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2010年10月20日

滝ノ道ゆずるの応援…と思いきや第2子誕生のご報告

「箕面」を背負って外に出て行くものであれば、アスリートでもミュージシャンでも、子どもでもシニアでも、ビールでも天ぷらでも、僕はなんでも応援するスタンス。ましてやそれが“滝ノ道ゆずる”なら当然!

・・・というわけで“滝ノ道ゆずる”が「ゆるキャラまつり in 彦根 〜キグるミさみっと2010〜」(10月23・24日)に参戦します。そのサブイベントとして開催されている「ゆるキャラ・グランプリ」にて、全国のゆるキャラの人気投票が行われています。携帯から1人(=1端末)10回まで投票可能(同じキャラ10回もOKとのこと)。

滝ノ道ゆずるファンの皆さん、ぜひ応援をお願いします!
この(↓)QRコードから滝ノ道ゆずるの投票ページにダイレクトアクセスできます。
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締め切りは10月25日10時頃。箕面市ホームページにも応援ページを立ち上げてますので、その他の情報はコチラをどうぞ。

・・・と書きかけていたのですが、実は先ほど我が家に第2子誕生との嬉しい知らせが。
今日は東京出張で会議に出ていたのですが、お昼前くらいに予兆の一報があり「急いで戻ったら間に合うか?」とメールのやりとりをしてたと思ったら「もう産まれました」・・・って早すぎ(涙)。
今は大急ぎで乗った新幹線のなかです。おかげさまで元気な男の子とのこと。まだ顔を見ていませんがホッとしました。(立ち会えなかったことだけが・・・)

最近、文京区長や広島県知事など、首長業界(?)で「育休」をとるケースが多いですが、僕もこれから2週間程度の「育休」モードに入らせていただくつもりです。各方面にはスケジュール調整などご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
やっぱりなによりも嬉しいです(笑)・・・途中から私事のご報告になってしまいました。
posted by 倉田哲郎 at 15:53 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年10月18日

箕面:関西圏「住んでみたい街」14位へ!…そして中学校の運動会写真集2010

ちょっと前の話ですが、今年もまた嬉しかったこと。
それは、先月、発表された不動産大手8社「メジャー7」による関西圏「住んでみたい街」ランキング(アンケート調査)の2010年調査結果で、“箕面”が14位にランクインしたこと。

“箕面”は、2005年「19位」・2006年「12位」だったのですが、2007年・2008年には2年連続で「ランク外」に転落していました。それが、昨年2009年「19位」に復活し、今年2010年は「14位」へと順調にランクアップ!
昨年も書きましたけど、こういうニュース、人によっては「ふ〜ん」って感じかもしれませんが、僕の仕事にとっては一喜一憂モノで、とっても嬉しいのです。
来年はさらに上を目指すべく、市役所一丸となってがんばります。

さて、先日に続いて運動会写真集パート2。今回は中学校編。
小学校よりも迫力がある中学校の運動会。みんな良い笑顔で全力投球です!
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posted by 倉田哲郎 at 17:59 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年10月12日

9月議会の議案可決、そして小学校の運動会写真集2010

10月6日の箕面市議会本会議では、9月に提案したすべての議案を可決いただきました。
来年度から新たな10年の計画期間となる「第5次箕面市総合計画」をはじめ、箕面駅前〜滝道にかけて歩きタバコを規制する「路上喫煙禁止条例」止々呂美の旧小・中学校跡地と休止になったダム湖用地を活用する「止々呂美ふるさと自然館」の管理者の指定((株)スノーピーク)、全公共施設への赤ちゃんの駅設置のための予算平成21年度の決算などなど、今回もたくさんの議案がありました。また、急遽、追加で審議をお願いした箕面都市開発(株)の特定調停への対応事務費(弁護士・監査法人)の補正予算も可決いただきました。

それぞれについてちゃんと書きたいので、また時間があるときに一つ一つ紹介しようと思いますが、なかでも平成21年度決算が3年ぶりの経常黒字となり、これを承認いただいたことは、正直、ちょっとだけホッとしました。市議会で決算が承認されたのは4年ぶり。厳しい行財政改革にたくさんの市民の皆さんのご理解とご協力をいただいた賜物です。

さて、ここのところ週末ごとに箕面市内のたくさんの幼稚園・小学校・中学校で運動会が開催されました。

体力の低下が心配な子どもたちですが、昨年来、箕面市教育委員会や学校の先生はもちろんのこと、子育て・教育に携わる方々、各種団体、保護者の皆さんなど、地域をあげて子どもたちの体力向上策に力を入れてきています。
昨日、箕面市民スポーツカーニバルの小学校なわとび大会に行ったのですが、前年より参加校が大幅に増えただけでなく、子どもたちのスピードと集中力には驚かされました。
チームでの一糸乱れぬ驚異的な動きとそれを持続する体力・精神力は大したもの。この驚きは、実際に目にしないと伝わりづらいと思うんですが、ホント、スゴイとしか言いようがない。あまりに集中している様に、見てるこっちが緊張してしまうくらいでした。
子どもたちはもちろんだし、小学校の先生も気合入りまくり。いいです!

そんな体力づくりの成果も含めて、運動会ではたくさんのドラマが展開しました!学校・地域・保護者の皆さん、本当におつかれさまでした!
思い出は子どもたちそれぞれと思いますが、ここからは、覗いてきた僕なりの運動会写真集。元気いっぱいの箕面の子どもたちを見てください!まずは小学校編です。
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posted by 倉田哲郎 at 18:04 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年09月23日

箕面都市開発株式会社のこと

先週17日(金)、箕面市の第3セクター「箕面都市開発(株)」が、大阪地方裁判所に特定調停の申立てをしました。・・・箕面都市開発(株)とは、この間、ずっと話し合いを続けてきていたのですが、「特定調停」という形で仕掛けてきたのは想定外。

ん?“特定調停”って何?・・・という人が(僕もそうでしたが)ほとんどじゃないかと思います。(極めてアバウトに言えばですが)借金の返済がしんどくなった会社が、裁判所のテーブルで、債権者と話し合う仕組みとのこと。

それと「箕面都市開発(株)」という会社のことも、ご存じない方がほとんどじゃないかと思います。僕も市で仕事してなければ、果たして知っていたかどうか。
箕面都市開発(株)は、約30年前の昭和53年に、箕面駅前の再開発事業で「箕面駅前サンプラザ」が建設された際、このビルの管理会社として設立された会社です。設立以来、箕面市は約68%を出資する最大株主。
加えて、約6年前の平成16年には、箕面都市開発(株)が箕面市から約11億円の借り入れをしています。箕面市は同社の出資者であるだけでなく最大の債権者でもある。・・・このため、市として特定調停に臨んでいくことになります。

さて、今回、箕面都市開発(株)が特定調停を申し立てた・・・すなわち、経営にいきづまった“直接の引き金”は、箕面駅前の市営駐車場の管理者公募に落選(昨年12月)して、大きな収入源を失ったこと。・・・この“落選”については、正直、僕には「会社の努力不足」としか言いようがありません。
「市営駐車場を受注させていればよかったのでは?」などと言う人が(稀に)いますが、市の出資会社だからって、その会社を救うために公募を歪めて仕事を発注するなんてこと、僕にしてみればアリエナイ。・・・あとで応募資料も見ましたが、まあ、申し訳ないですが、ハッキリ言って「市の3セクだから受注させてもらえる」とかナメてたんじゃ?と感じてしまうレベルのものでした。
完全に努力不足ですし、この“ナメた姿勢”が経営悪化を加速させてきたことも間違いない。

・・・では、仮に、市営駐車場を受注できていたら、この会社に問題がなかったか。
僕はそうは思いません。おそらく遅かれ早かれ何かのキッカケで会社が抱えていた「問題」は火を噴いただろうと考えます。その「問題」とは何か?・・・それは、この会社が極めて歪んだ財務構造をしていることです。

実は、問題の原因は15年前。平成7年に由来します。
平成7年に、なぜかこの会社は箕面駅近くの1500平米の土地を購入しています。会社は、この土地購入費用として金融機関から約12億円を借り入れましたが、その後、地価下落により大幅な損失を抱え続ける結果となりました。まさしく絵に描いたような不良債権。これが今も続く「財務構造の歪み」であり諸悪の根源。

正直、なんで買ったのか意味わかりません。・・・この件、当時の新聞が「箕面の三セク会社・『年900万円損』の駐車場購入」と報道までしてるんですが、記事を見るかぎり、市は会社のせいにし、会社は市のせいにしてるばかりで、真相がよくわからない。
書類もほとんど残っていないうえ、意思決定に関わったとおぼしき人たちは既に他界しており、調べても手詰まり。平成7年といえば、時期的にはバブルもとっくに崩壊し、地価が下落し続ける真っ只中。この時期に、会社の規模からすれば過剰としか感じられない買い物がなぜされたのか。当時の経緯は釈然としないことだらけなのに追いかけようがなく、個人的にはイライラ・・・。

その後、不良債権処理を加速させる金融機関の金利上げ圧力にさらされて、会社は市からの融資に借換えをします(平成16年)。ここから市と会社の債権・債務関係ができあがりますが、“借換え”に「財務構造の歪み」を解消する効果まではないので、H7以来の爆弾が消えることはありません。
そして昨年の市営駐車場の失注がまさしく“引き金”となって爆弾が表面化し、今回の特定調停を迎えた・・・というのがこれまでの経過。

・・・さて、どうするか。

箕面都市開発(株)は、駐車場などの施設管理だけをしているわけでなく、実は、いくつかの地域(例:萱野中央)で地権者を組織化して商業核を誘致&マネジメントするなど、いわば3セクならではのまっとうな(?)仕事も複数抱えています。・・・まっっったく表には見えにくいですが。
平成16年の市による借換えも、こうした仕事への影響を悩んでの政策判断&議会経過。

だからと言って、今回、安直に存続させるつもりもありません。僕は箕面都市開発(株)に特別な思い入れがあるわけでもないですし。・・・一方で、安直に「つぶすか」と問われても、税金である出資金・貸付金の行方や、どこかかかるかもしれない迷惑も含めて、ガタガタするだろうことも事実。
正直、今この瞬間にはどうすべきか判断がついてません。裁判所に持ち込まれた以上、すべては特定調停の場で、いったい箕面市が何を求められるのか?によって、利益衡量して判断していくしかないと思っています。
ただし、どういう結論に至るにせよ、今後、同じ悩みを繰り返すなど真っ平ごめんです。平成7年からの積年の課題。僕が市長をさせていただいているこの時期に火を噴いたことをむしろ幸いとして、ズルズル引っ張ることなく、ここでキッチリ決着をつける、ということだけは心に決めてます。

なお、今回の件、僕は問題の所在が主に3つに集約されると考えています。

一つには、諸悪の根源となった平成7年の謎の土地購入。
一つには、会社の経営責任、特に市の融資(平成16年)以降のアマい経営姿勢。
一つには、そのアマい経営姿勢を許した近年の箕面市の指導・監督不足。

ちなみに箕面市の担当ラインは一新して専属体制に移行。・・・ひとまず、すぐできることはしてますが、ここからは裁判所での特定調停。
とにかく早期に決着すること、抜本的に課題を解消すること、この覚悟で特定調停の手続に臨むつもりです。

箕面都市開発(株)の起源となった再開発直前の箕面駅前(S52・会社設立の前年)
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余談ですが会社のことを調べてる最中に見つけた一枚。現在の箕面駅前への変貌ぶりを思うと、当時としてはいかに大変な事業だったかが想起されます。
posted by 倉田哲郎 at 11:09 | TrackBack(1) | 活動日誌

2010年09月02日

乗れば乗るほど便利になる“オレンジゆずるバス”!

昨日9月1日から、箕面の新たなバス「オレンジゆずるバス」が運行を開始しました。オレンジ色のボディにでっかい「ゆずる」と「モミジーヌ」が覗く鮮やかなバスなので、初日からけっこう目についてました。撮れたて箕面ブログ部長ブログでも写真がいっぱい。
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箕面市内5ルートを、朝7時台〜夜19時台まで年間365日走ります。どのルートも「箕面駅」「visola(萱野中央)」「市立病院」「箕面市役所」「船場(北橋)」の5拠点を通るので(※)、けっこう便利なはず。どんどん乗ってください!(詳しくはコチラ
(※)西部南ルートだけは阪急電車があるので箕面駅には行きませんのでご注意ください。

そして、携帯電話からリアルタイムにバスの居場所を見ることのできる運行情報システムを導入してるんですが、これが使ってみると超便利!
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よく使うバス停のページを携帯でブックマークしておいてください。これ見ると、今、バスがどこまで来てるのかが一目瞭然。・・・写真では、17:48発のはずが17:53発に。5分遅れてますね。
GPS使ってリアルタイムに表示してるので正確です。携帯のQRコードは↓コレです。バスって、もうすぐ来るのか、さっき行っちゃったばかりなのか、わかりにくいんですよね。渋滞でダイヤが乱れたりすると、なおさら・・・でも、これなら待ちぼうけもナシ、あと何分で家を出ればいいのか、時間を無駄にすることもありません。(PC版もあります → http://www.minohbusloca.jp/

さて、オレンジゆずるバスは料金200円(高齢者・子どもは100円)
なお、“スルッとKANSAI”“PiTaPa”“ICOCA”なんかも使えます。

いただく料金は、市が儲けるためのものではありません。市は、これまで福祉バス(公共施設巡回福祉バス)にかけていたコストを、そのままオレンジゆずるバスに支出し続けます。・・・この市の支出に加えて、いただいた料金で規模を拡大することで、バス便を増強していくというのが今回のオレンジゆずるバスの特徴。

たくさん乗っていただいたら、その料金はそのままバスの運行に還元し、さらにバスを増強していきます。増便したり路線を増やしたり。利益を出さなきゃいけないバス会社と違うのは、この還元力。
ただし、ほとんど乗らない区間があれば、それは縮小していきます。「すべての区間を均一に維持せよ」という考えもあるとは思いますが、それはすなわち、たくさん乗る区間の人が、ほとんど乗らない区間を支え続けるということ。これでは、たくさん乗る区間の人たちに応えられず、ほとんど乗らない区間ではバスで空気を運び続けるだけ、ということにしかなりません。結果として、バスの不便さは、今の福祉バスのようにいつまでも不便なまま。

乗れば乗るほど便利になる、それがオレンジゆずるバス。お支払いいただく料金は、活きたお金としてサービスに跳ね返っていきます。だからこそ、ぜひ使っていただきたいのです。オレンジゆずるバスを、名実ともに、皆さんで支えて育てていただきたいのです。どうぞよろしくお願い申し上げます!
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今回、こうした料金の仕組みもルートもすべて、総勢81人(うち44人が市民の皆さん)の「箕面市地域公共交通活性化協議会・分科会」で悩んで編み出していただきました。
その間、アンケート調査、13小学校区での説明会、5回のワークショップ、2回の現地調査、5回の会議を経て、さらに、846作品応募いただいたデザイン公募、832作品応募いただいた愛称募集も経て、ようやく今日を迎えます。

協議会・分科会の皆さんには、大変な悩みのなかで、大変な時間をかけて、ここまでバスを作り上げていただきました。デザイン・愛称募集に応じてくれた子どもたちも含めて、本当にありがとうございました!
そして、バスの通る沿道の皆さま方にもご迷惑をおかけします。バスが大きな音をたてて通ること、バス停に人が並ぶことなど、いろいろご理解いただき本当にありがとうございます!
ようやくここに至ったこと、僕個人にとってもけっこう感慨深く、とっても嬉しいです。その辺の想いや経過は、また近いうちに書きたいと思います。
スタートしたので、これからは、なによりも市民の皆さんにたくさんご利用いただくこと。繰り返しになりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます!
posted by 倉田哲郎 at 18:43 | TrackBack(1) | 活動日誌

2010年08月31日

議会視察の顛末(怒)

今日はあんまり楽しい話ではありません。・・・が、単なる事実誤認では見過ごせないアタマに来た話なのでお目汚しを。

先般(7月頃)、三条市議会「新政クラブ」が箕面市に視察に来られました。
三条市は、僕もいろんなことを学ばせていただいている先進自治体の一つ。・・・ちなみに負けず嫌いで言うわけじゃありませんが(笑)、三条市も箕面市のことは参考にしてくれている模様。切磋琢磨です。
その三条市議会だからってわけじゃないのですが、箕面市としては、自分たちの取り組みが、より多くの市町村の参考になるならとの思いで、依頼があれば職員が時間を割いて視察対応しています。(箕面からもいろんな市町村に視察に行くのでお互い様です。)

そして、今回の三条市議会「新政クラブ」の視察テーマは小中一貫校・・・箕面市が誇る府内初の公立小中一貫校(施設一体型)「とどろみの森学園」でした。

箕面市は、大阪府で唯一&初めての公立小中一貫校(施設一体型)「とどろみの森学園」を擁しています。さらに現在は、箕面市で2校目(大阪府でも2校目)となる公立小中一貫校(施設一体型)を彩都に建設中
そう、実は、公立小中一貫校(施設一体型)は大阪府では箕面市にしかありません。このため、名実ともに小中一貫教育の実践地・先進地である箕面市には、都道府県や市町村からたっくさんの視察団が訪れています。・・・こうした頻繁な視察対応は、「とどろみの森学園」の子どもたちや先生方の学校業務にも少なからず負担となりかねません。でも、世の中の参考になるならと先生方は一生懸命に時間を割いてくれています。

・・・ところが。今回の視察後に発行された三条市・島田伸子議員「島田伸子元気だより」には、ハッキリ言って怒り心頭。自らの主張ありきで、それを正当化するために事実を歪曲した記述には、視察を受け入れ、対応した側として心底アタマにきました。

「島田伸子元気だより」(2010年8月発行・NO.32)より引用
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現在、箕面市で建設中の2校目の公立小中一貫校(施設一体型)は、およそ1300人規模の大規模校。来年4月の開校を間近に控えて、カリキュラム編成はもとより生徒の制服のデザインに至るまで、今まさに準備の真っ最中です。
しかも、視察に対応した「とどろみの森学園」の教頭先生は、初代小中一貫校でリアルタイムに培っているノウハウを活かすため、2校目の準備にも関わるメンバー。・・・その先生が、三条市で検討中の同規模校(1500人規模)に対して、否定的な見解を述べることは状況からしてもアリエナイことはおわかりでしょう。
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実際、先生に確認したところ、
  • (三条市の計画について)素直に「すごいですね。」と応じたけれど、否定する発言なんてするわけがない。(うちも彩都でつくるわけだし)
  • 「本校はきめ細かな異学年交流を行うことができている。」とは説明したけれど、「少人数でないとできない」「少人数ほど効果がある」などという説明はしていないし、するはずもない。
とのこと。「視察時にはそれなりに充実して帰られた様子だったのに、裏切られた思いだ」と悲しそうに憤っていました。
実はその日、新潟という遠方からのお客様でもあったため、僕も視察現場に顔を出して「新政クラブ」の議員さんたちにご挨拶させていただきました。そのときの穏やかな雰囲気も目にしているので、先生の憤る気持ちがよくよくわかります。

小中一貫教育について、肯定・否定を含め、それぞれの持論を展開することは、なんら否定されることではありません。議論のぶつかりあいのなかで最良の道を選択していくことは、僕たち政治に携わる者の責務です。
でも、今回のように「事実を捏造する行為」は、業務時間を割いて対応した職員はもちろん、小中一貫教育に真摯に取り組む箕面市の姿勢と視察対応の誠意を愚弄する行為ですし、失礼ながら三条市議会の品格を疑い、地方公共団体間の信頼関係をも失墜させかねない非常識な行為としか感じられません。

念のため、誤解なきよう。「視察に対応してやったんだから褒めろ」などという気はさらさらありません。批判していただくのも大いに結構。・・・でも自分の都合で事実を曲げちゃいけない。

三条市内で発行される印刷物なら、箕面市の関係者が目にすることもないし、適当に書いても問題ないだろう・・・そんな安易さや悪意すら疑ってしまうこのチラシ。
たとえ遠く離れた地域限定であったとしても、箕面市の努力が誤解されたり、職員の誇りを穢されたりすることを見過ごすことは、僕にはできません。三条市議会「新政クラブ」に強く抗議します。正直、視察対応した箕面市の人件費を返せと言いたい。

ちなみに、なぜ目にするはずのないチラシを僕が知ったか。それは三条市の担当者が事務レベルで箕面市に問い合わせしてきたからです。三条市の学校準備チームとしては当然ですよね。成功するよう、がんばってください!・・・ただし、うちの2校目も負けません。(いや、勝負じゃないですけど、まあ切磋琢磨!切磋琢磨!)

今日は楽しくない話題ですみません。・・・が、箕面市の誇りのためにご容赦を。
posted by 倉田哲郎 at 19:44 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年08月27日

2周年

早いもので、今日8月27日で市長に就任させていただいて満2年。
いただいた一期目の任期(4年)の折り返し地点。・・・いやはや、ホントに早いなぁと思います。ひたすら早い。もう2年たっちゃったのか!と。

2年が経つと、さすがにいろんなことがカタチになりはじめることも実感。
ちょうど急ピッチで進んでいる学校改修や、桜井駅前の暫定ロータリー開通直前のオレンジゆずるバスなど、わかりやすく目に見えるものも、市役所の雰囲気のように見えにくいものも。

就任当時はツボくらいしか飾られておらず、殺風景だった市長応接室の景色も、かなり賑わって雰囲気が変わりました(笑)。
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また、このタイミングで箕面の明日をつくる会が「まちづくりニュース“市民のチカラ!”2010年8月号」を発行してくださいました。ありがとうございます!
自分のことって、実はこうしてまとまって眺める機会が意外に少ないんですよね。「ああ、これは嬉しかった。」「ああ、これはまだまだだ・・・。」とか振り返りながら次につなげるバネにもなります。

地域の皆さんにも、職員の皆さんにも、いっつもいっつもたくさんの人に助けてもらいつつ過ごしてます。感謝はひとときも忘れたことがありません(職員さんにはときどきキツイことも言ってますが、感謝してるのはホントです)。
次の一年間もかわらず全力で走っていきますので、どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。
posted by 倉田哲郎 at 08:45 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年08月10日

箕面市の小・中学校を一気に改修中!

箕面市は今年度で一気に小・中学校の耐震化100%を完了します。
なお、幼稚園・小学校・中学校の耐震化をすべて完了するのは大阪府内で箕面市が初めてとのこと。
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それもこれも、昨年のちょうど今頃に発表させていただいた「箕面市・緊急経済対策プロジェクト」のたまもの。耐震化だけでなく、クッサイと評判(汗)で念願だったトイレ改修も、太陽光パネルの設置も、体育館の改修も、国の支援措置を最大限に活用して、1年間で一気にすべての小・中学校の施設整備を実行します。
例年だと、箕面市が学校改修にかけている予算は1年あたり5億円くらい。それが今年度は51億円なので、だいたい10年分の改修。

今からおよそ1年前くらい、市役所には特別に担当チーム(学校等大規模改修事業担当・総勢16名)を編成。小・中学校の先生方も全面協力。工期や安全対策はもちろんシックスクール対策なども含めて、(当たり前ですが)子どもたちに配慮しながらの工事となるため、落札した工事業者にも多大なご苦労をおかけしての事業。
地域の皆さんも、工事車両の出入りや騒音など煩わしいと思いますが、いざというときの避難所にもなる小・中学校なので、どうかご理解&ご容赦いただければと思います。

そして、今、学校に子どもたちのいない(少ない)夏休みは工事の集中期間
各校で一気に工事を進めている最中、進捗状況を見に行ってきたのでご報告です。
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耐震補強の巨大な鉄骨(ブレース)を組み立てて(↑)、必要な教室にはめこんでいってます(↓)。下のフロアほど多く、上のフロアほど少なくなります。ちょっとブサイクになるのは残念ですが万全の耐震性能。・・・ちなみにちゃんと白く塗装するので、写真よりは見栄えはマシになります。
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こちら(↓)はトイレをバラして全面改修中。僕は、子どもたちからも、保護者の方からも、直接「学校のトイレがクッサイからなんとかして」と言われたことがあります。・・・なので悲願のトイレ改修でした。
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そして・・・これが公立の小・中学校のトイレか?!とビックリする出来栄え(↓)。
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もちろん、使えるものは大事に使います。写真(↓)は、ドアや戸棚を塗りなおして乾かしているところ。教室はキレイになります。せっかくなので今後もキレイであり続けるように、子どもたちには大切にしてほしいなと思います。
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フローリングになっていない体育館は、この機会に板張りに(↓)。つい先日、見に行った担当者が「体育館の床下がムキ出しだった」と言ってたんですが、短期間での工事業者さんのスピーディな作業に感服。
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夏休み期間中だけ、教職員室は引っ越してもらってます(↓)。引っ越してる間に耐震化工事を終え、また戻ってもらいます。短期間で引っ越したり戻ったり、荷物が多いので先生方も大変ですが感謝!
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新しく床を張りかえなきゃいけない部屋があったり(↓)。
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もともとの床を削りなおしてピカピカに仕上げなおす部屋があったり(↓)。学校ごとに、棟ごとに、部屋ごとに、これまでの改修時期や耐震性能・構造もバラバラなので、古いものを新しくする場所や、新たに造りなおす場所など、一つ一つを判断しながら全小・中学校をリニューアルする大作業です。
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それにしても、真夏の工事中の建物内はアッツい・・・。
関係者すべてに感謝しつつ、とにかく安全第一をお願いします。
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キレイになった教室・トイレ。夏休みがあけたら、子どもたちがビックリして歓声をあげることを期待してます!
posted by 倉田哲郎 at 22:26 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年08月02日

まつりのアト2010

早いものでもう8月。7月から8月にまたがる週末、箕面まつりが盛大に開かれました!
今年は箕面まつり25周年の節目ということで、いつもの2日間(土・日)に、金曜日のサンセットライブを加えた3日間の拡大バージョン。
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運営スタッフ・ボランティアさんたち、出店された皆さん、そしてなによりも笑顔でお祭りを楽しんでくれた参加者の皆さん、本当にありがとうござました&おつかれさまでした!

金曜日のサンセットライブは、箕面にゆかりのあるアーティストやアマチュア参加による大音楽祭。セーリング中野サユリPresence Of Mind、そして、スペシャルゲストにJAY'ED桂ざこば師匠(←実はこの2人ご親戚)を迎えて盛り上がりました。
もちろん、昨年の箕面まつりから参加している箕面の小学校の先生で結成された“MMJ”も、僕もベースで参加する“HappyHappi”も一緒に出演です。・・・それにしてもさすがプロはスゴイ。音はもちろんのこと、お客さんの惹っぱりかたも一流!
このサンセットライブにあわせて、それぞれのアーティストにぜひ“箕面”を背負って活躍していただくべく、「箕面特命大使」の称号を(勝手に?)授与させていただきました。

桂ざこば師匠には「箕面文化大使」
JAY'EDさんには「箕面R&B大使」
中野サユリさんには「箕面歌姫大使」
セーリングさんには「箕面歌謡ロック大使」
Presence Of Mindさんには「箕面の森の守りびと大使」

それぞれのブログでとりあげてくださってて嬉しいです。これからも箕面をあげて応援してます。よろしくお願いします!

2日目の土曜日は、僕は家族で参加。
箕面営業課ブースのモミジーヌにも興味津々(笑)。
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ステージも屋台もものすごい人で盛り上がってました!
さっき来場者数の速報を見たんですが、やはり、一昨年より昨年、昨年より今年と、5000〜10000人オーダーで参加者が増えてました。そりゃ、歩けないほどの賑わいになるわけだ・・・と納得。

3日目(最終日)のメインはやっぱりパレード。
もはや常連ともいえるハーレー・吹奏楽・よさこい・民謡・サンバなどなどの各グループだけでなく、新顔も多く登場。それぞれの個性で目を惹いていました。・・・ちなみに僕はパレード終点の箕面FM(タッキー816)ブースで喋り続けながら(笑)皆さんをお出迎え。

また、今年のパレードでは、この9月1日から運行する「新しいバス」の実機が初お目見え。その名も「オレンジゆずるバス」。公募でデザインと名称が決まり、ペイントが施されてギリギリ間に合ってのロールアウト!
9月からは市内を走り回りますが、すごく愛されそうなバスに仕上がってます!
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今年も美しかった夜の瀧道のキャンドルロード、芦原公園&スパーガーデンの歩けないほどの賑わい、パレード沿道の人垣など、25年かけて本当の意味で市民のお祭りとして定着してきた箕面まつり。

昨年もリンクさせていただいたfuruokaさんのブログ、お祭りの空気をきれいに切り取ってくださってます。ほかにも、箕面まつりの雰囲気を伝えてくださってるブログをいくつか紹介しようと思ってgooブログで検索したら想像以上に大量にヒットしたので、ここではコチラとかコチラとかくらいにとどめておきます。たっくさんあるので探してみてください。
昨年はこんなにヒットしなかったんですが、ブロガーさん増えたのかな???思い出に感じてくれた人が増えたのかな???

今年も終わるのが名残惜しいほど盛大なお祭りになりました。
改めて、すべての参加者の皆さんに感謝です!
posted by 倉田哲郎 at 17:11 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年07月20日

緑のBOX?

萱野中央の土地区画整理事業が完了し、商業核visolaを擁する新たな“まち”がグランドオープンした2003年10月頃、僕は箕面市役所の一職員でした。
visolaの南側には市営駐車場があるんですが、その頃、僕はこんなことを聞いてました。

「市営駐車場は、今は灰色の無機質な箱。
 でも、周りの樹が育って、壁面にはツタが覆っていくので、
 将来は市営駐車場が丸ごと“緑のBOX”になるんだよ。」

実は、僕、けっこう楽しみにしていたのでした。それから1年が経ち、2年が経ち、なかなか“緑のBOX”になりません。・・・でもまあ、緑が育つには時間がかかるから、気長に待つしかないのかな・・・などと思いつつ。

それから2年ほど東京で仕事をした後、箕面市長に就任させていただいたのが2008年8月。
それでもまだまったく“緑のBOX”は出現していませんでした。さすがに5年近く待ったのだから、そろそろいいかなと思って、就任してすぐ職員に聞いてみました。

「萱野の市営駐車場って“緑のBOX”になるハズじゃありませんでした?
 実は、僕、5年越しで楽しみに待ってるんです。」

すると、当時をよく知る職員も少なからず同じ想いはあった様子で、なかなか緑が育たなかった原因究明と対策を快諾。もともとご商売柄、緑に造詣の深い市議会議員さん(神代議員・中井議員)のアドバイスもいただき、試行錯誤がはじまりました。

その結果、昨年の夏はなかなかうまくいきませんでした。
・・・でも、ようやく今年は!!!(↓)
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少しずつですが、それっぽくなってきました!いやー、嬉しいです。
“緑のBOX”を見てて、(当たり前ですけど)モノゴトってのは形になるのになかなか時間がかかるものだと改めて実感(笑)。

・・・早いもので、8月で市長に就任させていただいて2年を迎えます。
今年は、全小・中学校の一斉改修、箕面駅前〜滝道の再整備、桜井駅前の暫定ロータリー整備、止々呂美ふるさと自然館、第2総合運動場の保育所新設をはじめ、ハード・ソフト両面で、これまで2年の準備を経てきた多くのものが、ようやく実際に目に見えはじめるタイミング。
工事車両の行き来なども増えますので、今年は特に市内を動くときにはぜひご留意いただければ幸いです。

ところで、7〜8月の週末(金・土・日)は「箕面の川床」第2弾です!
ゴールデンウィーク時の川床(第1弾)の賑わいはこちらにレポートしていますが、なかでも今度は「夜の川床」。詳しくは箕面市「川床」特設サイトをご覧ください!(・・・ちなみにまったくの余談ですがチラシ(↓)に使われている夜の川床の景色・・・実は僕の写真です(笑)。)
ライトアップもされている瀧道をぜひ楽しんでいただきたいと思います。
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posted by 倉田哲郎 at 15:58 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年07月01日

北大阪急行の延伸(その10)〜市長に就任してから(下)

平成21年4月11日、新聞にデカデカと掲載された「関西鉄道網“環”の完成を」という記事。その内容は、関西の鉄道ネットワーク整備に向けて、JRや私鉄大手5社などを集めて“鉄道サミット”なるものを開くというもの。
・・・この記事、実はまったく嬉しくなかったのです。逆です。逆どころか、正直、アタマにきました。なぜなら、そこでメインターゲットとされているのは「なにわ筋線」。そして、主導しているのは、どうやら国土交通省(近畿運輸局)と大阪府なのです。

地元市が資金まで積み立てて準備し、鉄道事業者(阪急電鉄)とも協議を進めている北大阪急行線の延伸に対して、ほっっっとんど準備ゼロの「なにわ筋線」。そんな状態で、北急の頭ごなしに「なにわ筋線」が先行するというのは青天の霹靂。・・・そりゃユルシガタシでしょう!!!
そこで、報道が流れた直後から、大阪府の知事・副知事、国土交通省近畿運輸局は局長に対し、仮に「鉄道サミット」なるものを開くのであれば、箕面市を参加させるべし、そうでなくとも会議のなかで北急延伸をテーマにあげるべし、と(かなり)強力に(強引に?)アプローチ。阪急電鉄も同調し、水面下で非常に激しい動きを展開しました。

実は、その過程で(“対・なにわ筋線”という意味も含めて)強く主張したのが、「北大阪急行の延伸は、関西空港へのアクセスとしても不可欠」というロジック。なぜなら、“なにわ筋線”の話が突然浮上したのも、大阪府の関空戦略の一環だったから。
要望だけなら多数の鉄道整備計画を抱える大阪府にとって、大阪府なりに一つを選ぶ理由が必要というのも道理。それならば、大阪府が北急延伸を選択しやすい理由をインプットすることも僕たちの戦術でした。

結果として「鉄道サミット」への直接参加は叶いませんでしたが(さすがに(笑))、北急延伸は会議の説明テーマのなかに入りました。
この説明を受けて、会議のなかで「阪急さんは北急延伸に後ろ向きなのでは?」と発言したのが橋下知事
これにすかさず阪急電鉄が「法律が変わったので前向きです」とキッパリ即答
この阪急電鉄の前向きな反応に、橋下知事は「え?そうなんですか?」とあきらかに意外だった様子(・・・ということは、橋下知事に事前説明していた大阪府庁がそういう認識だったということ)。

鉄道関係者の面前で展開されたこのやりとりは、とっても地味ですが、大阪府庁をはじめとする関係者の認識を転換する意味で、実は転機の一つになったように感じています。

以後、これまで以上に阪急電鉄と箕面市は密な情報交換を重ねるようになりました。この時期は、特に、平成21年11月に取りまとめられた「北大阪急行線延伸整備計画深度化調査報告書(整備計画案)」の最終調整の時期とも重なっていたので、なおさら。

その後は、「北大阪急行の延伸(その5)〜知れば知るほど賛同してくれると信じて」に書いたようなPR活動へとつながっていきます。ちなみに、このすぐ後の平成22年1月には、毎日新聞が「千里中央駅から北へ2駅」と北急延伸を大きく取り上げてくれたりという追い風もありました。
このほかにも、良くも悪くも関西3空港問題と絡まったり、なにかと話題にあがるようになったのも、前述の橋下知事発言なども含めた状況変化ゆえと感じます。

また、平成21年11月27日には、地元選出の大谷信盛衆議院議員のご助力により、政権交代後の国土交通省にも協力要請に行きました。お会いしたのは国土交通副大臣の辻元清美副大臣。排気ガスの多い新御堂筋から、クリーンでエコな鉄道(公共交通)へのシフトは、どの政権であっても解決すべきテーマ。
支援を約束いただいて帰ってきましたが、改めて平成20年8月28日(谷垣禎一大臣)の協力要請のときの写真と一緒に眺めると、なんだか1年半足らずの間の時代の移ろい(政権交代)が微妙に感慨深い・・・。しかも、さらに連立離脱とかありましたし・・・。
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そんなこんなで現在に至ります。思えば、市長に就任させていただいた平成20年8月頃に比べると状況は雲泥の差。よくもまあここまで流れができてきたとも思いますが、むしろ、これからが勝負。まだ決定打には至っていません。

平成22年2月に公表した箕面市の新年度の施政方針は、箕面を100年間支え続けてきた阪急箕面線の100周年に思いを馳せつつ、新たに100年を支えるであろう北大阪急行の延伸を大きくクローズアップした(ちょっと異例の)施政方針に仕上げました。
この勢いをもって正念場に挑んでいこうと気合いれてます。そのためにも、ぜひとも多方面にご理解&ご支援をお願いしたいと思います。

(つづく)
posted by 倉田哲郎 at 10:45 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年06月23日

北大阪急行の延伸(その9)〜市長に就任してから(上)

ところで、北大阪急行の延伸について、僕が市長に就任させていただいてから、どんな状況だったか。せっかくですので、これも振り返って共有しておこうと思います。
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僕の市長就任日は(当たり前ですが忘れもしない)平成20年8月27日。そして、地元選出の原田憲治衆議院議員のご助力により、早速、その翌日8月28日、国土交通省に「ホンキで北大阪急行線の延伸を進めるのでよろしくです!」と協力要請に行ってきました。
お会いしたのは当時の国土交通大臣だった谷垣禎一大臣。併せて、国土交通省の要職の方々に、ご挨拶とともに協力をお願いしてまわりました。

ところが、政治職である谷垣大臣だけは別でしたが、このときの国土交通省(官僚さんたち)の反応のほとんどは「へぇ、そんな計画あるんですか?」「ホントですか?」「もう何十年も止まってるプロジェクトでしょ?」「たいていは地元市の意向がまとまらなくて頓挫するんですよ」などなど。・・・正直、悪すぎ。口調は丁寧な方ばかりでしたが、あまり相手にされてない感じ。

僕の率直な感想は「むー、ここまで(国にとって)マユツバ状態とは。まずは議論にのせるところからか。」といったところ。この日から、東京に行ったら(別の用事だろうがなんだろうが)必ず国土交通省に寄って進捗を伝える・・・という日々が始まりました。

そんな度重なる国土交通省行脚のなかで、風向きを変えるのに有効だった要素の一つは、箕面市が北急延伸のための基金(交通施設整備基金)を積み立てていたこと。十分とはいかずとも、少なからず準備資金を実際に積み立てているという事実は、箕面市の本気度を示すのに有効でした。
 (国)「鉄道計画ってのは、地元市が負担から逃げて頓挫するケースが多いんですよ。」
 (市)「いえ、すでに箕面市は26億円の基金を積み立ててるんですよ。覚悟してます。」
 (国)「えっ?そうなんですか?」

大阪府も同様の反応。大阪府内でも、ただ「鉄道を作ってくれ」と“求めるだけ”の要望は何ヶ所もありますが、地元市が準備資金まで積み立てて負担を覚悟しているところは箕面市を除いて皆無。おそらく国にとっても珍しいケースゆえに説得力があったんだろうと思います。

僕の就任時すでに(諸先輩が積み立てた)約26億円の基金があったので、平成20年12月補正予算で0.5億円を積み増ししました。・・・ただ、このとき調べてみたら、積み増ししたのは実に14年ぶりとのこと。たしかに、国から忘れられるのもムリはないかも、とも(ほんの少し)思いました。
将来の負担を減らすためにも、少しずつでも計画的に積み立てていくのは家計と同じ。さらに、平成21年4月当初予算で0.5億円、平成22年4月当初予算で1億円を積み増しして、現在の北急延伸基金は約28億円となっています。

また、以前から年一回の定例で秋頃に府議会議員を通じての各市町村から大阪府への要望活動というのがあります。市長就任後すぐの平成20年11月にもあったのですが、もちろん北急延伸をテーマの一つにあげた結果、ここでも大阪府の担当者と(大声で)かなりのやり合いになりました。「箕面市は本気だから、大阪府もちゃんと真剣にやれっ!」みたいな。
・・・終わってから、同席していた府議会議員に「毎年やってるけど、府市でこんな激しいやりあい初めて見た」と苦笑されたのをよく覚えています。

このほかにも、平成21年4月には、市役所に「北大阪鉄道延伸課」を発足させました。
常設の課の設置は、対外的な交渉がメインとなる北急延伸のような仕事には不可欠。こんな風にして着々と組織として腰を据えて物事を進められる体制を整えたり・・・。

さて、そんなこんなで就任から8ヶ月ほどが過ぎ、ようやく・・・本当に「やっと」といった感じですが・・・国にも大阪府にも相手にしてもらえてるかなぁ?と感じるようになってきた平成21年4月、転機の一つが訪れます。
それは、ある日の新聞にデカデカと掲載された「関西鉄道網“環”の完成を」という記事でした・・・。

北大阪急行の延伸(その10)〜市長に就任してから(下)”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 11:54 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年06月18日

続・「大阪“都”構想」をどう思う?〜大阪市長平松邦夫さま

いやぁ、ツイッターやブログというのはおもしろいものです。平松邦夫大阪市長から直々に宛名つきでコメントをいただくとはビックリ&光栄。
5月24日に書いた「『大阪“都”構想』をどう思う?」については、橋下知事にツイッターで紹介されたり、思わぬ広がりになりましたが、あるべき自治の姿をどう描くか?の議論の一貫と思いますので、平松市長の胸を借りるつもりで反応していこうと思います。
(平松市長、ありがとうございます!)

さて、平松市長のブログ「大阪"都”構想への思い…箕面市長倉田哲郎様」はコチラ。以下、ご指摘について考えを書きます。(※なお、僕の基本的な考え方については先に5月24日の「『大阪“都”構想』をどう思う?」を参照ください・・・お読みでない方は。)

まず、「周囲との協調をまったく考えない大阪市」「大阪市に手出しできない大阪府」については、(橋下知事がどういう意図で発言しているかは知りませんが)僕の場合、あくまで「仕組み」がそうなっていることを問題と感じています。したがって、繰り返しになりますが、平松市長や議員、職員個々が悪いとかそういうことではありません。

事実、日々の大阪府&大阪市の行政活動は、「大阪市は大阪市のことだけを考える」「大阪府は大阪市に手を出さない」という指向性で動いているとしか感じられません。少なくとも、2大パワーである大阪府・大阪市にとって「相互に協調&協力すること」が組織の本能として性格づけられているとは到底感じられません。・・・仕組み上、別々の組織として作られていますから、当然でもあり仕方なくもあるのですが。

そのことは、いみじくも平松市長が書かれている「府が大阪市域に投資してくれることを拒んではいません」という表現にも感じてしまいます。拒むとか拒まないとかではなく、当たり前のこととして一体的に動くべきでは?と、思ってしまうのです。
また、続けて平松市長が「少なくとも私の任期中は」と書かれているのも一つの証左。協調姿勢は「平松市長の個性」で成立しているのであって、2大パワーである大阪府・大阪市の「組織の仕組み」ではそうなっていない。僕は、それを問題視しています。

それと、たしかに東京特別区の廃止論を掲げている団体はあります。論調を読むと(個人的には)“特別区の起こり(経緯)に拘りすぎでは?”という感想を持ってしまいますが、この廃止論は同時に「基礎自治体連合」なるものの発足を提唱しています。
ここで連合長として想定されているのは、連合内の市長の1人。すなわち、実はここでも、1人のリーダーが、市を運営しつつ、同時に広域的な仕切りもする仕組みが描かれています。(・・・でも大阪はリーダーが2人)

なお、府と政令市に「細かい点」で相違があるのは(違う制度である以上)当然のこと。僕が「同格と捉えてよい」と書いたのは、現実に2つの権限が遠慮&ケンカしあっていることについて、仕組み上の原因を示しただけであって、「細かい点」まで一緒であるかどうかを論じたいわけではありません。

また、平松市長は、いくつかの大阪市が広域に貢献している事例を出されています。それを否定する気はまったくありませんし、パワーある大阪市の行動として歓迎し称えられるべきことです。
でもそれは「大阪市もがんばってるよ」という話であって、2人のリーダーが存在しなければならない理由にはなりません。シンプルに1人の方がもっと整合がとれるのではないかなぁと素直に感じてしまうのです。

なお、「東京都モデルの方が優れている」と思うのは、首都やら効率やら人口規模の問題ではありません。シンプルに、今の大阪にない「府・市2つの権限が張り合うのでなく、広域的な視点をもった1つの強い都市政策が必要」と思うからです。それが今の大阪には欠けている・・・。

ちなみにですが、僕は大阪版特別区の人口規模が何人であるべきか?といった点は、これから議論すればいいと思っています。
橋下知事の提唱する人口規模が正しいかどうかはよくわかりません。・・・というか、この点については個人的には、そもそも「一律にこの程度の人口規模であるべき」という答えが本当にあるのか自体を疑問にも思いますし、むしろそこは地域によってケースバイケースのような気もしています。

まさしく長い歴史があり、人々の暮らしを支えてきたコミュニティを守り、かつ、新たな息吹を注ぎ込むためにも、硬直化した仕組みは時代に応じて見直しを進めるべきと思います。仕組み(制度)はそれぞれの時代を生きる人のために設計されるべきものなのですから。
強い地域をつくり、自治を創造するためにも、古くからの府市制に固執して、大阪府・大阪市で張り合うのではなく、力を抜いて胸襟を開いて、制度論まで踏み込んで“あるべき姿”を求めてはどうか?と思うのです。そんな想いで、やっぱり僕は「ONE大阪」「1つの大阪」というコンセプトにエールを送ります。

まあ、「力を抜いて胸襟を開いて」という点については、橋下知事にも言わなきゃいけないかとは思いますが・・・。

今日、箕面市議会で設置条例を議決いただいた「箕面市止々呂美ふるさと自然館」
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↑↓その一部として“キャンプ場”を想定している「野外活動緑地」の姿
・・・実はココ、国と揉めた余野川ダム湖用地。発想を転換してこれを転用!
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posted by 倉田哲郎 at 18:04 | TrackBack(1) | 活動日誌

2010年06月07日

「箕面」の2文字

僕は「箕面」という字が好きです。読みにくいながらも、ちょっとゴツくて特徴のある文字の形、個性の強いビジュアルな2文字に、限りないアイデンティティを感じます。
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その昔、仕事でソニー本社に伺ったとき、お茶が出てきました。
白くて丸っこくて青い線の入った、どこの会社にもありそうな、なんの変哲もない陶磁器の湯のみ茶碗でした。一見、ヘタすると100円ショップでも売ってそうな・・・。ところが、口に近づけるときによく見ると、なんとフチのところに(線と同じ焼き模様の青色で)あの「SONY」のロゴが!!!
「え?茶碗までソニー製なんですか?」と聞くと、「いえ、もちろんソニー製品じゃありませんが(笑)、うちの社員は“SONY”のロゴが大好きなヤツばかりなもんで(笑)。」

・・・ああ、ソニーの強さってここにあるんだ。

嬉しそうに、かつ、自信をもって語る部長さんの、ちょっと照れくさそうな笑顔にそう感じたこと、今でも強く印象に残っています。

企業の社員のアイデンティティと、地域のアイデンティティが一緒とは思いません。でも、「好き」というのはすべての原動力なんだと感じます。僕は、市民の皆さんにも、もっと箕面のことを再認識して、もっと好きになってもらいたい。そう思います。

そのなかの小さな一つとして「箕面」っていうせっかくの個性的な文字も、もっと大事にしたいなぁと思ったりするのです。
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初めて見る人は「箕面」って読めません。関西以外の人は「箕面」って読めない人も多いです。
読めない人は、なにかの文中で「箕面」って目にしたとき、心の中で「なんて読むんだろう」と小さくともひっかかりを覚えます。恥ずかしくて声には出さずとも、頭の中で「キメン」「ミノモ」「ミノメン」とか、テキトーに音をあてはめて文章を読みます。
でも、僕は、正しく読めちゃって気にも留められずに読み流されるよりも、小さなひっかかりだけでも印象に残ったほうが良いと思うのです。心の中で「読めねーよ」って小さくツッコミまで入れてくれたら、それこそトクだと思うのです。
いつか、その人がTVで耳にしたり、フリガナつきの文章を見たときに、「ああ“ミノオ”って読むんだ」って思ってくれたら、通算2回、頭の中でひっかかるわけです。読めちゃってなんのひっかかりも印象にも残らず素通りしちゃう地名よりも、僕ははるかに良いと思うのです。

しかも「箕面」ですよ「箕面」。特に「箕」の字。なんかちょっとしたゴツゴツ感と凛とした古風さとが混ざったデザインの文字。人によっては書けなくとも、カタチの印象は頭に残る個性的な文字。いいじゃないですか!
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こういう読めなさ感も、デザイン的にも、僕はこの「箕面」って2文字が大好きです。

だから安易に「みのお」とかヒラガナ表記にしなくていいのに・・・っていつも思います。どうしても音読できなきゃいけない場面で使うときは「漢字+フリガナ」でって思います。

全国の人が「箕面」を読めるようになる。僕の夢の(小さな)一つでもあるんですが、そのためには、ヒラガナで書けば済むってものではありません。没個性なヒラガナは逆効果。むしろ漢字「箕面」のチカラにこだって積極的に活かさないと。
ぜひ、皆さんも「これなんて読むの?」って言われたときは、“知名度が低い・・・”とか寂しがらないでください。だって、わざわざ相手から「箕面」のことを話題にする機会を作ってくれたわけですよ!ここぞとばかりに箕面のことをバシバシ自慢してほしいと思います。

そんなこともできる全国に一つしかない個性的な「箕面」の文字を背負うことに、僕は限りない喜びとアイデンティティを感じるのです。
posted by 倉田哲郎 at 16:22 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年05月31日

新緑の箕面〜快晴の週末

ちょっと最近、小難しいトピックが続いてしまってますが、リアル箕面は、晴天の下、かわらず穏やかに元気に週末を迎えています。たまにはそんな箕面の景色を。

29日(土)は「箕面シニア塾」の開校式。「箕面シニア塾」は、これまで箕面市が文化振興事業団と一緒に展開していた「高齢者教養大学」や「箕面市民大学」を一本化したもの。
サンプラザ8Fの会場は満席だし、皆さん笑顔だし騒々しいし(失礼)、いやはや元気元気元気元気。ハンパじゃないです。気圧されるくらい。
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最近、採用説明会で大学に行く機会があるんですが、大学生よりも「箕面シニア塾」参加者の方がはるかに元気・・・大丈夫か?!若者たち!(まあ、就職説明会の雰囲気と比べちゃダメですよね・・・でももっと覇気がほしい!)

近年、地区福祉会・自治会・NPOなどなど、テーマ型の団体にせよ、地縁型の団体にせよ、活発に動かれているメンバー自身の高齢化が課題になっている印象があります。
ここで、新たな活動メンバーを拡大できるか否か。このことが、この先10年間の箕面の市民活動&地域活動のチカラを左右すると感じます。

そこで、特に(僕が勝手に)有望視させていただくのが、これまで企業戦士など第一線で活躍されてきた団塊の世代の方々。・・・もちろん、学生などの若年層、僕と近い30〜40代などにも強く期待するのですが、全世代に総花的に呼びかけても効果は薄い。
まずは重点をおくターゲット層として、まさに大量退職時期を迎える最中の新たなシニア世代に、退職後、いかに地域で活躍いただくか、いただけるか。この仕組みを考えていきたいと思っています。
今回の「箕面シニア塾」のスタートはその一環。また、そういう世代の方々の相談窓口「(仮)シニア・ナビ」も市役所に開設を準備しています。それと、人材バンクのようなものも考え中・・・。

ちなみに、職員から「市長、“塾長”やってください。」と言われたんですが、人生の大先輩方を前にして35歳で“塾長”はムリ。(「じゃ“塾頭”で・・・。」「いや、それは“魁!男塾”でしょ。そういう問題じゃなくて・・・。」)
丁重にお断りして、昨年まで「高齢者教養大学」を担ってきた文化振興事業団の理事長さんにお願いして快諾いただきました。(いえ、理事長がシニア世代だとか、そういう意味では・・・。)

ともかく力強くスタートした「箕面シニア塾」。いろんな方々にとって、それぞれの“きっかけ”となり、広がっていくことを期待しています。

さて、この週末は、NPOみのお山麓保全委員会の総会や、中途障害者作業所「いきがいワーク」のリニューアル開所式などなど、ほかにもたくさんの行事・会合がありました。せっかくなので、その一部を。

29日(土)には、東小学校の運動会。秋に開催する学校が多いですが、この新緑の季節も最高です。最高の運動会日和に恵まれ、子どもたちの笑顔に思わず和みました(笑)。
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30日(日)には、スカイアリーナで第35回箕面市空手道大会。
一番小さい子は、なんと4歳から大会参加。道着がムチャクチャかわいい!・・・でも、凛々しくキマってます。やはり、日本の武道が研ぎ澄ますのは、体力・技術だけでなくココロ!
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また、先般4月に市長表彰させていただいた「ラート」の練習会があったので行ってみました。市長表彰させていただいたのは西小学校5年生の田口成美さんで、なんと全日本大会ジュニア部門で第2位(女子直転種目)に進出!
・・・といいつつ申し訳ありません。僕、実は「ラート」って知りませんでした。なので百聞は一見にしかず。
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ドイツ発の競技で、これ、スポーツとしておもしろいです。それに演技を目の当たりにするとスゴい!
ちなみに、ちょっと体験させていただきましたが、ブザマな感じ・・・なので、小さな写真で・・・。
100531e.jpg競技人口は徐々に広がっている段階のようですが、練習会など体験できるところはまだまだ少ないとのこと。そんななかで箕面の西小学校で練習会があるというのは嬉しいです。これからも頑張ってください!

新緑の箕面、揺るぎなく元気です!
posted by 倉田哲郎 at 14:46 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年05月24日

「大阪“都”構想」をどう思う?

さて、大阪市議選(福島区補欠選挙)を「大阪維新の会」が制しました。
ホットな話題でもあり、ときどき尋ねられるテーマなので書いておきます。ちょっと長いですが・・・。

僕は、橋下知事の「大阪維新の会」には(もちろん)入りませんが(維新の会だけでなく、どこの政党にも入りませんが)、大阪府・大阪市を統合する「大阪“都”構想」には絶対的に大賛成、これは必ずやるべしという立場でいます。
一応、昨日の大阪市議選、大阪維新の会の“初陣”が圧勝を飾ったから勝ち馬に乗るとかではなく、このことは以前から表明してます・・・念のため(笑)。

東京に長く住んでいた僕にとって、たった1人の知事のリーダーシップにより都心エリア(23区)の大きなまちづくりが強く展開されるという構図は自然のこと。しかも、住民の暮らしに密着した行政分野は公選制の区長・区議会が担当するから、個々の地域特性にも民意が反映する仕組み。
その感覚からすると、大阪都心エリアのビジョンを描こうとするリーダーが2人いて(大阪府知事・大阪市長)、しかもその2人が対等に言い争ってモノゴトが進まない図というのは違和感ありありなのです。
掛け合い漫才(笑)のように言い争う知事&市長。見ていて(エンターテイメントとして)おもしろいですが、行政体としては壮大なロスとしか思えず、大阪に住むようになってから、いつも「なんじゃこりゃ」と感じてばかりでした。

制度上「政令指定都市」というカテゴリーに入る大阪市は、都道府県レベルの仕事のほとんどを独自に扱うことができるようになっており、多くの分野で大阪府の権限は及びません。その意味で、大阪府と同格と捉えてよいと思います。
その結果、大阪府は“大阪市を除いたエリア”だけを相手に仕事をする。大阪市は大阪市だけのことを考えて仕事をする。このため、都心部から緩やかに広がる「大阪」としての大きなまちづくりの視点は欠落する・・・今はそんな構造。

大阪府・大阪市の水道事業の統合が議論されたのは記憶に新しいですが、最終的な方向性が、当面は「大阪市」と「大阪市を除く市町村の連合体」の2つの水道事業でいくというモノワカレに終わったのは、一つの象徴的な事例。
ただでさえ都道府県のなかでも面積の狭い大阪府でありながら、「周囲との協調をまったく考えない大阪市」と「大阪市に手出しできない大阪府」。この両者が互いに遠慮&ケンカしするだけで並存し続ける大阪に、僕は、大都市圏としての明るい未来があるとは、正直、感じられません。

そこでモデルとなるのが東京23区の仕組み。
大阪維新の会も提唱する「大阪“都”構想」とは何か。

どちらも都心部に多くの「区」を抱える東京と大阪。行政に携わる仕事をしていなければ相違に気づかないかもしれませんが、この両者、実はまったく違う制度です。
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それぞれの都心部をグリップしているのは、東京は「都」(広域行政体)、大阪は「市」(狭域行政体)。・・・まずここが違う。広域の視点をもって都心エリアの都市政策ができるかどうかが異なります。
さらに「区」の性質ですが、大阪市の「区」は「大阪市役所の出先機関」(=区長は大阪市職員)、東京都の「区」は「一つ一つが独立の自治体」(=公選制の区長・区議会を擁する自治体)。・・・ここも違う。民意が身近な区政に反映するか否かが異なります。

東京の「区」は、基本的には市町村と変わりない自治体。ただし一部の権限が東京都に吸い上げられている、いわば「プチ市町村」といった存在です。
おそらく、都心エリアは東京都が強い権限を持つ代わりに、生活に密着した身近な行政は民意を反映する自治体「区」が担当し、地域特性を活かするという考え方。それが東京都モデル。
・・・これに対して、大阪の「区」は自治体でなく、実は、大阪市の行政エリアの“区切り”にすぎません。

僕は、人口集積地でありつつ面積の狭い狭い大阪には、府・市2つの権限が張り合うのでなく、広域的な視点をもった1つの強い都市政策が必要と感じます。そのためには、東京都モデルの方が優れている。だから「大阪“都”構想」に賛成します。
(ただ、自治体呼称としてのネーミングはやはり「大阪府」が好みですが。)

ただし、どこまでのエリアを大阪都が「区」として再編すべきか。これについては、僕はもうちょっと慎重に考えた方がいいと思っています。「大阪市」が都心であることは間違いないですが、それを超えて、どこまで大阪都がグリップすべきエリアか。
大阪維新の会の素案では、かなり広いエリアが「区」に再編されていますが、これは一つの案。各地域にはそれぞれ濃いアイデンティティがあるので、もうちょっと考えていいような気がしてます。

・・・個人的には、まずは大阪市を対象に東京都モデルを導入して、周辺については次のステップで考えてもいいのでは?と思ったり。・・・今日のブログで「大阪市」のことしか書かず、例えば、同じく政令指定都市の「堺市」について触れていないのは、実はそんな感想があるからです。

さて、ともかく「大阪府・大阪市の統合」は、橋下知事が初めて提唱したのでなく、実は、歴代大阪府知事が言い続けてきたことであり、かつ、実現してこなかった難易度の高いテーマであることも、忘れてはなりません。
だから諦める・・・というのでなく、諦めず理想は追求すべき。その第一歩として今回の大阪市議選を、「大阪維新の会」が“ONE大阪”を掲げて勝利したことに(前途多難なイバラの道であることを承知の上で)素直にエールを送りたいと思います。

【一応、今日の記事はここまで。ここから先は蛇足・・・。】

選挙期間中だったので書くのを控えていましたが、大阪市議選でいくつかの陣営が「橋下知事は福島区を解体する」と主張していましたが、これはハッキリいって誤り。
福島区には住民が選ぶ区長も区議会も存在しておらず、いわば大阪市役所の出張所が存在するだけで、福島区には独立した「自治」と呼べる機能はもともとありません。・・・したがって、そもそも解体の対象が存在しない。
大阪都がモデルとする東京都23区制が導入されるならば、そこで初めて住民が「区長」「区議会」を選ぶことになるので、むしろ解体ではなく「福島区の自治の“創造”」くらいに呼んだ方がいいくらいかもしれません。

それと、大阪市が大阪市のことしか考えないのは、箕面市長・市議会が箕面市のことしか考えないのと同じで、そこにいる人たち(市長・議員・職員)の役割としては当然だと思います。だから平松市長が悪いとか、大阪市議会・大阪市行政の人たちが悪いとか、そういうことではありません。
見直すべきは「仕組み(制度)」です。そこを誤解しない冷静な議論を期待します。

あと、知事が大阪市議選に介入するのはどうか?といった声もありますが、僕は、制度上は大阪府が大阪市に手を出すことができない以上、制度そのものを左右する「政治」の世界で手を出そうとするその手法は正しいと感じます。・・・まあ橋下知事らしい(笑)とは思いますが。
なお、府・市統合後の知事(大阪都知事?)は、橋下知事でなくてもいい。平松市長が就任されてもいいと思いますし、そこは選挙の民意で決まればOK。重要なのは1人のリーダーを中心に大阪全体のことを考えていく「仕組み」だと思っています。

以上、蛇足でした。

【・・・と思ったら、平松市長とのキャッチボール?!】

 ・平松邦夫大阪市長ブログ(6月17日) : 大阪"都”構想への思い…箕面市長倉田哲郎様
 ・倉田哲郎箕面市長ブログ(6月18日) : 続・『大阪“都”構想』をどう思う?〜大阪市長平松邦夫さま
posted by 倉田哲郎 at 16:49 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年05月18日

北大阪急行の延伸(その8)〜歴代市長が繋ぐリレーのバトン(下)

さて、北急延伸という着想があっても、新御堂筋という基幹道路があっても、国の計画に位置づいたとしても、それでも当時(平成の初頭)の萱野エリアにあったのは、ただただ広がる田んぼと畑。
いくら安定成長の時代だったとはいえ、乗降ニーズのないところに駅ができるわけはありません。その一方で、この地域は「新御堂筋(R423)」「国道171号線」という強力なアクセス道路の交点ゆえに、広大な田畑に“虫食い状のミニ開発の乱発”を招きかねない危険もはらんでいました。
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平成初期の景色。長閑に見える田園風景も、人が手をつけなければいつまでも保存される・・・というわけではなく、実は、努力しなければグチャグチャに入り組んだ街になるリスクを内包していたというのが当時の現実でした。

この田んぼや畑が無秩序に乱開発されることなく、整然とした都市核(visolaと周辺地域)を形成することができたのは、平成8年度、故・橋本卓市長の時代に事業化された萱野中央特定土地区画整理事業があったからです。そして、この萱野中央特定土地区画整理事業は、これを引き継いだ梶田功市長の時代、平成15年10月に完成を迎えます。

実際、当時の運輸省(現・国土交通省)からは「需要のない田畑地域に鉄道を早期に延伸する大儀がない。需要があってこそ延伸計画は進んでいく。受け皿づくりを考えてください。」と厳しく指摘されたという話も残っています。
こうした指摘を受けた故・橋本卓市長・梶田功市長は、地元の方々に理解を求めます。これに地元も呼応してくれました。
その結果、例えば、地権者の側(箕面新都心まちづくり協議会)が自ら地権者版「箕面新都心まちづくり基本計画」を作成して、「集客力のある商業施設を誘致する」といった枠組みをつくる努力も重ねられています。

こうして地権者が共同して“集客力のある商業施設”として誘致し完成したのが、カルフール(現・イオン)を含む「箕面マーケットパーク『visola』」
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ハコ型のショッピングセンターではなく、広々としたオープンエアーで緑豊かな都市核。オープン以来、平成16年:870万人→平成21年:960万人と、順調に来場者数を伸ばしています。
まさしく、住民参加の「箕面新都心まちづくり協議会」「箕面新都心生活デザイン検討委員会」などを中核に、故・橋本卓市長・梶田功市長の2代にわたって取り組まれてきたまちづくりのコンセプトが、色あせず今でも受け入れられている証と感じます。
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なお、同じく故・橋本卓市長時代の終わりに作成され、梶田功市長に引き継がれて発行となったのが「第4次箕面市総合計画」
このなかのリーディングプラン(重点項目)の1つが「箕面新都心の整備」(←萱野中央のこと)なのですが、同ページには関連プロジェクトとしてハッキリと「北大阪急行線の延伸構想」と明記されています。

そして、実際、この萱野中央特定土地区画整理事業のなかで、故・橋本卓市長・梶田功市長は、(visolaの民営駐車場も十分あるのに)わざわざ市営駐車場&かやの広場を、箕面市の所有地として確保します。
この土地(市営駐車場&広場)は、まさしく北急延伸のときに新設する「(仮)新箕面駅」と駅前ロータリーの予定地。・・・もちろん、この約10000平米の用地確保も地権者の協力あってこそ。
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10年後か20年後かわからずとも必ず実現させる鉄道延伸に備えて、広大な駅用地を確保する。このあたりからも、鉄道延伸計画に備え続けてきた歴代市長の一貫した姿勢をビンビン感じます。

その後を引き継いだのが藤沢純一市長の時代。前市政までに完了したハード整備を前提として、関係者との協議が進められます。そして、平成20年4月には、大阪府・箕面市・阪急電鉄・北大阪急行電鉄の4者で、鉄道延伸の事業化に向けて、国などの関係機関に対する調整を協力していく旨の覚書が締結され、ようやく今に至っています。

現在の僕は、こうした歴代市長の流れを引き継いで存在しています。まさしくリレーでバトンを渡していくが如く、着想から現実のまちづくりへ、それぞれの時代で役割を果たし、一つずつ積み重ねられて、やっと条件が整ってきたのが今です。
歴代市長へのリスペクトを胸に、これらの努力を引き継いだ身として、一気呵成に実現へのステップを踏んでいくこと。自分なりに納得した今となっては、この行動こそが、僕が諸先輩に対してお返しすることのできるすべてだと感じています。

北大阪急行の延伸(その9)〜市長に就任してから(上)”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 10:58 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年05月11日

北大阪急行の延伸(その7)〜歴代市長が繋ぐリレーのバトン(上)

さて、北大阪急行線の延伸。関われば関わるほど、これは歴代市長がリレーのようにつないできたプロジェクトだと実感します。

北急延伸については、最近になって急速に露出が増え、僕も声を大にしているせいか(稀にですが)僕が発案したプロジェクトかのように誤解してる人すらいます・・・が、もちろんそんなことはありません。
僕が、今、全力で勝負をかけることができているのは、歴代市長のそれぞれの時代での努力の積み重ねがあり、ちょうどそれらの“機”が熟してきたからです。せっかくですので、そんな振り返りもここでまとめておきたいと思います。

まず、いきなり遡りますが、僕が驚くのはなによりも国道423号「新御堂筋」。
今でこそ当たり前のように走ってますが、大阪万博に間に合うように開通したこの道は、当時のことを考えれば、常識的には千里中央あたりまでで十分だったはず。野山・田畑以外になにもなかった萱野の地まで、(たぶん当時にしてみれば)無茶苦茶な幅広さのあの道路をブチ抜くという発想。・・・聞けば、かつての大阪市長(関一さん)が都市計画の専門家(大学教授)であったことが、すべての始まり。
「都市計画」とは“100年先を見通してつくる計画”といいますが、この道が箕面の中東部のすべての発展の礎となったことは疑いようもありません。都市計画恐るべし・・・北急延伸の発想も、この新御堂筋がなければ絶対に生まれてこなかったことと思います。

この新御堂筋の存在を前提として、北急を(新御堂筋と同様に)萱野まで延伸しようと着想して方向づけたのは、故・黒山宣雄市長の時代。
昭和43年9月に策定された「箕面市総合計画」(箕面市にとって初めての“総合計画”)に、すでに「特に軌道の市域内延伸は、本市将来の発展に不可欠な要件」「北大阪急行電鉄株式会社・高速鉄道1号線榎阪駅から府道御堂筋線に沿って国道171号線との交点までの新設路線の延伸」との記述が。
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ちなみに、この昭和43年に策定された総合計画。先日、初めて目にしたのですが、驚くべきことに、現在の箕面市の都市構造の青写真がほとんど網羅され描かれています。40年以上の時を経て読んでもまったく古さを感じさせない計画。当時の箕面市政の先見性を感じ、改めて箕面市のスゴさを見せつけられた気がしました。

そして・・・まだこの頃は箕面市(だけ)が求めているにすぎなかった北急延伸構想を、正式に国の政策として位置づけ、“構想”から“計画”へと転化させて現実路線へ道をひいたのが故・中井武兵衞市長の時代。
昭和50年11月に策定された「新箕面市総合計画基本計画(原案)」(=第2次箕面市総合計画)には、「本市の将来の発展を考えるとき、北大阪急行及び阪急千里山線の延伸は不可欠」との記述が。ただ、この時点ではまだ「将来の課題」という構想レベルの扱い。
それが、この10年後、昭和61年に策定された「第3次箕面市総合計画」に、ついに「北大阪急行線や国道423号線(新御堂筋線)の延伸を促進する」と意思をもってハッキリ盛り込まれます。これが、おそらく正式な行政“計画”として鉄道延伸が掲載された一発目。
さらにその直後、平成元年、北急延伸が、初めて正式な運輸省(現:国土交通省)の運輸政策審議会答申に「整備に着手することが適当である区間」と位置づけられることとなりました。

ちなみにですが、今、箕面市が保有している貯金(基金)のほとんどは、この故・中井武兵衞市長の時代に積み立てられたもの。
北急延伸だけでなく、福祉施設・図書館・小中学校など、ときどきに必要とされた財政出動に箕面が対応してこれたのも、そして(本来あるべき姿ではありませんが)ここ数年の経常赤字に箕面市が(貯金を取り崩すことで)耐えてこられたのも、ひとえに故・中井武兵衞市長のおかげ・・・これを否定できる人は誰もいないと僕は思います。

ここから今の僕にバトンが渡ってくる間には、まだ3人の市長がいます。まだまだリレーは続きます・・・。

北急延伸その8“歴代市長が繋ぐリレーのバトン(下)”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 01:30 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月30日

箕面大瀧への滝道に「川床」が復活!

昨日、箕面大瀧へ続く滝道に「川床」が復活
まずは5月16日までの期間限定で5ヶ所の川床が展開しています。
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箕面には大昔に川床があったみたいです・・・白黒の写真しか残っていなくて、いつ頃だったのかよくわからないんですが(笑)、ともかくあったらしく記録が残ってます。
そのこともあってか、過去に何度も「川床やれないか?」という声がありました。ただ、そのたびに規制の壁に阻まれて実現には至らず・・・という繰り返し。以前、僕も料理屋のおっちゃんに「川床やりたいって昔から言ってるんだけど実現しないんだよー。」って話をされたことがありました。

そのハードル高かった川床が、ようやく実現できたのは、商業者・地元の皆さんの熱意と、国の規制緩和と、橋下徹知事率いる大阪府(本庁&池田土木事務所)の全面支援。そしてなにより箕面市役所職員の気合!・・・長時間にわたる関係者調整の奮闘はもとより、初日の昨日は市役所の地域創造部の職員は総出。本当におつかれさまでした。
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そのおかげもあってか、昨日のオープニングは最高の晴天で迎えることができました。朝方の雷雨にヒヤヒヤしましたが、10時過ぎにはウソのような晴れ。どうやら関係者のなかに強力な晴れオトコ・晴れオンナがいた模様。

昨日は、川床のオープニングにあわせて、箕面有馬電気軌道(阪急電鉄)開通100周年記念の鉄道ジオラマやヘッドマーク展示など、箕面駅前はたくさんの人出で賑わいました。
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橋下徹知事も登場し、箕面駅前でひとしきり吼えた(?)あと、滝道を歩いてあがって5ヶ所の川床を見てまわり、お昼も一緒に川床で食べました。
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いざ、川床に座ってくつろいでみると、「川のせせらぎって、こんなに大きかったっけ?」「箕面川ってこんなに広かったんだ」「お茶が美味しい」「これはビール飲まずにはいられない」と、最高の雰囲気、最高の出来栄えでした。
運営しているそれぞれのお店も腕によりをかけてサービスしてます。これはぜひたくさんの方に体験してほしい!
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お昼のあと、記者団に対して、知事いわく「打倒、貴船でいく!圧勝をめざす!」と。
ちなみに上機嫌だった知事は「箕面の滝道、予算つけますよ!」とも。こっちは話半分に聞いておきます(笑)。

ちなみに、(まだちょっと寒いので)すべてのお店がやっているわけではありませんが、昨日の僕は、実はこっそり晩も川床で。夜の雰囲気はこんな感じ(↓)。
新緑も素晴らしいですが、夜の澄んだ空気も最高でした。
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箕面の川床のご案内ページはコチラ
チラシや各店舗の予約案内・メニューなどもありますので、ぜひどうぞ。
期間限定ですので、たくさんの方に箕面を楽しんでいただければ幸いです!
posted by 倉田哲郎 at 23:53 | TrackBack(0) | 活動日誌

2010年04月27日

北大阪急行の延伸(その6)〜行財政改革と北急延伸は両立する?

ところで、北急延伸の財政負担が、たとえ学校2〜3校くらいという(現実的な)規模だといっても、「箕面市は財政キビシイんじゃないの?」という疑問もあろうかと思います。
この点については、まず、こちらを読んでいただきたいのです。

 ・箕面市の台所事情(H20決算を受けて)
 ・続・箕面市の台所事情(メタボ改善に向けて)


ここに書いたとおり、箕面市の最大にして唯一の財政課題は「経常赤字」。家庭でいえば「毎月の給料」よりも「毎月かかる生活費」がオーバーしてしまっていて、暮らしていくだけで赤字が出ている状態(ただし貯金があるので食いつないでいる)。
なお、この「毎月かかる生活費」のなかには、家庭に例えると、エアコンを買う、車を買う、家を買うなどの“特別の買い物”をするための臨時の支出は含まれていません。
つまり、なにか特別な買い物をするためでもなく、ただ単に「毎月かかる生活費」を賄うためだけに貯金を崩し、借金をする。・・・これが箕面市の財政課題です。まだ多少の貯金はありますが、毎年続くこの状態から脱却できなければ、5年後か、10年後か、いずれは貯金が尽き、借金は返済不能な規模となる。

本来あるべき姿は、(そもそも当たり前の話なんですが)「毎月かかる生活費」を「毎月の給料」の範囲に収めること。そして、その毎月の収支とは別に、将来にわたって役に立つような特別の買い物をするとき(臨時の支出)にだけ、基金(貯金)と借金(ローン)を含めて現実感を考えて(値段と効用をにらんで)判断するという姿。
(家庭では普通に行われているはずの)その当たり前の姿を取り戻そうと、各方面にお願いしながら急速に進めているのが「緊急プラン“ゼロ試案”」による行財政改革です。

なお、この「緊急プラン“ゼロ試案”」で多くの方にご協力をお願いした結果の最新のH22予算
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6年ぶりに経常赤字を脱して、ひとまず2年連続の経常黒字を達成&維持してます(詳しくはコチラ


つまり、「なぜ住民票の交付手数料までセコく見直す(200円→300円)くらいなのに、北急延伸の財政支出が可能なのか?」・・・それは、前者が「“毎月の生活費”を“毎月の給料”の範囲に収める話」であって、後者が「臨時の特別な買い物をするときに貯金と借金をみて現実感をにらんで判断する話」であって、判断のモノサシが違うからです。

もちろん、「臨時の買い物をしなければ、その分、貯金も残るし、借金する余裕もできるから、生活費を見直さなくても延命できるじゃないか!」・・・と言う人もいるかもしれません。でも、それはまさしく「延命」に過ぎません。その「延命」の原資は、先人がためた貯金と子どもたちの世代への借金。今を食いつなぐだけの「延命」は、今の世代の責任放棄にほかなりません。僕はそうすべきでないと思う。

やはり「生活費と給料のバランス」は当然のこととして均衡させる。それとは別に、臨時の支出は規模・将来への効用を考えて個別に判断する。この両者はそれぞれ峻別しなければいけないと考えます。
だから僕は、行財政改革と北急延伸の両方を、それぞれに(現実感を)判断したうえで、同時に進めています。

・・・一応、さらに言えばですが、仮に(逆に)北急延伸が頓挫して、その分の財政支出が不要になったとしても、行財政改革を止めて放置することは僕にはできません。大きな買い物をせず、貯金と借金に余裕ができるからといって、それで今を食いつなげばいいということではないからです。
今の世代の暮らしのツケは、今の世代で収める・・・それが子どもたちへの当たり前の責任と僕は考えます。

もっと言ってしまえばですが、今の世代が苦しいからといって、安易に、子どもたちの世代が活用する重要ツールへの投資を止めるというのもどうかと思います。
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今年100周年を迎える阪急箕面線。・・・100年前には野山&田畑だった箕面が、僕たちが住み、便利&心地よいと感じ、愛してやまない今の姿に至ったのは、1世紀にわたって箕面の街をカタチづくり、支えてきた阪急箕面線があったから。
道路とは比較にならないほど強力なスーパーインフラ「鉄道」・・・僕は、歯を食いしばってでも将来に残すに値するものだと感じます。

行財政改革も、北急延伸も、未来のための努力という意味では同じ。
どちらに対しても、今を生きる世代の責任を果たしたいと考えています。

北急延伸その7“歴代市長が繋ぐリレーのバトン(上)”に・・・つづく
posted by 倉田哲郎 at 00:12 | TrackBack(0) | 活動日誌
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