・すなわち経営統合すべきと考えます。
実際、経営一体化というアイデアは目にしたことはあるんですが、すぐに「主体や仕組みが違うから」とかなんとかいう理由で消えます。いや、そういうバラバラさ加減だから一体化しようよって話なのに、なんか不自然。
・・・「結局、国がドル箱の伊丹空港を手放したくないだけ?」というのが僕の直感。その思惑が話を複雑にしているだけのような気がしてます。
3空港問題は、それぞれの空港個別の問題ではなく、関西全域としてどう活かすかだと僕は思っています。したがって、中途半端な国のコントロールをハズして、関西で判断できる仕組みを作ればいい・・・というか、そうしないと前に進まない。
そのためにも、まずは国から伊丹空港を引っぺがすことが必要だと感じています。
不勉強ながら今の僕の感覚はこんなところ。
箕面市というエリアは、近所にある伊丹空港の利便性の恩恵は受けていますが、騒音公害などのマイナスはほとんどありません。したがって、恩恵とともに大きなマイナス要因を抱えて苦しんでいる伊丹空港ダイレクトな近隣市に比べると、自由に発言しやすい立場なので、勝手なことを書かせていただいています。
橋下知事も、関西全域の問題として3空港問題を捉えていて、言いたいことは想像できなくはないんですが、知事の頭のなかで、伊丹廃止・関空ハブ化・東京大阪リニア・関空リニア・伊丹跡地利用が、どういう時系列の順序で並んでいて、どうしようとしているのかが、まだ僕にはよくわかりません。
近々、会う機会があるので、ちゃんと話を聞いてから、また自分なりに考えたいと思ってます。
橋下知事が伊丹空港廃止論をブチあげて、これまでの3空港共存論と対立。あいかわらず騒々しい知事ですが、前向きな点は好きです・・・でも、便利な伊丹空港が廃止ってのは超困る。
正直なところ、僕は、まだまだ3空港問題については不勉強です。ただ、直感的には、「巨大な黒字を抱える伊丹空港」と「有利子負債を抱える関西空港」の経営統合がナゼできないのか。今はココに疑問を感じています。
・・・というのは、伊丹空港の巨大な黒字は、国庫に入り、全国の空港に薄く広くバラ撒かれています(知ってました?)。
一方、有利子負債にあえぐ関西空港は国への財政支援を求め、国は仰々しく支援措置を検討する・・・あれ?そのお金って、結局、伊丹空港の黒字が巡ってるだけじゃ・・・?
今は、なんだか「無理やり航空便数を伊丹から関空にシフトするとか路線運営の調整」と「お金をどう補うかという財政支援の調整」が、それぞれバラバラに判断されていて、足を引っ張りあってるような印象。ムリな航空便数の関空シフトにより伊丹空港の黒字は減りつつ、収益のあがらない関空は相変わらず財政支援の規模が変わらない・・・。なんかチグハグでみんなが損してるように感じます。
これを解決するためには、両空港の運営と経営の判断を一元化して、それぞれパワーが最大化することを目指すこと・・・すなわち経営統合すべきと考えます。
実際、経営一体化というアイデアは目にしたことはあるんですが、すぐに「主体や仕組みが違うから」とかなんとかいう理由で消えます。いや、そういうバラバラさ加減だから一体化しようよって話なのに、なんか不自然。
・・・「結局、国がドル箱の伊丹空港を手放したくないだけ?」というのが僕の直感。その思惑が話を複雑にしているだけのような気がしてます。
3空港問題は、それぞれの空港個別の問題ではなく、関西全域としてどう活かすかだと僕は思っています。したがって、中途半端な国のコントロールをハズして、関西で判断できる仕組みを作ればいい・・・というか、そうしないと前に進まない。
そのためにも、まずは国から伊丹空港を引っぺがすことが必要だと感じています。
不勉強ながら今の僕の感覚はこんなところ。
箕面市というエリアは、近所にある伊丹空港の利便性の恩恵は受けていますが、騒音公害などのマイナスはほとんどありません。したがって、恩恵とともに大きなマイナス要因を抱えて苦しんでいる伊丹空港ダイレクトな近隣市に比べると、自由に発言しやすい立場なので、勝手なことを書かせていただいています。
橋下知事も、関西全域の問題として3空港問題を捉えていて、言いたいことは想像できなくはないんですが、知事の頭のなかで、伊丹廃止・関空ハブ化・東京大阪リニア・関空リニア・伊丹跡地利用が、どういう時系列の順序で並んでいて、どうしようとしているのかが、まだ僕にはよくわかりません。
近々、会う機会があるので、ちゃんと話を聞いてから、また自分なりに考えたいと思ってます。
posted by 倉田哲郎 at 08:08
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2009年11月05日
官僚たちの夏
録り貯めていたドラマ「官僚たちの夏」。先日、短期間で一気に観たので熱さもひとしお。
この国の暮らしが今に至るまでの間に、たくさんの出来事があって、たくさんの苦難と笑顔が繰り返されてきたことを、改めて涙とともに思い返しました。同時に、自分が大学生の頃、原作本をむさぼるように読んで、自分の行く末に想いを馳せたことも。
ここで描かれている、この国、この地域、この社会へのガムシャラな善意と純粋な気持ちは、今なお多くの官僚の仕事のモチベーションの原点のはず。
・・・僕の場合、一人一人の市民生活に接する“行政の最前線”(=市役所)で想いをまっとうする道を選び、もはや“過去官僚”(というらしいです(笑))となりましたが、そんな僕でも社会に対する想いの原点は今でも同じです。
一方、かつての“自負”と“気概”が失われてしまった今の霞ヶ関の現実。
時代の変遷は、「官僚たちの夏」で描かれているような政策遂行の原動力、すなわち官僚組織のなかの人間くささも失わせてしまったような気がします。省庁再編による組織の超巨大化、人のつながりの希薄化は、今思えばその決定打だったのかもしれません。
個々の官僚は、今もほぼ間違いなく善意で動いていると僕は信じていますが、巨大すぎる組織は個々人の想いを殺します。かつての強い想いと強い結束力を失ってしまった組織は、小回りがきかなくなり、いずれ周囲にとって鈍重な障害物と化してしまう・・・それは大企業も同じこと。
官僚の悪癖が露呈され、激しいバッシングの嵐にある今でも、個々の官僚の多くは善意でしかないと、僕は思います。(・・・ただし、多くが世間知らずであることは否定できませんが。)
個々人が善意であったとしても、もはや組織そのものを変えなければどうにもならない。霞ヶ関がそんな状態にきているなかで、ショッキングなほどの政治主導というのは、今、行政組織を変える唯一の道なのだろうと期待します。・・・というか、そうでなければ困ります・・・失敗したでは済まされません。
もし読んだことがなければ、ぜひ一度、目を通してみてください。
城山三郎著「官僚たちの夏」。
僕も、10数年ぶりにもう一度読みなおそうと思い立ちました。
この国の暮らしが今に至るまでの間に、たくさんの出来事があって、たくさんの苦難と笑顔が繰り返されてきたことを、改めて涙とともに思い返しました。同時に、自分が大学生の頃、原作本をむさぼるように読んで、自分の行く末に想いを馳せたことも。

・・・僕の場合、一人一人の市民生活に接する“行政の最前線”(=市役所)で想いをまっとうする道を選び、もはや“過去官僚”(というらしいです(笑))となりましたが、そんな僕でも社会に対する想いの原点は今でも同じです。
一方、かつての“自負”と“気概”が失われてしまった今の霞ヶ関の現実。
時代の変遷は、「官僚たちの夏」で描かれているような政策遂行の原動力、すなわち官僚組織のなかの人間くささも失わせてしまったような気がします。省庁再編による組織の超巨大化、人のつながりの希薄化は、今思えばその決定打だったのかもしれません。
個々の官僚は、今もほぼ間違いなく善意で動いていると僕は信じていますが、巨大すぎる組織は個々人の想いを殺します。かつての強い想いと強い結束力を失ってしまった組織は、小回りがきかなくなり、いずれ周囲にとって鈍重な障害物と化してしまう・・・それは大企業も同じこと。
官僚の悪癖が露呈され、激しいバッシングの嵐にある今でも、個々の官僚の多くは善意でしかないと、僕は思います。(・・・ただし、多くが世間知らずであることは否定できませんが。)
個々人が善意であったとしても、もはや組織そのものを変えなければどうにもならない。霞ヶ関がそんな状態にきているなかで、ショッキングなほどの政治主導というのは、今、行政組織を変える唯一の道なのだろうと期待します。・・・というか、そうでなければ困ります・・・失敗したでは済まされません。
もし読んだことがなければ、ぜひ一度、目を通してみてください。
城山三郎著「官僚たちの夏」。
僕も、10数年ぶりにもう一度読みなおそうと思い立ちました。
posted by 倉田哲郎 at 10:32
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2009年10月31日
今秋も箕面はイベントづくし
昨日、“箕面の柚子”のPRキャラ「滝ノ道ゆずる」の命名式&着ぐるみ初披露が市役所でありました。披露された着ぐるみは商工会議所が作ってくださったもの。
“箕面の柚子”プロモーションに中心的な役割を果たしている商工会議所の皆さん、ありがとうございました!
イラストのバランスそのままに、背丈が大人くらいあるので、実物は想像以上に頭がデカイ!今後、いろんなところに出没する予定ですが、インパクト&存在感は抜群です。みのおどっとネットや撮れたて箕面ブログのレポートもどうぞ。
同時に柚子ハッピも製作してくれたので、僕も一着お借りして、いろんなところでPRしてまわるつもりです。ちなみに今日のお祭りや地域運動会には、早速、ハッピ姿で行ってきました。
さて、秋はイベントがつづきます。
昨晩は、小野原で街をあげてのハロウィン・パーティがありました。
日本で「ハロウィン」と言うと、仮装パレードとか製菓企業のプロモーションとか、そんなイベントばかりですが、小野原ハロウィンはまっっったくチガいます。
小野原ハロウィンは、米国の地域のハロウィンのお祭りそのまま。つまり、子どもたちが仮装して家々を訪ね、「Trick or Treat?」(ごちそうしてくれなきゃイタズラしちゃうぞ)と言ってお菓子をもらってまわる(ちなみに返事は「Happy Halloween!」)。これがなんと地域全域で展開されるのです。しかもこの小野原ハロウィン、なんと20年間続いています。
・・・参加者数700人以上なので、そこらじゅうに魔女やお化けがウロウロしてる感じ。オトナもコドモも、ツノが生えてたり、カボチャが頭にのってたり、背中に羽がついてたり、さらにはスパイダーマン、バットマン、果てはスーパーマリオまで(笑)。
お化けというより、Motley CrueとかGuns N' RosesとかのLIVEのコーラスで登場しそうなお姉さんまでいました。(すみません、わかる人だけわかってくれればいいです・・・。)
そして、たくさんの家がハロウィンの飾りつけをして、子どもたちを迎え入れます。さらに、千里国際学園や千里リハビリテーション病院など地域施設も参加。
こんな本格的な地域ハロウィン・・・たぶん日本ではどこ探してもない箕面オンリーワンのイベントだと思います。
ちなみに、日本のミスタードーナッツ創業の地は箕面なんですが(1971年オープンのミスタードーナッツ1号店があります。)、実は、日本で初めて本格的にハロウィン・キャンペーンを展開した企業はそのミスタードーナッツ(1977年)。なにやら箕面はハロウィンとご縁が深いようです(笑)・・・ちょっとしたトリビアに。
小野原ハロウィンも、撮れたて箕面ブログとみのおどっとネットの写真レポートをぜひ。
さて、今日はまた各地でお祭りや地域運動会が。萱野ではvisola、北芝、らいとぴあ一帯がお祭りに。東公園も青少年を守る会が主催する冒険ひろば(子どもイベント)が。そして、西南小学校・南小学校では地域運動会で、子どもからオトナまで汗を流していました。
どこに行っても子どもたちが笑顔・・・だけでなくオトナも満面の笑顔。嬉しいかぎりです。
夜は、メイプルホール大ホールでメイプルフィルハーモニック(箕面市民オーケストラ)のファミリーコンサート。有名なクラッシックばかり集める趣向で、聞いたことのある曲ばかり。とっても素晴らしい時間をありがとうございました!

イラストのバランスそのままに、背丈が大人くらいあるので、実物は想像以上に頭がデカイ!今後、いろんなところに出没する予定ですが、インパクト&存在感は抜群です。みのおどっとネットや撮れたて箕面ブログのレポートもどうぞ。
同時に柚子ハッピも製作してくれたので、僕も一着お借りして、いろんなところでPRしてまわるつもりです。ちなみに今日のお祭りや地域運動会には、早速、ハッピ姿で行ってきました。
さて、秋はイベントがつづきます。
昨晩は、小野原で街をあげてのハロウィン・パーティがありました。
日本で「ハロウィン」と言うと、仮装パレードとか製菓企業のプロモーションとか、そんなイベントばかりですが、小野原ハロウィンはまっっったくチガいます。
小野原ハロウィンは、米国の地域のハロウィンのお祭りそのまま。つまり、子どもたちが仮装して家々を訪ね、「Trick or Treat?」(ごちそうしてくれなきゃイタズラしちゃうぞ)と言ってお菓子をもらってまわる(ちなみに返事は「Happy Halloween!」)。これがなんと地域全域で展開されるのです。しかもこの小野原ハロウィン、なんと20年間続いています。

お化けというより、Motley CrueとかGuns N' RosesとかのLIVEのコーラスで登場しそうなお姉さんまでいました。(すみません、わかる人だけわかってくれればいいです・・・。)
そして、たくさんの家がハロウィンの飾りつけをして、子どもたちを迎え入れます。さらに、千里国際学園や千里リハビリテーション病院など地域施設も参加。
こんな本格的な地域ハロウィン・・・たぶん日本ではどこ探してもない箕面オンリーワンのイベントだと思います。

小野原ハロウィンも、撮れたて箕面ブログとみのおどっとネットの写真レポートをぜひ。
さて、今日はまた各地でお祭りや地域運動会が。萱野ではvisola、北芝、らいとぴあ一帯がお祭りに。東公園も青少年を守る会が主催する冒険ひろば(子どもイベント)が。そして、西南小学校・南小学校では地域運動会で、子どもからオトナまで汗を流していました。
どこに行っても子どもたちが笑顔・・・だけでなくオトナも満面の笑顔。嬉しいかぎりです。
つながれ!ボランティアいきいき祭り〜北芝・らいとぴあまで人がスゴかったです。

東公園では冒険ひろば!ダンボール遊びが羨ましい!

西南小学校の地域運動会・・・ウルトラクイズ難しかったです(笑)

南小学校の地域運動会では、ムカデ競走で勝たせていただきました!
こっちのブログでは写真いっぱいにレポートされてます!


東公園では冒険ひろば!ダンボール遊びが羨ましい!

西南小学校の地域運動会・・・ウルトラクイズ難しかったです(笑)

南小学校の地域運動会では、ムカデ競走で勝たせていただきました!
こっちのブログでは写真いっぱいにレポートされてます!

夜は、メイプルホール大ホールでメイプルフィルハーモニック(箕面市民オーケストラ)のファミリーコンサート。有名なクラッシックばかり集める趣向で、聞いたことのある曲ばかり。とっても素晴らしい時間をありがとうございました!
posted by 倉田哲郎 at 21:28
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2009年10月29日
新・環境美化条例(ポイ捨て禁止条例)にチャレンジ
「箕面市まちの美化を推進する条例(仮称)」(案)の議会提出を目指して、意見募集をスタートします。期間は11月2日〜30日まで。
ゴミや空き缶、タバコの吸殻などのポイ捨て行為や、犬のフンの放置、さらに落書き行為などを禁止し、悪質なものについては罰則規定(1万円以下の過料)を設けるもの。いわゆる“ポイ捨て禁止条例”“環境美化条例”などと呼ばれる種類の条例です。
こうした条例そのものは今となっては全国的に珍しくはありません。例えば、お隣の池田市でも今年4月から「池田市美しいまち推進条例」を施行しています。
ただし、後発には後発なりの“他市の事例を参考にできる”という良さがあります。この類の条例、全国的には、どうやら「市の全域をポイ捨ての罰則対象とするパターン」と「エリア指定(限定)で美化活動&罰則規定をおくパターン」の2種類に分かれます。そこで、後発の箕面市はこの2つの良さを組み合わせたハイブリッド型を提案することにしました。
つまり、ポイ捨てなどの罰則対象エリアは市の全域としながら、それでいて、特に市民とチカラを合わせて美化活動に力を入れるエリア指定の仕組みを導入しようというもの。市の全域を守るだけでなく、市民の発意の強いエリアはその活動をさらに応援していこうという考え方です。
実はこの条例案、箕面市では2007年から「環境美化条例等検討会議」という検討会ができて準備がされていました。2008年6月に議会に提出されたのですが、当時はテレビ報道もされた桜井のカラス問題などの解決にまったく目途がたっていなかったことなどを背景に結論が保留となり、そのまま流れた経過がありました。カラス対策を条例に盛り込まないと意味がない・・・など、当時の議事録(←僕が就任させていただく前です)を見ると、カラス問題の切実さがよくわかります。
現在は状況が大きく変化し、今年5月のカラス対策チームの発足により、この4ヶ月間でカラスを約8割減少させることに成功しました。市役所職員やチームの頑張りには本当に頭が下がるばかりですが、まさに“成らぬは人の為さぬなりけり”・・・目に見える成果を出してくれたことに手放しで感謝です。それにしても、あのカラスが箕面在住ではなく、豊中方面から飛来していたとは・・・。
さらに、ダメ押しで“カラスなどを呼び寄せてしまうエサ放置行為の禁止条例”も別に準備しているので、ようやく“環境美化条例”に再チャレンジする条件が整いました。
当時の検討会の案をベースにしつつも、2年近くが経過しているので、新たに「罰則の全域化」「落書き禁止の追加」「土地所有者の責務」など、最新の事例を参考に見直しをかけたハイブリッド型の条例案。急ピッチで見直しを進めてくれた環境政策担当の職員に感謝です。ご意見よろしくお願いします。
・・・ただ、本音のところ、ポイ捨てや犬のフン放置などは本来マナーの問題。マナーの問題を、わざわざ法令でルール化しなければならないという点について、個人的には一抹の寂しさも感じます。そうは言いつつも、毎日のように同じところにフンが落とされていて、それを近所の人が毎日ボランタリーに掃除する・・・そんなことが起こっているのも残念ながら実態。
サルの餌やり禁止条例と同じように、罰金1万円という厳しいルールです。でも、罰金をとることが目的なのではなく、罰則規定が発動されないことを願いながら、最後の最後に実効性を担保するために規定していることをご理解いただきたいと思います。世の中の罰則規定はすべて発動されないことを願ってつくられていると僕は思っています。
今回の条例制定が、箕面のまちを美しく大切に伝えていこうという、そんな一人一人の“気づき”のきっかけになることを期待しています。
ゴミや空き缶、タバコの吸殻などのポイ捨て行為や、犬のフンの放置、さらに落書き行為などを禁止し、悪質なものについては罰則規定(1万円以下の過料)を設けるもの。いわゆる“ポイ捨て禁止条例”“環境美化条例”などと呼ばれる種類の条例です。
こうした条例そのものは今となっては全国的に珍しくはありません。例えば、お隣の池田市でも今年4月から「池田市美しいまち推進条例」を施行しています。
ただし、後発には後発なりの“他市の事例を参考にできる”という良さがあります。この類の条例、全国的には、どうやら「市の全域をポイ捨ての罰則対象とするパターン」と「エリア指定(限定)で美化活動&罰則規定をおくパターン」の2種類に分かれます。そこで、後発の箕面市はこの2つの良さを組み合わせたハイブリッド型を提案することにしました。
つまり、ポイ捨てなどの罰則対象エリアは市の全域としながら、それでいて、特に市民とチカラを合わせて美化活動に力を入れるエリア指定の仕組みを導入しようというもの。市の全域を守るだけでなく、市民の発意の強いエリアはその活動をさらに応援していこうという考え方です。
実はこの条例案、箕面市では2007年から「環境美化条例等検討会議」という検討会ができて準備がされていました。2008年6月に議会に提出されたのですが、当時はテレビ報道もされた桜井のカラス問題などの解決にまったく目途がたっていなかったことなどを背景に結論が保留となり、そのまま流れた経過がありました。カラス対策を条例に盛り込まないと意味がない・・・など、当時の議事録(←僕が就任させていただく前です)を見ると、カラス問題の切実さがよくわかります。
現在は状況が大きく変化し、今年5月のカラス対策チームの発足により、この4ヶ月間でカラスを約8割減少させることに成功しました。市役所職員やチームの頑張りには本当に頭が下がるばかりですが、まさに“成らぬは人の為さぬなりけり”・・・目に見える成果を出してくれたことに手放しで感謝です。それにしても、あのカラスが箕面在住ではなく、豊中方面から飛来していたとは・・・。
さらに、ダメ押しで“カラスなどを呼び寄せてしまうエサ放置行為の禁止条例”も別に準備しているので、ようやく“環境美化条例”に再チャレンジする条件が整いました。
当時の検討会の案をベースにしつつも、2年近くが経過しているので、新たに「罰則の全域化」「落書き禁止の追加」「土地所有者の責務」など、最新の事例を参考に見直しをかけたハイブリッド型の条例案。急ピッチで見直しを進めてくれた環境政策担当の職員に感謝です。ご意見よろしくお願いします。
・・・ただ、本音のところ、ポイ捨てや犬のフン放置などは本来マナーの問題。マナーの問題を、わざわざ法令でルール化しなければならないという点について、個人的には一抹の寂しさも感じます。そうは言いつつも、毎日のように同じところにフンが落とされていて、それを近所の人が毎日ボランタリーに掃除する・・・そんなことが起こっているのも残念ながら実態。
サルの餌やり禁止条例と同じように、罰金1万円という厳しいルールです。でも、罰金をとることが目的なのではなく、罰則規定が発動されないことを願いながら、最後の最後に実効性を担保するために規定していることをご理解いただきたいと思います。世の中の罰則規定はすべて発動されないことを願ってつくられていると僕は思っています。
今回の条例制定が、箕面のまちを美しく大切に伝えていこうという、そんな一人一人の“気づき”のきっかけになることを期待しています。
ジャック・オ・ランタンつくりましたか?明日、小野原では大きなハロウィン・イベントも!


posted by 倉田哲郎 at 22:37
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2009年10月26日
アマゾンから箕面市立図書館の本を予約する!
Amazonという本屋さんを使ったことある方、覗いたことのある方は多いと思いますが、なんとそのAmazonから近所の図書館の蔵書検索と予約ができる便利なツールがあるのです。もちろん箕面市の公共図書館にも対応してます。その名も「Libron」・・・これは便利!
日頃からAmazonを使っている方は、買わずに借りるという選択肢も。もともと図書館や図書館のインターネット予約を使ってるよという方でも、レビューや表紙などもついているAmazonの書籍検索の使い勝手はなかなかのもの。
どんな方にとっても、より図書館が身近で利用しやすくなるツールとして有効。最初に少し設定が必要ですが、ぜひ一度、試してみてください。
それにしても、いろんなことが日進月歩で便利になっていくものですね・・・。
使うにはFirefoxというソフトを入れる必要があります。
ブラウザにInternetExplorerを使っている方(たぶん多くの方がそうだと思いますが)は、まず、Firefoxをダウンロードしてください。使用感はほとんど同じです(というより僕はFirefoxの使い勝手の方が好きです)。
・「Firefox」をインストール(ココの“無料ダウンロード”をクリック)
Firefoxを起動して以下2つをインストール(どちらもすぐ終わります)。
・「Greasemonkey」をインストール(ココの“+Add to Firefox”をクリック)
・「libron.user.js」をインストール(ココの“libron.user.js”をクリック)
たったこれだけで、あとはAmazonを開いたら自動的に画面右上に地域と図書館を選択できるバーが現れます。「大阪府」「箕面市」を選んで保存ボタンを押せばすべて準備完了。
Amazonで自由に書籍を検索してみてください。各書籍ごとに、箕面市の図書館にあるものに「箕面市で予約」という表示が、ないものには「箕面市には見つかりません」という表示がつきます。
ここで「箕面市で予約」をクリックすると、箕面市の図書館の該当ページに行きますので、そのままインターネット予約ができます。(ただし、箕面市でインターネット予約が初めての方はコチラを参照して最寄の図書館で貸出券とパスワードの発行手続をお願いします。)
なお、正式なLibronのページはコチラ。それと、マイコミジャーナル記事「アマゾンで探して買……借りる! 図書館蔵書検索ツール『Libron』とは?」にも詳細な解説が載っています。ちなみに開発者の方のブログはコチラ。ご参考まで。
せっかくの箕面市の公共図書館、さらなる有効利用をしていただければと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

どんな方にとっても、より図書館が身近で利用しやすくなるツールとして有効。最初に少し設定が必要ですが、ぜひ一度、試してみてください。
それにしても、いろんなことが日進月歩で便利になっていくものですね・・・。

使うにはFirefoxというソフトを入れる必要があります。
ブラウザにInternetExplorerを使っている方(たぶん多くの方がそうだと思いますが)は、まず、Firefoxをダウンロードしてください。使用感はほとんど同じです(というより僕はFirefoxの使い勝手の方が好きです)。
・「Firefox」をインストール(ココの“無料ダウンロード”をクリック)
Firefoxを起動して以下2つをインストール(どちらもすぐ終わります)。
・「Greasemonkey」をインストール(ココの“+Add to Firefox”をクリック)
・「libron.user.js」をインストール(ココの“libron.user.js”をクリック)
たったこれだけで、あとはAmazonを開いたら自動的に画面右上に地域と図書館を選択できるバーが現れます。「大阪府」「箕面市」を選んで保存ボタンを押せばすべて準備完了。
Amazonで自由に書籍を検索してみてください。各書籍ごとに、箕面市の図書館にあるものに「箕面市で予約」という表示が、ないものには「箕面市には見つかりません」という表示がつきます。
ここで「箕面市で予約」をクリックすると、箕面市の図書館の該当ページに行きますので、そのままインターネット予約ができます。(ただし、箕面市でインターネット予約が初めての方はコチラを参照して最寄の図書館で貸出券とパスワードの発行手続をお願いします。)
なお、正式なLibronのページはコチラ。それと、マイコミジャーナル記事「アマゾンで探して買……借りる! 図書館蔵書検索ツール『Libron』とは?」にも詳細な解説が載っています。ちなみに開発者の方のブログはコチラ。ご参考まで。
せっかくの箕面市の公共図書館、さらなる有効利用をしていただければと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
posted by 倉田哲郎 at 00:08
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2009年10月22日
保育所の待機児ゼロをめざして定員300人増へ
先週のことになりますが、今後4年間で4ヶ所の保育所を整備して定員を約300人増やし、保育所の入所待ち(待機児童数)をゼロにする計画案「箕面市待機児童ゼロプラン」を発表しました。現在、箕面市全体の保育所定員は約1300人なので、25%近く増やす計画案です。
昨年秋のリーマンショックが大きな引き金だろうと思うのですが、昨年度まで減少傾向にあった箕面市の保育所待機児童数が、今年度4月に入ってから予測を上回るペースで急増。昨年4月の待機児童数は30人でしたが、今年4月は85人、なんと10月には197人となってしまっています。
今後、既存の市街地での待機児童数の増加はもとより、箕面森町や彩都など新市街地の成長も見込まれるため、現在の急増ペースが止まるとは考えられません。
保育所を新設するしかない・・・と言っても、現実には財政上の課題はもちろん、物理的に広大な用地の確保、市域内でのバランス、児童発生率の見通しなど、そう簡単なものではなく、行き当たりばったりというわけにはいきません。そこで、半年ほど前から教育委員会子ども部が中心となって将来を見据えた対策について議論を繰り返してきました。
結果として、
・ 第2総合運動場プールの一部転用により保育所を新設(H23)
・ 箕面森町に認定こども園(幼稚園・保育所の一体型施設)を新設(H23)
・ 彩都に保育所を新設(H24)
・ 市立幼稚園施設を転用して保育所を整備(H25)
これらによって保育所を新たに4つ整備し、310人の定員増を目指す計画案の公表に至ったもの。
市立幼稚園の施設転用やプールの一部転用については議論もあるかと思います。
ただ、市立幼稚園については、全体児童数が減少していくなか、現在でも約50%という定員充足率(幼稚園定員に対する園児の数)がさらに低下していくであろうことを考えると、ニーズの高い保育所への施設転用はあるべき姿と考えます。(幼稚園の児童数の見通しなども資料にありますのでご覧ください。)
また、第2総合運動場の50メートルプールは、老朽化が著しく、使い続けるには大規模な改修が必要な一方で、利用期間が夏季2ヶ月程度であること、保育所の待機状況の厳しさなどを考えあわせると、保育所への転用は現実的な判断としてご理解いただけるのではないかと考えます。(ちなみに、緊急プラン(ゼロ試案)では、もともとプールを駐車場へ転用する案が示されていました。)
なお、市立幼稚園とプールを転用した場合、新たに用地確保+施設整備をする場合に比べて、概算で4億1000万円の経費節減となります。こうした財政効果も含めて、計画案へのご理解をいただいていきたいと思います。
ちなみに、保育所の整備には、実は、大阪府の協力が不可欠です。ただ、ここまで一挙に整備を進めるケースは少ないようなので、先日、僕も副知事のところに理解を求めに行ったりと、そんな動きもしています。
ひとまず今は計画案「箕面市待機児童ゼロプラン」を公表したところまで。これから市議会や各方面でのご議論をいただきますが、できる限り速やかに計画を実行に移して待機児童を解消できるよう、関係者のご理解をいただいていきたいと思っています。
昨年秋のリーマンショックが大きな引き金だろうと思うのですが、昨年度まで減少傾向にあった箕面市の保育所待機児童数が、今年度4月に入ってから予測を上回るペースで急増。昨年4月の待機児童数は30人でしたが、今年4月は85人、なんと10月には197人となってしまっています。
今後、既存の市街地での待機児童数の増加はもとより、箕面森町や彩都など新市街地の成長も見込まれるため、現在の急増ペースが止まるとは考えられません。
保育所を新設するしかない・・・と言っても、現実には財政上の課題はもちろん、物理的に広大な用地の確保、市域内でのバランス、児童発生率の見通しなど、そう簡単なものではなく、行き当たりばったりというわけにはいきません。そこで、半年ほど前から教育委員会子ども部が中心となって将来を見据えた対策について議論を繰り返してきました。
結果として、
・ 第2総合運動場プールの一部転用により保育所を新設(H23)
・ 箕面森町に認定こども園(幼稚園・保育所の一体型施設)を新設(H23)
・ 彩都に保育所を新設(H24)
・ 市立幼稚園施設を転用して保育所を整備(H25)
これらによって保育所を新たに4つ整備し、310人の定員増を目指す計画案の公表に至ったもの。
市立幼稚園の施設転用やプールの一部転用については議論もあるかと思います。
ただ、市立幼稚園については、全体児童数が減少していくなか、現在でも約50%という定員充足率(幼稚園定員に対する園児の数)がさらに低下していくであろうことを考えると、ニーズの高い保育所への施設転用はあるべき姿と考えます。(幼稚園の児童数の見通しなども資料にありますのでご覧ください。)
また、第2総合運動場の50メートルプールは、老朽化が著しく、使い続けるには大規模な改修が必要な一方で、利用期間が夏季2ヶ月程度であること、保育所の待機状況の厳しさなどを考えあわせると、保育所への転用は現実的な判断としてご理解いただけるのではないかと考えます。(ちなみに、緊急プラン(ゼロ試案)では、もともとプールを駐車場へ転用する案が示されていました。)
なお、市立幼稚園とプールを転用した場合、新たに用地確保+施設整備をする場合に比べて、概算で4億1000万円の経費節減となります。こうした財政効果も含めて、計画案へのご理解をいただいていきたいと思います。
ちなみに、保育所の整備には、実は、大阪府の協力が不可欠です。ただ、ここまで一挙に整備を進めるケースは少ないようなので、先日、僕も副知事のところに理解を求めに行ったりと、そんな動きもしています。
ひとまず今は計画案「箕面市待機児童ゼロプラン」を公表したところまで。これから市議会や各方面でのご議論をいただきますが、できる限り速やかに計画を実行に移して待機児童を解消できるよう、関係者のご理解をいただいていきたいと思っています。
posted by 倉田哲郎 at 18:34
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名前:倉田哲郎
誕生日:昭和49年(1974年)6月7日
ブログ:http://blog.kurata.tv/
一言:箕面市長(2008〜2020年)の倉田哲郎です。
大阪府箕面市で地方自治を全力でドライブ。
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